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アカデミー賞を受賞したスポーツ映画/『チャレンジャーズ』公開記念

 『デューン 砂の惑星 PART2』のゼンデイヤちゃん、『ザ・クラウン』で若きチャールズを演じたジョシュ・オコナー、スピルバーグリメイク版の『ウエスト・サイド・ストーリー』で注目を浴びたマイク・ファイストと、旬の若手が出演することはもちろん、ルカ・グァダニーノ監督最新作ということもあり、今季最も期待している作品のひとつが今週末公開される『チャレンジャーズ』です。

 本来ならヴェネチアでのプレミアを経て、昨年公開されるはずだったのですが、ストライキの影響で公開が延期され、今年(2024年)公開となりました。

 北米では初登場一位となり、「デューン」の余韻もあり、ゼンデイヤちゃんのオスカー候補を期待する声があります。

 が、アカデミー賞のいくつかある定説の中で、「スポーツものは評価されにくい」というものがあります。(逆に伝記ものが人気など)

 とはいえアカデミー賞を受賞したスポーツ映画がないわけではありません。
 今回は『チャレンジャーズ』の公開を記念して、アカデミー賞を受賞したスポーツ映画を見ていきます。


作品賞

ミリオンダラー・ベイビー(2005年)

  女性ボクサーを描いた作品が一番新しい作品賞を獲ったスポーツ映画。
 でももう20年近く前。アカデミー賞はボクシング映画が大好き。

炎のランナー(1982年)

『ミリオンダラー・ベイビー』が作品賞を獲るまで、作品賞を獲ったスポーツ映画はこの『炎のランナー』が最新でした。
 映画は知らなくてもテーマ曲は世界中の人が知っているはず。

ロッキー(1977年)

 みんな大好き『ロッキー』は版権を持っているらしいAmazon MGMが予告編をYouTubeに載せてるくらいの人気。

監督賞

ミリオンダラー・ベイビー(2005年)

 クリント・イーストウッドが最後にアカデミー賞を受賞したのももう20年近く前!ビックリ!

ロッキー(1977年)

 『ロッキー』は監督賞も受賞したのに主演男優賞は穫れず。

主演男優賞

ドリームプラン(2022年)

 ウィル・スミスがクリス・ロックを殴った作品として有名な映画(違う)

レイジング・ブル(1981年)

 Amazon MGMはボクシング映画の版権を買い漁っているのかしら…。

主演女優賞

しあわせの隠れ場所(2010年)

 映画内でも言及されている問題が再燃して、やっぱり主人公は搾取してただけという疑惑が生じている本作。
 今なら「ホワイトナイト」と言われて、製作すらされないでしょうね、

ミリオンダラー・ベイビー(2005年)

 この作品でまたもヒラリー・スワンクに負けたアネット・ベニングは、今年のアカデミー賞にノミネートされるなど、いまも大活躍中。

助演男優賞

ザ・ファイター(2011年)

 また!ボクシング映画!

ミリオンダラー・ベイビー(2005年)

 仕事を選ばないモーガン・フリーマンはこの映画でようやくオスカー獲得。

助演女優賞

アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2019年)

 アリソン・ジャニーの演じたトーニャ・ハーディングのおかんは、映画だけ観るとギャグみたいな役ですが、実際の映像も残っている狂女。

ザ・ファイター(2011年)

 クリスチャン・ベールは、体重増減ばっかりして身体は大丈夫なんでしょうか。

ドキュメンタリー映画賞

フリーソロ(2020年)

 山は好きですが、鎖場すら苦手な自分はフリークライミングなんて狂気の沙汰です。

イカロス(2019年)

 ドキュメンタリーなのに、話が進むに連れサスペンスになっていくという驚愕のドキュメンタリー。

モハメド・アリ かけがえのない日々(1997年)

 やっぱりボクシング映画は人気

短編ドキュメンタリー映画賞

バスケの女王(2022年)

 近年短編ドキュメンタリー部門はNewYorkTimes配給の作品が強い。

スケボーが私を変える アフガニスタン 少女たちの挑戦(2021年)

 『マリウポリの20日間』しかり、NHKはドキュメンタリーをよく放送してくれています。

短編アニメーション賞

親愛なるバスケットボール(2019年)

 日本語字幕付きでYouTubeに上がってました!気づかなかった…。

音響賞

フォードvsフェラーリ(2021年)

 スポーツ映画なのか?とツッコミを入れられそうですが、F1自体はスポーツのはず…内容は技術的なことが主だけれども…。

編集賞

フォードvsフェラーリ(2021年)

 マット・デイモンはいつかオスカー獲ってほしいですね…。

レイジング・ブル(1981年)

 『レイジング・ブル』や『グッド・フェローズ』でオスカーを穫れず、獲ったのが『ディパーテッド』ってやっぱり納得できない。

ロッキー(1977年)

 『ロッキー』は編集賞も抑えていて、いかに出来の良い映画だったかがわかります。
 いまならもっと受賞してたでしょうね。

美術賞

天国から来たチャンピオン(1979年)

 これもスポーツ映画というよりファンタジーですが…なんせ数が少ないもので…。
 スポーツ映画というジャンルがいかに新しいかがよくわかります。

原案賞

チャンプ(1932年)

 今はなき原案賞受賞作。
 「脚色賞」じゃないの?と思われるかも知れませんが、脚色賞は別であったのです。

本日のドレス:ベッキー・G

 歌曲賞にノミネートされた『フレーミングホット!チートス物語』の"The Fire Inside"を披露したベッキー・G。

 御御足を披露するドレスはヴェラ・ワンだけどなんか下品…(★☆☆)

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アカデミー賞マニアのひと・デザイナー|ナッカ・ザッカーバーグ
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