【第96回アカデミー賞】ベストドレッサーランキング(〜21位)
「本日のドレス」と銘打って長らく続けてきたコーナーも本日で一旦区切り。
独断と偏見によるランキング形式で改めて振り返ってきましょう。
〜31位
【42位】キルスティン・ダンスト(★☆☆)
主演作『CIVIL WAR』が初登場1位となり、パートナーのジェシー・プレモンスはカンヌで男優賞を受賞するなど公私ともに絶好調。
一反もめんを想起させるドレスはグッチ。
【41位】エルサ・パタキー(★☆☆)
パートナーのクリス・ヘムズワースがヴィランを演じる『マッドマックス:フュリオサ』で、2役をこなす大活躍。
式のために鍛え上げたのはわかるけど、もっと違うアプローチがあったはず…。(ブランド不明)
【40位】フローレンス・ピュー(★☆☆)
『オッペンハイマー』、『DUNE 砂の惑星 PART2』と大作への出演が続くフローレンス・ピュー。
妙なショルダーが気になるドレスはデル・コア。
【39位】エミリー・ブラント(★☆☆)
『オッペンハイマー』でファン待望のオスカー候補に。プレゼンターまで務めるお膳立てがあったのに『フォールガイ』の興行成績は奮わず。
フローレンス・ピューと同じく何故か浮かせちゃったショルダーはスキャパレリ。
【38位】シャーリーズ・セロン(★☆☆)
「フュリオサ」の続投を希望していたというシャーリーズ・セロンが選んだのはクリスチャン・ディオール。
なんだろうだらしない雰囲気に見えてしまった。
【37位】ヴァネッサ・ハジェンズ(★☆☆)
今年の妊婦枠。ブランド不明のドレスは体系もあってかディバインを想像させてしまう。
【36位】ブリタニー・スノウ(★☆☆)
主演を務めた"Red White & Blue"が短編映画賞にノミネートされ、堂々のオスカーデビュー。
イエローのドレスは目を引くものの、胸元のデザインが残念。ブランドはモノ。
【35位】ジョディ・フォスター(★☆☆)
『ナイアド 〜その決意は海を越える〜』でひさびさにノミネート、ジョディ・フォスター。
小柄なのにどすこい感が出てしまった上、パープルの選択がババ臭くて残念。ブランドは今回多かったロエベ。
【34位】アネット・ベニング(★☆☆)
パンツルックは演じた役柄もあってか、選択としては悪くなかったと思うけれどガウンが変。
ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ。
【33位】ベッキー・G(★☆☆)
歌曲賞のパフォーマーとして出演、ベッキー・G。
御御足はキレイに見せられてるのに、バスト部分のデザインが微妙。ヴェラ・ワン。
【32位】ケイト・マッキノン(★☆☆)
『バービー』に出演したケイト・マッキノンは、『スキャンダル』でマーゴット・ロビーの相手役を務めてました。その縁だったのかしら…。
スチュワート・ワイツマンの黒のセットアップは悪くないけれど華やかさに欠ける。
【31位】メリッサ・マッカーシー(★☆☆)
プレゼンターを務めてたが結構スベってたメリッサ・マッカーシー。
『リトル・マーメイド』でヴィラン役に抜擢されるも、評価が伸びず。
ドレスはクリスチャン・シリアノ。
〜21位
【30位】アメリカ・フェレーラ(★☆☆)
『関心領域』のザンドラ・ヒュラー、『フェラーリ』のペネロペ・クルスを蹴落としてのノミネート、アメリカ・フェレーラ。ここまで頑張ってきた甲斐がありました。
『バービー』勢で唯一のピンクを着たものの、デザインが今ひとつ。アトリエ・ヴェルサーチ。
【29位】エヴァ・ロンゴリア(★☆☆)
『デスパレートな妻たち』からまさかの監督業に進出、エヴァ・ロンゴリア。
ブランドはタマラ・ラルフ。
【28位】ザンドラ・ヒュラー(★☆☆)
2023年は明らかに彼女の年でした。今後はハリウッドでの活躍も期待したいザンドラ・ヒュラーが選んだのはメゾン・スキャパレリ。
その特徴的なデザインは、カンヌでデミ・ムーアも選択。
【27位】オクタヴィア・スペンサー(★★☆)
『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』でオスカー獲得後、仕事が途切れないばかりか、2度のノミネートを獲得して順風満帆のオクタヴィア・スペンサーはタダシ・ショージが御用達。
毎度ありがとうございます。
【26位】ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(★★☆)
昨年の助演女優賞レースを総ナメにしたダヴァイン・ジョイ・ランドルフ。マーダーズ・イン・ビルディング」もよろしく。
ブランドはルイ・ヴィトン。
【25位】レジーナ・キング(★★☆)
監督業も順調、レジーナ・キング。
最近は俳優業を踏み台に監督業に進出する女優多し。それくらい女性が監督務めるのは難しい。
ブランドはアトリエ・ヴェルサーチ。
【24位】ミシェル・ヨー(★★☆)
エブエブで主演女優賞受賞後、オファーが耐えないミッシェル・ヨー。日本人女優も彼女に続きたい。
選んだドレスはバレンシアガ。自分の趣味じゃないけれど、個性的なデザインを上手く取り入れたドレスを選ぶのがうまい。
【23位】ダニエル・ブルックス(★★☆)
シーズン開幕当初は助演女優賞レースのトップコンテンダーだったダニエル・ブルックスも、作品評価が伸びず。
ドルチェ&ガッバーナ。
【22位】ジェニファー・ローレンス(★★☆)
背後のオスカー像と比べてもでかいのがわかるジェニファー・ローレンスが選んだのはクリスチャン・ディオール。
柄物はいないわけではないけど、数は少ないので良いですね。
【21位】ジェシカ・ラング(★★☆)
『ブルースカイ』で主演女優賞獲得済みのジェシカ・ラングは、テレビに舞台といまも大活躍中。
そんな彼女が選んだのはドルチェ&ガッバーナ。
【ほぼ毎日オスカー】ラスト・リペア・ショップ
第96回アカデミー賞受賞作で一番のオススメは、『オッペンハイマー』でも『関心領域』でもなく、短編ドキュメンタリー映画賞を受賞したこの作品。
ノミネートされたしな…と半ば消化試合的にジムでトレッドミルで走りながら観たら、めちゃくちゃ感動してしまって、感情がごたまぜになりました。
ディズニープラスで観られますので、『SHOGUN 将軍』目当てに加入した方は是非観てください。