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【休職日記】突然休職した社員のその後#18

「いい手段が思いついた!」と思ったら、また見方が変わって遠ざかったり、嫌な考えや思いに囚われたときに、ハッとすることに出会ったり。


人生は一直線にはいきませんね。
そういうものか、と思いながら柔軟に生きていきたい。


自分の中には「こうあるべき」「こうあれば人生安泰」「耐えれば光が見えてくる」みたいな考え方があったりします。貧乏を回避し、幸せに生きていける方程式を持っているような感覚。でもその一方で「いや、確かにそうかもしれないんだけど、実際その考えが今の自分を幸せから遠ざけてない?」と内心思っていたりする。心では行きたい方向があるのに、別の考えが自分をすごく縛っているということってありませんか?


私の場合には、同じ組織でずっと働いていれば幸せになれる、という考えが当てはまります。


言葉だけで聞くと、「前時代的な考え!」って自分でも思うし、令和に置いてはそんなの幻想だよねって思うのです。「そんなことはない」と身を以て体感されている方も多いと思います。


だけど、私の組織は営利団体じゃない上に、ニーズが高いのでたぶん潰れる可能性が低い(笑)そういう組織って世の中にあるんですね。


だから、簡単に辞めない方がいいと頭では思っているのですが、
心では「この環境、もういいかな。」となっているのです。


そんな葛藤の中で聞いたのが、私の推し画家である田中マリナさんのお話でした。



マリナさんは2拠点居住を送る中で画家・イラストレーター として活躍されている方です。番組の中で、「ライフスタイルは成長とか環境、考えていることによって変化させていくのが自然な形なのかな」と語っています。


この言葉で、自分が環境を変えたいと思うのも自然なことだったんだと気付かされました。


貧乏を回避したい気持ちは強く、その気持ちも大切にしたいです。ですが、今までのライフスタイルをずっと続けていると自分の成長や変化のチャンスを逃すことにもなりかねない。それを黙って逃していると、自分を幸せから遠ざけることも頭ではわかっているんです。それもまた怖いことです。


何を変えるかは結果論なので、自分の心が「yes」という方に走っていって、行き着いたところでベストを尽くすスタイルで行ってみようかと思います。


生き方に正解はないので、そこが学校の世界と社会の世界の大きな違いであり、人生経験が浅い私にとっては難しいところのように感じます。




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