【休職日記】突然休職した社員のその後#26
休職してしばらく経ったある日、
「しばらく実家でのんびりしてきたら?」と
かかりつけ医は私に言ってくれました。
いや、ゆっくりできないわ!!!!(怒)
最近、誰とも喧嘩してないのに実家にいるとなんか疲れてるんです…
その正体は、おそらく共感疲労というやつだろうと踏んでいます。
共感疲労ってニュースなどから受けることもあるらしく、誰でもなることがあるようです。今の私の場合は両親のメンタル不調から来てます。
といいますのも、日常のふとした会話の中でも、嫌な人(身内)の話になったり、気になる行動があったりすると、愚痴や不満、怒りのオンパレードになってしまう「相当キテルネ」な状況が少なくとも25年は続いているのです。
長年に渡り、主に「相当キテルネ」になっちゃってるのが父、そしてそれを支えるのが母というわけです。
父のネガティブエネルギーは、もはや発電できるのではないかというくらい断続的に大きいもので、母は疲弊します。
その母の家庭内の立ち位置もハードなものがあり、結構サバイバルモードです。もはや母も「相当キテルネ」。
その母の愚痴や不安を私が聞くことになるわけで、状況を打破するために私を仲介者として使おうとすることもあります。これは私のメンタルにかなりきついので、断ってますけど。
つまり両親二人のネガティブ思考や困難な心情に無意識に共感したり、陰で色々愚痴を聞いたり、使われそうになったりするのがわかるので疲れてしまうのです。父の不機嫌に自分が過度に反応してしまう疲れもあります。
このままでは私のメンタルも「相当キテルネ」になってしまうので、
この状況をどうやって切り抜けようか考えました。
方策としては
①相手と自分の間に一線をひく
②自分がなんとかしようとしない
③自分が無理な時は、自分を優先する
④物理的に距離を空ける
⑤自分のご機嫌をとる
を考えてみました。
①②は相手が自分の両親という関係性だと結構難しいんですよね。
やっぱり親なので自分との境界があいまいになりやすいですし、「なんとかしなきゃ」と無意識に思ってしまいがちです。ですが、やはりここも気をしっかり持って自分と相手の間に一線引かねばと思います。
相手のネガティブに自分が飲み込まれてしまったら元も子もない、というやつです。そして相手をご機嫌にさせるために自分がここにいる訳ではないということも自覚しておきたい。
見捨てるとかではなく、できる範囲でやれることがあればやろう、という発想に切り替えた方がいい気がします。正直、話を聞くだけでももう嫌(笑)
③の考えにつながりますが、自分あっての人生ですので、誰かのためになりたいのなら自分をまず大切にしようということです。
どんなに親しい人でも、自分が無理な時は話を聞くことでも断っていいと思います。
④も効果的ですが、今は金欠なので、遠出はしません(泣)
例えば外に散歩に出かけたりカフェに行くことでもストレス軽減はできますね。田舎の冬は雪が降ったりアウトドアが難しかったりするので、リフレッシュ難しいですが。雪かきは汗がかけるのでおすすめです。
⑤はいわゆるマインドフルネスとかご自愛を指してます。
例えば、好きな飲み物をゆっくり作って飲んでみたり、好きな映画やアニメを見たり、体を動かしてみたり…です。
もっと小さなことで言えば、りんごジュースとオレンジジュースが冷蔵庫にあった時、「今オレンジジュースの値段高いからりんごジュースでいいや」と妥協せず、「私は今オレンジが飲みたい!オレンジにする」というように自分の声に従って選択をすることを指します。
自分の中の小さなわがままを通してあげるだけで、結構心が潤います。
他にも、心を健全に保つ方法として、愛する気持ちや感謝をする気持ちを持つことがストレス緩和につながるそうです。
人にポジティブな言葉をかけることの大切さを、水の氷結結晶の研究の立場から述べている著書もあります。
著者の江本勝さんは水を凍らせ、その氷結結晶を顕微鏡で観察をする過程で様々な音楽を聴かせたり、「ありがとう」「ばかやろう」などの文字を水に見せるなどの実験を行いました。中でも著者が一番心を惹かれたのは、「愛・感謝」の言葉を見せた結晶だったそうです。よい言葉をかけた水の氷結結晶は、きれいな結晶を結ぶという研究結果が出たそうです。
個人的な感想で言うと、言葉の意味でなく、音声や発音が影響して結晶が結ばれている可能性もあるのでは?という質問が浮かび半信半疑ですが、ユニークで面白い研究だと思います。
江本さんの研究で言えば、人間も70%は水でできているので、相手に対してはもちろん、自分に対しても優しい言葉をかけてあげることは大切かもと感じます。
落ち込んでしまう時って、ないものに目がむいてしまっている時が多くないですか?あるものに目をむけて感謝してみるだけで優しい気持ちになれそうですよね!
家族に疲れたら、
ぜひトライしてみてください!