川辺 -揺れる水面-

画像1 カモがこちらの気配に気づいて、時々水に潜ったり、息継ぎをしたりしながら少しずつ川辺から距離をとっていく。カモは他人に気を遣ったりせず、自分の心地よい環境へ忖度なしに移動する。
画像2 日常のなかに幸せを見つけるとしたら、植物が枯れゆく冬の始まりに、色鮮やかな草花を見つけたことも入るのだろう。散歩は、日々の中に小さな発見を見つける練習のようなものだ。日々は、己の主観で色合いが変わる。
画像3 あの川の向こうに知らない世界が広がっているとしたら、行ってみたくなるが私の本能。早く体という檻から出て、心だけでもそちら側に行ってみたい。
画像4 どんなに暗い世界でも、必ず光はある。あの太陽が沈んだら、また明日には昇ってくる。日々はその繰り返しであり、人生もまた然り。今暗いからといって、ずっとその暗さが続くわけではない。明るい日も、同じことが言える。

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