報告01_ 劉老師特別講習会/中国伝統武功協会演武会2024
12/8(日)は劉老師特別講習会&中国伝統武功協会の演武会でした!
学ぶことがとても多く、大変有意義な会でした!
下記、簡単な報告です!
一、劉老師 特別講習会
①「上げ」「下げ」
最初の講習内容は、ちょうど今、己の修行で取り組んでいる「上げ」「下げ」でした!
「上げ」「下げ」とは、、
・脚を肩幅ほど開き、静かに立つ。
・上げる:拳を握りつつ腕を上げ、丹田を境にして、頭は頂勁で気を引き上げ、脚は落地生根で地中に刺すように気を下げる。
・下げる:上げた拳を掌にして、上記の要求を踏まえて、下に刺す。
※「上げ」「下げ」の参考動画はこちら!(己のXより)
「意(識)」で気を上げたり下げたりする際、身体の各部位毎(脚、膝、腰、肩、腕、首、頭など)の、より細かい要求の説明がありましたが、すぐに出来る様なものではなく、一つ一つの要求を確認しながら、ゆっくり繰り返し繰り返し行って出来るようになるものだと感じました。
山は高い!
また、洪家拳では、禅を二種類に分けます。
・坐禅や站椿の様に、静止する「静の禅」。
・ゆっくり同じ動作を繰り返し行いながら、感覚を掴む「動の禅」。
どちらもバランスよく行うことが大事です!
②発勁
次は発勁についての内容でした。
発勁は、一方向ではなく全方位に爆発する気の力だと考えてます!
例えば、立勢で拳を打った時、前面だけに力が生じるのではなく、打った腕の左右、肩甲骨の後ろ、頭の上、脚の下に矢印が同時に飛んで行くイメージです。
このイメージは、劉老師が表された中国伝統武功協会のマークに集約されます。
自分も最初は、発勁を不思議な力みたいに考えていましたが、劉老師から発勁したしっぺをくらった時、めちゃくちゃ痛くて、痛みをこらえつつ「これが発勁か、、」と学びました、笑
上げ下げと同じく、発勁も一朝一夕で習得出来るようなものではなく、本当に生涯追い求め続けるものだと感じてます。
山はとても高い!!笑
ただ、劉老師との稽古時に、
・要求を聞き、
・見せてもらい、
・実際にくらうことで、
辿り着けるかどうかは別として、目指すべき方向性を指し示してもらえるのは大変ありがたいです!!
少しずつ登っていきます!
二、中国伝統武功協会 演武会
午後からは、演武会!
45種目に渡る拳種、器械の数々で、大変見ごたえがありました!
下記、一部内容の紹介です。
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・強壮健美気功法
・24式太極拳 ・42式太極拳
・陳式太極拳 ・楊式太極拳
・七星蟷螂拳 ・北少林拳
・酔拳
◾️洪家拳
・掌法、橋法 ・伏虎拳
・工字伏虎拳 ・虎鶴双形拳
・五形拳
◾️器械
・棍術 ・刀術
・剣術 ・旋風棍
・飛龍剣 ・扇子功
・形意三才剣 ・32式太極剣
・42式太極剣 ・48式太極剣
・52式功夫扇
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子供達の元気いっぱいの演武や、青年達の華やかで力強い演武、先輩方の重厚な演武など、日頃の練功を観させていただく、大変素晴らしい会でした!
※己の演武「虎鶴双形拳」の動画はこちら!(己のYouTubeより)
中でも、ゲストの清宮老師の形意三才剣、瀬戸老師の蟷螂拳、河田老師の演武、劉品正老師の七星蟷螂拙剛拳、主宰の劉湘穗老師の伏虎拳の演武は本当に素晴らしかったです!!
偉大な老師達のように、武術を知らない人でも演武を観た時に感動したり、心が動かせられるような、熱い演武が出来る様、日々の修行に取り組みます!!
本日も読んでいただき、ありがとうございました!!