2021年秋アニメ「takt op.Destiny」感想
いつもは各期アニメの感想をまとめた記事を投稿するんですが、このアニメの感想だけ無駄に長くなったので単独の記事としてアップしやす。
ってことで感想。
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まず音楽と演出と作画がかなり良かった。
MAPPA制作なだけあってバトルシーンも見応えがあり、毎話見るのが楽しみだった印象。
クラシック音楽がムジカートの名前になってるので、ちょいちょい挟まれる名前と同じ音楽が流れるシーンはありがちながらクソ熱かった。
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・運命の態度の変化
・アンナ、タクトが運命を受け入れるシーン
・レニーの最期
・タクトと運命の関係性
・ラストの告白シーン
など、熱いシーンがめちゃくちゃ多かったのも印象的。
特に運命を受け入れるシーンやタクトとの関係性はそのまんまストーリーの根幹に触れる部分なので、今思うと良いシーンだったなとしみじみ思う。
最終話のタクトの「音楽に救われた」発言の音楽の部分を「運命」に置き換えるとかなり心にくるものがある。
もちろん音楽自体にも救われてただろうけど、運命って存在もタクトに大きいな影響を与えてた気がする。
ラストの告白シーンは運命とコゼット、両方の気持ちだったのかなとも思う。
あの告白でコゼットは成仏→力を返すことでタクトが生き長らえると理解しました。
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ちなみに、アニメの補完がアニメ公式サイトのスペシャルページにあります。
地味に大事な内容なので読んでおくべき。
特に一番上にある「Der Wille zur Macht」はアニメのストーリーの補完として完璧。
最低でもこれだけは読んでほしい。
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アニメの補完を読むと、このアニメが愛を見つける物語だったと分かる。
コゼットはもともと知っていて、運命も見つけたとあるので、ラストの告白シーンも愛を見つけた結果と考えるとかなり感慨深い。
タクトが見つけた結果が最後のタクトの闘いにつながるので、「愛を見つける物語」としては完璧だったと思う。
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個人的に残念なのはゲームの販促アニメだった点。
メディアミックス作品だからアニメとかゲームとかで展開されてるんだけど、最終話の終わり方はもろ「続きはゲームで!」って感じで少し残念だった。
販促のせいで「良い最終回だった」とはならないのが唯一の欠点。
なぜかアンナが運命化してるしで意味わからんけどゲームやればわかるんかな。
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ちなみに、ゲーム公式サイトを確認すると主人公はタクトになってるのでアニメ後に復活するっぽい。
そんでアニメはゲームの前日譚になってたってことですね。なるほど。
ラスト付近の戦闘シーンで運命、巨人、ワルキューレをタクトが1人で指揮してたから「コイツ、ムジカート全員のコンダクターになれるんか?」と思ったんだけど、ゲームのキャラ説明を見る限りそうっぽい。
タクトはムジカート達を指揮できるみたいです。
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ゲーム関連で言うと、アニメの舞台は2047年でゲームの舞台は2067年。
アニメの20年後がゲームの舞台となっているので、その間ずっとコールドスリープしてたってことになるのかな。
ゲーム内でその20年の間に何があったのかも教えてくれるとありがたい。
どうやらゲームの舞台では黒夜隕鉄の襲来で人類は滅亡の危機にあるらしいので。
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ってことで、販促アニメだったけど、ソシャゲ派生のアニメとしては十分以上のクオリティだったと思う。
ソシャゲ原作のアニメってお粗末なことが多いので、それと比べると個人的にはかなり楽しめたアニメだった。
ただ、タクトと運命(コゼット)の関係性が良すぎて、運命化したアンナとの物語は楽しめるんか?という不安がある。
「takt op」としての物語は中途半端なまま終わったけど、タクトと運命(コゼット)の二人が愛を見つける物語としてはかなり良かったと思うので。
まぁゲームやってみないと分からんですね。
その肝心なゲームは未だに事前登録受付中で始まってすらいないんだけど、サービス開始したら触るだけ触ってみようかなって感じ。
ただ、サービス開始するころにtakt opに対する熱がどれくらい維持できているかがわからん。
絶対今年中にサービス開始した方が良かったと思う。
そんな感じでした。
僕はタクトと運命(コゼット)+アンナのストーリーがここで終わりだと思うと悲しくてしゃーないです。
久々に作品見終わった後の喪失感的なのを感じました。
そりでは。
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