【スプラトゥーン2】弱者男性ズンダのスプラ2辞典
二年ぐらい前にスプラ2の辞典をつくろうとしたことがある。
色んなことがあったのを「あいうえお順」にわけていきたかったのだ。
ところが私はスプラをムダにやっているだけで、無知なため発想の源が湧いてこない箇所もあり、完成に至らなかった。
スプラ3も出るし、このままではPCの塵芥になってしまうので片付けたくなり、今回noteに公開することにした。
スプラにおける記録は更新され続けているが、数年前にかいたものなのでご理解いただきたい。
あ
「あ」という文字は五十音表の冒頭に来る言葉だが、
スプラ上での「あ」はプレイヤーが余ほどに間抜けな操作をした際に発音される。
例えばタチウオに於ける落下死やニューオートロに於ける水没死がそれに当たるだろう。
本人は意図しておらず、敵との交戦による焦りによって引き起こされる現象である。
ズンダ氏の放送に於いては三名「あ」という名前の人物がおり、非常に紛らわしい。
しかも三人ともyoutube上のアイコンがデフォルト表示なので、色の違いで見分けるしかない。識別ゲームをやらされている気分である。
余談だが、『走れメロス』で有名な太宰治は入水自殺を図ったといわれているが、実は死ぬ気はなかったのではないかという説もあり、その場合、太宰も死の淵に立って「あ」と発していたのかもしれない。
い イカ
課金しなければ誰もがイカを操作せざるを得ないのがスプラトゥーンというゲームである。
愛らしい容姿をしており、特にツインテールのイカを使う人が多い。
それまでイカといったら、「烏賊」という宛字が難しいとか、寿司でイカを頼むと安あがりで済むとか、イカは黒い墨を出すんだなとか、そういったことしか浮かばない人たちが多かったはずである。
ところが、今では「イカ」と聞けば「スプラトゥーン」を思い浮かべる人たちがいる。
この心象を根本から変えてしまったことに任天堂の偉大さを感じてしまう。
ちなみにキッズ達に述べておくが、寿司屋でイカを注文してもツインテールのイカが出てくるわけではないので、この場でしっかり啓蒙しておく。
ズンダ氏はイカの容姿に関しては割と大様で、何を着ていようが何の髪型だろうが正直、どうでもいい。
むしろ試合中なのでこざっぱりとした髪型の方が動きやすかろうと考え、ボウズ頭にしている。
しかし、ズンダ氏の年齢を考慮すると、そろそろ胡麻塩頭のイカを用意して欲しいところである。
付け加えておくと、イカの容姿を弄ったからといって性能が変わるわけではないので諸氏には注意してもらいたい。
う ウニのダウニー
このゲームは、ウニを擬人化したダウニーというダジャレに因んだ名前のウニに栄螺を与えることで望んだギアを構築できる。
彼はこちらが栄螺を与えることでギアをクリーニングしたり、付け加えたりしてくれる。
ウニがサザエをどうしようというのか。
疑問にしてはならぬ疑問である。
フェスの機会がなくなった今、サザエは貴重な天然資源物であり、需要が供給を完全に上まわっている状態でのスプラ2の世界で、サザエが高騰し、ハイパーインフレとやらが起こっていることはいうまでもない。
一時期の日本でいうところのマスクみたいなものである。
数々のプレイヤーがギアを作るためにアサリを集め、彼に献上しなければならない。
容赦なくアサリを奪おうとするウニに対して憤懣やるかたないプレイヤーが多く存在する。
が、ウニは我関せずというふうである。
カモメはウニを丸呑みして食べるので、恨み骨髄に徹したプレイヤーに拐かされて、マンタマリア号にだけは連れて行かれるな、と忠告しておきたい。
え XP
スプラプレイヤーを狂わせるウデマエレートのこと。
或る者はレートのためにスナイプを頼み、或る者は人の放送に来てレート捏造をする。
「浜の真砂は尽くるとも世にXP捏造は尽きまじ」といわれる(?)所以である。
高いレート帯になればなるほど、実生活を犠牲にし、ゲームに没頭せざるを得ない。
彼らにとってXPは犠牲の勲章であると同時に、架空世界に於ける豊かさを表す指標となっており、ハイブランドのバッグや財布などを振りかざす虚無的な心理に似ている。
