見出し画像

前世の私は何したんだろう

「櫻庭露樹先生」が動画で言っていた衝撃的な言葉が忘れられません。

櫻庭大王は小さい頃、虐待を受けていたそうです。
この事実もかなり衝撃的ですし、それを平然と話す櫻庭大王の姿も衝撃でした。

櫻庭大王は斎藤一人さんのCDを聞いて、「前世で自分がしていたから、今生で同じことをされている」ということ知ったそうです。

櫻庭大王は高速道路を運転しながらCDを聞いていたそうですが、あまりの衝撃に路肩に車を停めてうずくまったそうです。

すとんと自分の中に落ちた、みたいなことを言っていました。

小学校時代の嫌がらせ

櫻庭大王の言葉を聞いて、私の頭の中や体の中がザワザワビリビリ。
何かが体中を這うような、言葉では言い表せない感覚が、瞬時に体を駆け巡りました。
そして思いました。

『あ~…私も彼らに同じことをしたのか』

私は小学校5年生から6年生まで、一部の男の子に嫌がらせを受けていました。
一部の男の子というのは、どちらかというと目立つタイプのヤンチャな男の子たちです。

とても辛い日々でした。
学校に行くのが嫌で嫌で、毎日休みたいと思っていました。

「学校休みたい」
この一言が言い出せないんですよね、喉のすぐそこまで出かかっているのに。

それを言ったら、お母さんが心配してしまうと思うと、言い出すことができずに、我慢して学校へ行っていましたね。

女の子の友達は、私が嫌がらせを受けていることを知りながらも、嫌がらせに加担することなく、普通に接してくれていました。
唯一の私の救いでした。

嫌がらせを受けていることが恥ずかしくて、友達に弱音を吐いたり、相談することはできませんでした。

恥ずかしいというよりは、友達が知らないフリをしてくれているから、自分も気付いていないフリをしていた気がします。

ある日、学校の帰り道で忘れ物に気付き、引き返しました。
教室の前まで来ると、声が聞こえてきます。

仲の良い女の子の友達と、嫌がらせをしてくる男の子が話していました。
はっきりと内容は覚えていませんが、私の話をして笑っていました。

とてもショックでした。
実は仲良くしてくれている友達も、男の子と一緒になって私を笑っていたのか、と傷つきましたね。

ああいうときって本当に息ができなくなって、頭が真っ白になり、立ちすくむしかないんですね。

嫌がらせを受けて泣いたことはありませんでしたが、その日は泣きました。
家まで我慢できずに、泣きながら歩きました。

私がいないところでは、あんなふうに笑っていても、仲良くしてくれているので、次の日からも何もなかったように過ごしました。

幸い、嫌がらせは中学校へ行くと同時になくなります。
思春期に入り、男の子の興味は可愛い子へとうつっていきました。

もともとの私

男の子から嫌がらせを受ける前の私は、男の子の方が気が合うようなヤンチャな女の子でした。

私が育ったのはちょっと特殊な環境で、その地域は子どもの数が少ないため、男の子も女の子も関係なく遊ぶことが普通でした。

どちらかというと運動神経がよく、体を動かして遊ぶのが好きで、野性的で男っぽい性格でしたから、ヤンチャで活発な男の子とは気が合いました。

大人になってから知ったのですが、そんな野生児の私を好きだった男の子もいるんだそうですよ。ウフ

私のトラウマ

野生児ヤンチャな私でしたが、小学校時代に嫌がらせを受けた経験から、ヤンチャな男の子と、ヤンチャな男の子の周りにいる女の子が怖くなりました。

特にヤンチャな男の子は怖すぎて、目を合わせるどころか、近づくこともできません。
もちろん話すなんて不可能です。

ヤンチャな男の子の周りにいる女の子は話しかけられれば話しますが、やはり怖いので内心ビビりまくりです。

とにかく目立ってはいけないという思いもあって、地味~な存在でいることを心がけていました。

私の青春

中学校に入ると「AくんとBちゃんが付き合ってるんだって」みたいな話がチラホラ出てきますよね。

私は恋愛にめちゃくちゃ疎くて、『付き合うってなに?』って感じだったんですけど、一緒に帰っている姿を見たりすると純粋に憧れました。

しかし憧れたところで、男の子が怖いので、私には無理です。
話すことはもちろん、近づくこともできないですから。

しかも中学生くらいって、ちょっとヤンチャだったり、活発で目立つ人がカッコイイじゃないですか。
私も例外なく、そういう男の子がタイプでした。

そうなると、もう完全に無理!

高校時代もこの調子で3年間終わりましたね。
カッコイイと思う人はたーくさんいましたけど、見てるだけ。

制服デート?
なんですかそれ?食べ物ですか?

…めっちゃ憧れます。

恋愛とは無縁の6年間を過ごしました。

めちゃくちゃ悔やまれました。
そして、恨みました。

あんな経験がなければ、私も男の子と普通に接することができたかもしれないのに…

あの男の子たちは覚えてもいないんだろうな…

前世でやっていた

大学生になると、私の過去を知る人もいなくなり、少し解放された気分になりました。

バイトを始め、必然的に男性と話す機会も生まれ、男性と接することもできるようになっていきました。

恋愛もできましたよ。

そして今は結婚もして、可愛い子どもが2人もいます。

小学校時代のあの経験を思い出すこともなくなっていましたし、嫌がらせをしてきた男の子たちへの恨みもなくなったと思っていました。

が、しかし!
櫻庭大王の言葉を聞いたときに思い出したんです。

小学生のときに受けていた嫌がらせを。
そして思いました。

『あ~…私も彼らに同じことをしたのか』

急に胸が苦しくなりましたね。
当時の辛さを思い出しました。

そして、思い出すことがなくなっていただけで、忘れてはいないことに気づきます。

今までもずっと傷ついたままだったんですよね。

だって、やっぱり男性が怖いもん。
なるべく近づかないように、一線を引くようにしてるもん。

気付かないフリをしていただけです。

久しぶりに、そのことで泣きました。

(私は前世でいったいどんな悪いことをしたのだろうか)
と思いましたが、考えても分かりません。

なんで私ばっかりこんな思いをしなければ…と思ったことがたくさんあります。

その答えが「前世でやっていた」なんですね。

深い…深すぎる…

「前世でやっていたから仕方ない」なんて思えるほど、器は大きくないのですが^^;

なんか腑に落ちたんですよね。

正しく生きる

今生でやったことが来世に影響するということが分かった私。
「こっわ~」
正直な感想です。

だって怖いじゃないですか。
胸を張れるような生き方をした自信がなさすぎて…

来世であの男の子たちに仕返ししませんように。
それは本気で思います。

連鎖が止まらない気がして。
連鎖ではなく、気持ちを理解するために経験する、ということな気もしますが。

もう、ここから正しく生きるしかない!と思います。

櫻庭大王の言う宇宙銀行の「コスモローン」を返済し、「コスモバンク」の残高をなるべく増やしましょう。

陰徳を積むのが、1番効果的だとか。

いいことしても人に自慢したら、チャラらしいですよ~。
お口はミッフィーにしましょう。

そういう点では、私はいいことをする自分を、人に見られるのが恥ずかしいので、向いているかもしれません。

ただ人に見られないようにいいことをするというのは、それだけチャンスも減るのでオススメはしません。

少しでも徳の高い人間になれますように。

過去完了形で。
徳の高い人間に近づきました、ありがとうございます!


P.S. 男性が怖いという潜在意識がなくなる方法、トラウマをなくす方法が見つかる日を待っています。






いいなと思ったら応援しよう!