ご飯炊きから学んだ、失敗は成長過程だと言うこと/022
「今日は、買い物して遅くなるからご飯を炊いといてくれる?」と 10歳の息子に頼んでみた。本人ができると言ってくれたので、任せることに。
以前、息子にお米の炊き方を教えてあげたのを思い出し、やらせてみようと思いお願いしたけど、上手にできるかなと心配になるのは母の仕事。
息子の夕飯リクエストは、オムライス。そのため、お米をたいておく必要があった。
私は、卵と鶏肉を買いに行き自宅に帰ると、ご飯が炊き上がっていた。
炊飯器の中身は確認していなかったが、夫も「ちゃんと洗って作っていたよ」と報告してくれたので、安心していた。
よし、夕飯作るぞー!と用意をして、鶏肉を炒め始めた。
次は、ご飯を入れよう。そう思って、炊飯器を開けるとなんだかお米が白い「あれ、なんだこのご飯は?」そう思って、息子に聞いてみると、理由がわかった。
お米はしっかりと洗った。だけど、水を基底の位置まで入れていなかったのだ。幸い、最後まで水を捨てずにたいたので、硬いけど食べられないほど芯は残っていなかったので、レスキューできた。
鶏肉の入ったフライパンに、炊き立てのご飯を入れて水を少し入れた。フライパンでもう少しご飯に火を通せば、なんとかなるかも。そう思ってやってみたらできた。なんとかなるもんだ。
この失敗から学んだこと。それは、できるという自信をもってやってみること。その失敗は、失敗ではなく成功への通り道なんだと言うこと。
大人になると、いろいろと言い訳をして行動しないことが多い。とにかくやってみて、失敗したらまたその失敗を改善していけばいいだけ。
息子から教わった感じがした。
「今回は、お水をいれ忘れたけど、次は2合までお水入れたら美味しいご飯ができるね」そう息子には伝えた。
成長過程を失敗と呼ぶのか、誰がそれを失敗と呼ぶのか、それは自分次第なのかなと思った出来事でもあった。
(更新チャレンジ22日目)
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