広告記事での対話はキャラ設定が重要
僕はフリーランスWeb広告ライターとして活動しています。
先日こんなツイートをしました。
広告記事の中で、会話するシーンって多いと思います。この対話で一番重要なのは、キャラ設定です。
その中でも演出方法は大事。ドラゴンボールで有名な鳥山先生も「新キャラを出す時は2人以上」とどこかで言われてました。
今回は僕が思う、広告に使う会話シーンのポイントを説明したいと思います。
✍️キャラ設定は説得力を増す
キャラ設定はなぜ大事なのか。それは「誰が何を言っているか」が重要だからです。
小学生が「仕事は辛いよね」と語る
ホームレスがmetaを語る
男子大学生が生理の辛さを語る
たとえまともなことを言っていても、言う人が誰かによって「お前が言うな!」となるわけです。
逆に権威のある人が発言すると、なんでも正しく、すごいことのように聞こえてしまうパワーがあるんですね。
これは悪用されることもあり、こんな実験があります。
めっちゃ怖くないですか?
この話に興味がある方はこちらをどうぞ↓
だからこそ、キャラ設定はとても重要。
✍️キャラに鋭さを持たせる
広告で使うキャラのポイントは鋭さです。
超有名大学出身、研究者
120kg→50kgダイエットした実績がある
モテるために婚活を男をウケを研究し尽くした
このような鋭さがあると、「話を聞いてみたい!」と思いますよね。
ポイントは、権威がある、失敗→成功の経験がある、尋常じゃない数の実験をしているというところです。
ちなみに以前、僕はこういうキャラ設定をしました。
これで一旦広告記事を作りあげたのですが、納品先の会社から修正依頼がきました。
その内容というのがこちら。
A子「最近私綺麗になったでしょ?♪」
↑こんな人はいません。
いやいやいやいやいやいやいやいや。
もちろん、その辺にいるようなタイプではないでしょう。しかし、1億人の中に1人はいるはず。
そして、これはフィクションなんですよ!!!!
ということを必死に説明しました。
これはただ肌を自慢してる女性ではないんです。
A子「最近私綺麗になったでしょ?♪」
という言葉、さらに画像があった場合にはたくさんの情報が含まれます。
実際に綺麗になっている
自慢したくなる(できる)くらい自信がある
綺麗な自分が好き
僕が演出したかったのはこのポイント。
結局、お客さんは化粧品で肌が綺麗になりたいわけではなく、肌が綺麗になったことで自分に自信を持てることを求めているんです。
その実例が目の前にいるよ、というストーリーになります。
理論づけて正しいかどうかを判断していては売れない広告しかできません。正論は一旦置いておけばいいんです。(僕もわかってますし。)
ドラゴンボールを見て「サイヤ人なんていねえだろ」って言っても始まりませんよね。
広告はエンターテイメントです。
まとめ
今回は、広告に会話シーンを使うときのポイントを解説しました。
何よりもキャラ設定。そして、そのキャラが何をいうかが重要ですね。もちろん、現実にいないような性格のキャラができることもあるでしょう。
正論ばっか言っててもしゃーないよ。
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また次のnoteでお会いしましょう。