見出し画像

【休職日記】突然休職した社員のその後#31


休職に入る前の私は、仕事上の目標がなくなってしまい、
労働環境が悪化してしまったことも重なり、
職場にいる意味がわからなくなりました。


じゃあ、転職?複業スタイルに切り替え?移住?
それともやっぱり復職?



ありがたいことに、たくさんの選択肢が私の前にあり。
時間があるのでたくさん検討しました。



そもそも、私のやりたいことってなんだろうとか。
どんな10年後を過ごしていたいのだろうとか。


色々な角度から考えてみました。


しかし、ふと思ったのです。
そもそも私、直近の職場で何が無理だったの?と。


色々あったけど、一番無理ぃぃ!だったのが、
環境から受ける影響でした。

同僚が不満や愚痴で盛り上がっている。
常に目の前のタスクに追われているのに、
その同僚の話声が気になって集中できない。
作業効率が落ちてしまい、時間内に仕事が終わらないので、
他の人に頼んで作業時間を作ってもらうよう協力を依頼するも、
白い目で見てくる人がいる。
残業すると、上司に怒られる。
おまけに軋轢が強くて孤立しがちだし、業務も締切だらけで心の余裕がないのに現場にも入らなきゃいけないし、精神的に参リマスタ。パソコンの前にいる私には誰も話しかけないでください。お願いします。

あの日のずっこ


要は、作業環境が自分にとって悪かったんです。



特に話し声については私が同僚たちに静かにしてとお願いをすればよかったのですが、チキって言えませんでした><(泣)

一言、勇気を出して言えばよかったんですけど、
言えない気持ちを消化できずモヤモヤとストレスを貯め続けました。


そしてこんな考えが浮かんできます。


「私、人より音に敏感だし、マルチタスクが苦手だから話し声が気になっちゃって作業に集中できないんだろうな…。私にとって、会社で誰かと同じ空間で仕事するのは、厳しいのかも。働きやすい環境が欲しい。やっぱフルリモートかな?フリーランス?仕事に集中して、生産性の高い仕事がしたい。そうだ、自分の特性について知ろう。きっとどこかにわたしにピッタリの仕事があるはずだわ。そして、自分にあった適職を探して、そしてそして向いてそうな専門職を色々お試ししてみて…」


ん?いや、待て待て。その前にやることがあった。


そもそもに戻りますが、同僚たちに直接言いづらいなら、上司から注意してもらうよう根気強くお願いするとか、その上司がダメならさらに上の上司に相談するとか、作業環境がどうしても無理ならば、別室やカフェで仕事をさせてもらうよう調整してもらえないかお願いするなど、辞める前に会社に相談してみても良いのではないか?転職とか私の働き方改革は、その後でも良いのではないか?まだやれることがあるはずだ!!!!!私が変に自信をなくす必要はない。


努力をしないで、会社をあっさりやめることは私にはできませんでした。多分、こういう問題はどこいってもある。働きかけてもダメならば、きっと迷いなく私は辞めるだろう。本当にこのまま会社を辞めていいのか?と迷っていたのはこれが原因だったのかな。


コミュニケーションが原因で自分に自信を無くし、自分にあった職場環境を探すのは大変です。なぜなら、自分を癒すことにも新しい環境を見つけるにも、膨大なエネルギーも時間も努力も必要だからです。

広大な海の中から、自分の居場所を見つけようとする感覚と似ています。


かといってその環境で仕事をし続けるのも超キツいですけどね。


今は仕事の選択肢で溢れている時代なので、ついつい目先の良さそうな選択肢に目を奪われて足元を見るのを忘れてしまいそうになります。
発達障害や精神医学の知識も、研究が進んでインターネットで情報がすぐに手に入るので、自分を責めることが癖になりかけてる私はそういった側面から自信をなくしやすくなっていました。



おまけに休職期間中、あれこれじっくり考えてみましたが結局、今すぐに叶えたいライフスタイル像もないし、壮大な夢もありませんでした。むしろ、安心して落ち着いて働ける労働環境を見つけることが今やりたいことでした。


なので、会社に相談してみて、「ナンカチガウナ、コノカイシャ」となってしまったなら、他の手段を考えることに集中するような気がします。


旅もクリエイティブも、自分の生活がしっかり作れている実感がないと楽しめないとわかった今、なんとなく次の行動の方向性は定まってきました。

一つ一つ、目の前の可能性を試しながら、またさらに次の行動を決めていきたいと思います。


ゆっくり、進めば良いのです。私。

いいなと思ったら応援しよう!