仕事に対する考え方の違い
皆さんは仕事が終わったときにどのような感情になるだろうか。
ハッピーで踊りたくなる人はいるだろうか。
私の仕事の一つである学校クリーナーの上司であるDamathさんは、
仕事終わりには必ず踊るくらいハッピーになるそうだ。
彼は30歳後半。外見も話し方も落ち着いていていつも冷静で時に陽気なトルコ人。
正直、決していい生活をしているわけではないのに、よくぞまあそんなにいつも陽気でいられるなと思った。(少なくとも私よりは確実にいい生活をしているが。。。)
そんな彼が、私に問うた。
「仕事が終わったらハッピーにならないのか君は?」
日本で働いていた頃の私だと、仕事終わりに飲みに行ったり友達に会うことが楽しみの一つであったが、当然財力と友人に乏しいいまの私にはオーストラリアではそのようなことができない。
きっとそんな私の心情が表情まで表れていたのだろう。仕事が終わっても表情が変わらないことが不思議だと彼は言っていた。
これまで、野球を通じて表情をなるべく表に出さない。
ポーカーフェイスで淡々とやるべきことをやる、をモットーとしてきた。
仕事では施工管理として、私が動揺したら下請け業者はもっと煽りを受けると思い、表情には出さないように努めてきた。
オンとオフをだいぶハッキリさせてきたつもりある。
しかし、今、それをひっくり返すときだと。
もっと喜怒哀楽を出さなくては、まず一人の人として信頼されなくなってしまう。
頭と表情が固い私にとっては難問だ。
そんな考えさせられる6月14日の金曜日だった。