ただ、これはあくまで【実生活を犠牲】にしているという前提での話である。
元から犠牲にするような生活がないのであらばXPこそが彼らにとり実生活であり、至上な価値をもっているのかもしれない。
だとすれば、あそこまで必死になるのも頷けるといえよう。
え エイム
スプラ2は「エイム」か「立ち回りか」という議論が鉄火場の如く起こる。
勿論、どちらも持っているのが一流プレイヤーの証である。
しかしここでいいたいことは、正しいのはどちらかと言うことではない。
純粋にウデマエが高い人は「エイム」がいいという私見を披瀝させて頂きたい。
一流達のいう「俺、エイムないんだよね」は下々のプレイヤーからいわせてもらえば嘘である。
明らかにウデマエが低い人たちよりも「エイム」はいい。
これはちょっとでも彼らが自分より下手な人たちのエイムをみれば一目瞭然であろう。
いや、私ですら彼らと凡夫とを比較すると直ぐに気づいてしまうぐらいなのだ。
もし一流と凡夫とが同じようにみえているのであれば彼らの技量を疑うぐらいである。
例「S+帯でも俺らとエイム変わらないよ」
お OKライン
Xよりも前のウデマエにはOKラインといわれる指標がある。
ここに到達する前に負けてしまうとウデマエが下がってしまう。
特にウデマエS+0~S+3ぐらいまでが鬼門である。
ここを抜けてS+4あたりになると、三回ほど勝てばOKラインに到達する。
酷寒の山に登る登山家が山小屋で休憩した気持ちとはたぶんOKラインまでいったプレイヤーと同様である。
OKラインへいけるかいけないかという状態でヒビが二本入り、あと一回負ければウデマエが落ちる当落線上にいるという事態は、並のプレイヤーなら誰でも経験したことがある。
心悸亢進が已まない。
中年以上のプレイヤーには気をつけてもらいたい。
逆にOKラインへ進めた喜びで、ポックリ逝ってしまう人もいるかもしれないが。
お
オーバーフロッシャー
ご存じズンダ氏の愛用武器オーバーフロッシャー。
スプラ2の中でも屈指の独自性を誇るネタ武器。
C-からSまでならばその射程の長さと塗りの強さも相俟って、入門者でも楽に敵を倒すことができる簡便な武器である。
しかし、上限は低くS+帯あたりから徐々に武器の限界を感じさせるようになり、手練の技がなければ他の武器に圧倒されてしまう。
ただし通常のFPS系のゲームではこういった武器は生まれていないことから、スプラ2に於いてイカ研が独創性のある特殊な武器を開発したといってもよいだろう。
スプラ甲子園の壇上で糾弾されてしまったために数回に渡りとてつもなく弱体化され、その後、アップデートで一切触れられることがなくなった。
これは甲子園の壇上で叫べば、特定の武器を強化あるいは弱体化できるということであり、悪い前例を作ってしまった。
暴力革命を容認してしまったようなものだからだ。
正直言って、オーバーフロッシャーよりも遙かに強い武器が数多くあったのにもかかわらず、オーバーフロッシャーだけを蛇蝎の如く憎んだのは、先見の明がなかったと後の歴史が証明している。
【傘やキャンプやマニュコラやクーゲル。メイン性能が入ってからのプライムやデュアカスや竹】よりもこの頃のオバフロのほうが強かったといえる人はどのくらいいるのだろうか。
所詮、オバフロが強いという言説は三流プレイヤーの妄誕でしかなかったといえよう。
ズンダ氏曰く「全ての武器からメタられている」
か 神
スプラ2における神といえば、一流プレイヤーやガチマッチの運を左右するフォルトゥナなどが浮かぶだろうが、どれも間違っている。
神はイカ研究所と決まっている。
彼らの指先一つでこのゲームのあらゆる調整が行われており、理不尽極まりない弱体化を食らった場合、どんな強武器もその日から使い手が雲散霧消してしまう。
よって、我々は常に祈るしかない。
「自分の武器を強くしてくれ!」と。
き
狐さん
「どうも、XP3000の狐です」という挨拶と共になわばりプラベ中の【ズンダbook game channel】に突然現れた伝説の人。
彼の発言はコミュニティを一驚、いや、一笑させた。
