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Y染色体に夢中
最近、Y染色体に夢中です。
図書館でたまたま見つけた本が面白すぎて誰彼構わず、内容の話がしたくなってしまいます。
「Y」の悲劇
男たちが直面するY染色体消滅の真実
黒岩麻里
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Y染色体は人間の性別を決める遺伝子ですが、さまざまな理由で小さくなってしまって、対になるX染色体の半分くらいのサイズらしい。
このままどんどん小さくなったらそのうち無くなっちゃうかも。
そうなると男が生まれなくなっちゃうかもしれないのです。まぁ、実際にはそこまで単純な話ではないらしいですが。
そうなったらなったで、きっとなんかウルトラCな事が起こってなんとかなっちゃうのでしょう。実際、哺乳類でY染色体を失ってしまった種がいるのだそうです。
著者が長年研究しているトゲネズミはY染色体を持たず、オスもメスもX染色体一本しか持たないのですが、ちゃんとオスが生まれてくるのですって。
生物のオスメスの話は知れば知るほど奥が深くて面白いです。海の生物なんか環境要因でオスがメスに変わるものや、逆もあり、はたまた雌雄同体だったり、オスがメスに引っ付いてメスに吸収されちゃったり、(そんな無茶な!)って思うような話が満載です。
毎日家事の後に日本酒を飲みながらちょっとずつ読み進めていますが、面白いので読みながら馬鹿笑いしてしまい、やばい人になってしまう。
ていうか、精子と卵子の話めっちゃしたいんですけど。
「Y」の悲劇 男たちが直面するY染色体消滅の真実https://amzn.asia/d/7YTIzVb