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第77回英国アカデミー賞(BAFTA)予想【主要部門編】

 ちょうど1か月前に英国アカデミー賞(BAFTA)についての記事を書きました。

 本家アカデミー賞とどこが違うのかみたいなことを書いているのでよければ是非読んでみていただけると嬉しいです。

 そのBAFTA授賞式が日本時間でいうと明日2月19日(月)午前4時から開催されます!

 ということで、主要部門について予想します!(その他部門は授賞式開始までに…!)


作品賞

オッペンハイマー

 『落下の解剖学』と迷いましたが(昨年も『西部戦線異状なし』でドイツ語作品でした)、昨年勢いがあったエブエブと比べ、白人オールキャストの作品ですし、DGA受賞のクリストファー・ノーランの勢いを踏まえて。

監督賞

×:チャンスなし

クリストファー・ノーラン

 コレばっかりは疑いようなし。

主演女優賞

○:対抗、△:大穴、×:チャンスなし

エマ・ストーン

 ライバルのリリー・グラッドストーンがいないので、エマ・ストーン一択。
 けれど『落下の解剖学』を観ると、ザンドラ・ヒュラーの演技はものすごくて、これで賞が穫れないの…?と思ってしまう昨年の『TAR/ター』のケイト・ブランシェット級の演技です。逆転の可能性は、ある!

主演男優賞

キリアン・マーフィー

○:対抗、×:チャンスなし

 ここはアイルランド人のキリアン・マーフィーでしょう!

 もしここでポール・ジアマッティが獲ったら、もうオスカーは決まり。
 それはそれでめっちゃ嬉しい!

助演女優賞

◎:本命、△:大穴、×:チャンスなし

ザンドラ・ヒュラー

 BAFTAは昨年も独走状態だったキー・ホイ・クァンを抑えてバリー・コーガンが受賞するなど、正直めっちゃ白くなる傾向があります。

 『関心空間』は未見ですが、『落下の解剖学』を観ると相当すごいだろうなという予想があります。
 もしここで獲ったら主演女優賞の風向きが大分変わると思います。
(アカデミー賞には『落下の解剖学』で主演女優賞でのみノミネート。)

助演男優賞

○:対抗、×:チャンスなし

ロバート・ダウニー・ジュニア

 もうドラッグとSJPに依存していた彼のことは忘れたと思います。

 MCUシリーズを牽引、つまりハリウッドを牽引していた彼、そして演技力も確かな彼に間違いないでしょう。オスカーはすぐそこ!

本日の一曲

 メインはオリジナル楽曲じゃないというのもありますが、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされなかった『カラーパープル』。

 今日は『カラー・パープル』から唯一アカデミー賞にノミネートされたダニエル・ブルックスの舞台版"Hell No"をどうぞ。

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