XP3000のプレイヤーは数えるほどしかおらず、当時、閑古鳥が鳴いていたズンダチャンネルにそんな傑物が来ることはありえなかったので、直ぐさま嘘だとバレて、彼は全員の失笑を買った。
だが、彼のすごさはその「立つ鳥跡を濁さず」なところにある。
我々の反応に対して反論するわけでも、苛立つわけでもなく、パッと消え去り、その印象だけを残した。
通りすがりにあまりにも自分好みの女性がいることがあるだろう。
あんな感じだ。決して、はなしをかけることができるわけでもないが、心だけは強烈にひかれる。そんな女性。
キツネとは女の表象である。
そもそもなわばり中であり、XPなど誰も尋ねていなかったのにもかかわらず、唐突に書き込まれたこの一文の衝撃は今なお忘れがたい。
ズンダ氏の放送では彼の名が度々挙がることが多い。
その上、彼の衣鉢を継いだとおぼしき自称高レートXが未だに頻々と出現するので、そのたび毎に、狐の名前は思い出され、新参者達の間にもこの名が刻み込まれていくのである。
く
け ゲーム中毒
スプラトゥーン2をやってるとあまりにつまらないので、ぼそっと「つまらない」といってしまうことがある。
実際、このゲームを心底おもしろいと思っている人はどのぐらいいるのだろうか。
少なくとも私はこのゲームを面白いと感じたことが殆ど無い。
では、なぜ長時間かけてやっているのか。
それは私が放送主であることに加えて、ゲーム依存症になっているからである。
このスプラ2は中毒症状を引き起こすには本当によく出来たゲームである。
まず、ガチマッチの勝率が五割近辺になるよう設定されているため勝ったり負けたりを繰り返す。
そのため自分が上手くならなくても勝ててしまう。
更に上達したとしても関係なく負けるために何が正解なのかがわからないゲームなのだ。
よって、当人は何もしていなくても三次関数的な嬴輸の波に揉まれ、船に乗った気持ちでガチマの航海を味わうことができるのである。
これこそがこのゲームに填まり込んでしまう人間の心境なのだ。
私たちは何かを達成するために創意工夫、試行錯誤を繰り返しながら自身の能力を引き延ばしていく。
しかし、
こ
さ 才能
スプラに於いて最も重要な資質。この才能がないとウデマエを上げることは非常に難しい。ズンダ氏は「ゲームだから才能がなくてもウデマエが上がる」とナメた考えをもっている人間に肘鉄を食らわせるため執拗に述べることにしている。
人生に於いて才能の有無はいうまでもなく大きな影響を与えている。成長できるかできないかは偏に才能にかかわっている。
よって、エンジョイ勢ではなく、真面目にウデマエを上げたいけれども才能はない人はこのゲーム自体をやめたほうがよい。
というかやめない方がどうかしている。
ただし、それは本人次第であり、仮に続けたいのであればズンダチャンネルにおいて「ウデマエ別指導型プラベ」を開催することがあるので、参加したい方は奮って参加願いたい。
参加しても上達するかは別ですが……。
し 自慢
スプラプレイヤーにとってXPは自分の人生である。
このXPが他人より下回ると矜恃が傷つくらしく、過剰に反応する人々が数多いる。
やはりウデマエをそこまで上げるために人生をかけているのであろう。
しかしそんなことよりも問題なのはウデマエ詐欺である。
こればっかりは生放送時に適切な編成を弄る必要のある放送主にとっては見逃すことができない罪である。
また、プレイヤーの中には所謂「卑下の自慢」をやってくる人たちがいる。
「自分、弱いんで」ということに一つの誇りを抱いている人たちである。
あまり何回もいわれると同情票を得たいだけなのがバレてしまうので、一二回ほどに抑えておくことをお勧めする。
私ズンダは、これがチャンネルの芸風なので、止める気は一切無いことをお伝えしておく。
す ステージ選択
ウデマエXの人たちはステージを選ぶのは欠かすことの出来ないものだと理解している。
しかし、ウデマエがS+ぐらいまでだとレート帯を意識しないでゲームを進めて行ってしまう。
それゆえ、何処のステージでも勝つことが大事なんだ、と思いがちである。
