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475杯目:長い物に巻かれる!が自分には無理だった話

突然ですが(笑)仕事にしてもボランティアにしてもスポーツにしても、何にしても、自分は先輩の言うことをよく聞いて協力する方だと思います。
良く言えば!?悪く言えば!?先輩に従順。上の人に従順。
そのように行動していると、自分が引っ張っていかなくちゃならない立場になった時、真っ先に次期リーダーとして声がかかりやすくなります(苦笑)
そりゃそうですよね。後継者を指名する先輩からしたら良い印象だと思うので。

虎視淡々とリーダーの後釜を狙っているのならそれはそれでやり方としてはアリかもしれない。
しかし、自分にはそんな欲が全くない。
手伝いながら、みんなで汗を流しているのが自分には合っています。

しかし、学生なら最高学年、社会人なら年功序列と、自分の能力の有無とは別の理由で、その上先輩からのイメージが良い!?自分にリーダーの話が回ってきてしまうのです。
会長だったり、部長だったり、〇〇長だったり・・・。
補助役として副〇〇まではやりますけど、長となると雲泥の差。
やっぱり正と副の差は、役職ひとつだけど大きい差です。
そこで、流れでどうしても受けざるを得ない状況にもなります。

今ではいくつか長を経験したので、自分のリーダーの形はできましたが、1番最初にリーダーという立場を受けた時はどうだったのかの話をします。

自分の性格は、リーダーについて従順に!?お手伝いをして、みんなと感動を共有する事で満足できる性格なので、争い事は好まないです。
とは言っても、複数人間がいれば、当然考え方も違うので、派閥的なものも生まれてきてしまいます。
リーダーというのは、そのグループの和を保つために決断もしなければなりません。

そうなった時、どのように考え行動するかをシミュレーションしてみました。
A型人間なので、すぐにそういうこと始まっちゃうんですよねー、悪い意味でf^_^;

まず最初に思ったのは、結局多数決の民主主義なので、自分の意見はともかく数の多い方の意見で動こうと思いました。
それが一番自分に負担が少なくて、それが一番グループ運営としてもベストとは言わないけどベターではないかと・・・。
いわゆる

『長い物に巻かれる』


しかし、悪いクセで!?さらに考えた。
自分の意見は無視して、ひたすら数の多い方の意見で動くという事は、結局自分も派閥の一員になるだけ。
その派閥の一員のようになってしまうと、リーダーとは名ばかりで、良く言われる実は影のリーダーが・・・。という世界になってしまいます。

影の権力者とか裏の権力者とか、実質的な権力者は・・・。
なんて話良く聞きますものね何処でも。
政治の世界でも真偽はともかく聞くしねf^_^;

かと言っても、少数派になってしまったメンバーもグループ内では動いてもらえなければ、グループとしては成り立ちません。
やはり人手は必要なのです。
そうすると、やはり少数派のメンバーにも話や意見を聞きながらやっていかなければなりません。

そうなった場合、一つの壁にぶつかりました。
それは自分の性格。
多数派の意見を尊重しながら進めていくとして、少数派の意見を聞けば、もちろん文句や愚痴は出てくるでしょう。
その時、自分はどのように対応すれば良いでしょう。
多数派にも良い顔をして、少数派にも良い顔をして、風見鶏のようにクルクルと向きを変える!?

しかし、多数派も少数派も同じグループの一員。
お互い顔を合わせて動かなければならないのだから、同じテーブルで話をする機会も出てきます。
その時、リーダーである自分がどのように振る舞えるか?
争い事が嫌いだし気弱で気が小さいので、自分を棚に上げて図々しく図太くその場を凌げるか?と考えた時、それは100%不可能!
自信を持って、そう言える!(笑)

そこで、自分のリーダー論が決まりました。
自分の意見をぶつける!
それが少数にしか受け入れられない意見だろうが。

あとは、自分を長として推薦した人の見る目がないから!とか、総会で承認したでしょ!とか、良い意味で切り替えました(笑笑)
あとは、自分の能力いっぱいに使って行動して、グループがまとまっていれば良い事だし、仕事の成果が出せれば良い事なので。
そう思ったら、急に気が楽になりました。

そして、今まで様々なリーダーでそのような考え方でやってきて、成功していると思います。

何故、そう思うか?
ただの自分勝手な自己満足?

そうではなくて、リーダーを辞めても、グループを抜けても、何十年経っていても、当時のメンバーと付き合いが続いているから・・・

#コラム #エッセイ #リーダー #リーダー論 #長 #纏める #長い物に巻かれる #リーダーシップ


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きひろ
貴重なお時間の中、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 駄文ながら一生懸命書かせていただいていますので、またいらしてください。

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