が、これはズンダブログでも再三いっているが、ウデマエがどんなに低かろうが「その武器に於ける最高のステージを選ぶ」ことが勝つためには重要である。
例えばオーバーフロッシャーでニューオートロを選ぶとしよう。
すると、マップが広いためにオバフロの泡は当たりづらい。その上、網も多く泡が弾むことなく落ちて行ってしまう。
オバフロの煩さが出にくいステージなのである。
こういう何も出来ないステージを選ぶことはやめよう、ということをズンダ氏は口を酸っぱくして述べているのである。
たまに「苦手なステージを対策したい」といいだす人がいる。
しかし、苦手なステージを対策するよりも得意なステージだけで戦っていた方が早い。
こんなことも分からない人が、いったい何を対策するつもりなのかを教えてもらいたい。
「できないことをできるようにするよりも、出来ることを確実に出来ることの方が価値がある」と復唱し、冷静になってもらいたい。
効率の悪いことばかりしているから、いつまでもA+~S+0の往復をし、荏苒とした時間を過ごすハメになっているのだ。
す スクスプ
ズンダ氏はデュアルディスプレイではないために放送中は棒読みちゃんにコメントを読み上げてもらっている。
棒読みちゃんがXPを読むと「スクスプ」と発音するのでXPの読み方は「スクスプ」が正しいと誤認するようになってしまった。
例「どうも、スクスプ3000の狐です」
せ 戦犯
試合に於いて最も下手くそまたはある場面に於いて致命的なミスを犯してしまった人間のことを指す言葉。
自分に対して戦犯というよりも味方に対して吐くことのほうが多いことばである。
誰でも戦犯になることは有り得るので味方には寛容でありたいものだが、ガチマッチは慈母ですら夜叉に変えてしまうので、寛容であるべきという当為は何の意味もない。
たまに自分が戦犯であるにもかかわらず、それに気がつかないで「こいつ戦犯!」という人がいるが、それはもう戦犯ではなく、滑稽千万である。
そ 即抜け
私ズンダは一週間に四五回ほどプラベを開いている。
よくやられることがある。
「即抜け」である。
これはプラベに入ってきた人が一試合か二試合で急に抜けることを意味する。
私の放送はX帯2400~2600辺りが中心になっているためX底辺までだとボコボコにやられてしまう。
放送に来た人もここまで実力差があるとは思わないので、萎靡してしまうらしく、とつかわ抜けてしまうのである。
一言あって抜けるのならば構わないのだが、何も言われずに抜けられると印象が悪い。
しかも、「バッドボタン」を押してから去ることも多い。
立つ鳥跡を濁さずというが、スプラのプレイヤーは鳥以下が多いようだ。キツネをみならえ。
ちなみにやや賢い人になると、プラベをしばらく観察し、どの程度の人たちがいるのかをみてから入室を決める人たちがいる。
限られた時間を有用に使いたい人もいれば、自身の沽券を保ちたいという浅ましい考えの人までいる。
後者は「自分がプラベに入って、一番強いところを知らしめたい」というマウント癖のある人で、現実生活では付き合いたくない人である。
昔のゲームセンターでいうところの「ベガ立ち」や遊里の素見騒きに似ている。
Youtuberは自分の商品を人に見せて、買って貰うのを待つしかない。
放送とは一種の商売なのである。
ち 中学生
ズンダ氏は昔から中学生のことが嫌いである。
人生の中でもっとも中学生が精神的に荒れている時代だからである。
かつて心理学者のスタンリー・ホールは青年期のことを「疾風怒濤の時代」とよんだ。
科学的にもこの時代が最も精神不安定な時期であることが実証されている。
放送において、彼らは自己顕示欲が突出しており、少しでもコメントを拾われると犬畜生のように尻尾を振って、書き込みを始め出す。
犬なら可愛いからゆるされる面もあるが、何処の馬の骨か分からない中学生など気色が悪いだけである。
とち狂ってお友達にでもなったつもりらしい。
私はよりより「ここは日記帳ではない。」というが、話が通用しない人間がいる。
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