金鉱の上に住う貧者アフガン人

中国ではアフガン人のことを「金鉱の上に横たわる貧者」と呼ぶ。

アメリカはアフガンで敗戦、敗北宣言:2021年8月17日
米国は、アフガニスタン大統領宮殿・記者会見で敗北宣言をしています。
アフガンから撤退する。歴史的な瞬間です。

アフガニスタンは地下資源が莫大にあるゆえに
過去ソ連とアメリカ軍が、アフガンの地下資源調査して
莫大な資源があると調査結果判明以降、
アメリカとソ連は、アフガニスタンに対して嫌がらせし、
地下資源採掘できる高度な技術支援をしなかった。
(参照:「レア RARE 希少金属の知っておきたい16話」:2016/3/10)
それゆえに、
アフガンは地下資源を使えず、最貧国になり、
米ソ代理戦争場所にずっとなり続けて来た。
アフガンは、その地下資源を使えば、結構豊かな国になれたのです。
米ソがアフガニスタン人に資源を使わせなかったゆえに最貧国です。

これが変わるわけです。
中国がアフガンのタリバンに経済協力
中国の狙いの一つにアフガンに眠る地下資源がある

しかし、
過去ずっと、米ソの共同嫌がらせ戦略により、
アフガン人は地下資源を全く使わせてもらえずに
その結果、アフガンは最貧国になったわけですから
中国の開発協力はアフガン人の生活向上のためには
+になるでしょう。

アフガンの地下資源埋蔵量(3兆$~)
鉄、クロム鉄鉱、銅、鉛、亜鉛、ニッケル、リチウム、ベリリウム、
金、銀、プラチナ、パラジウム、タルク、大理石、バライト、宝石および半宝石、塩、石炭、ウラン、石油、天然ガス」などが開発されないまま眠っている
地下資源分布図
アフガン最大級の銅鉱山を早くから中国が押さえていた
 実は銅鉱に関しては、2008年に中国冶金科工集団(中冶集団)と江西銅業集団が新たなコンソーシアム(共同事業体)を形成したとき、アフガニスタン政府はこのコンソーシアムがアフガニスタンの経済発展を後押ししてほしいと大きな期待を寄せていた。

◆アフガン最大の銅山であるメス・アイナク銅鉱山(Mes Aynak)
(世界で2番目に大きい未開発の銅鉱床)に関して、
アフガニスタン政府は中国に「2008年から、30年間の採掘権」を与えているが、
アフガンは紛争が多く開発はなかなか進まなかった。
(この紛争をあやつってるのは、アメリカ、ロシアです。過去ずっと
アフガンの地下資源を、アフガン人に使わせないようにしてきたメンバー)

米ソがなぜ、アフガンに地下資源開発協力を申し出なかったか。というと
資源略奪の布石のために。
アフガンに紛争を勃発させるために、タリバンなどに資金提供し
永遠に紛争を起こし続けて、アフガン人が資源開発をできなくする工作。

これやりつづけて、未来に欧米の資源メジャーの資源開発場所が減ってきたら
アフガン人一掃でもして
アフガンの地下資源は欧米人の手に渡る予定だったのでしょうか。

アメリカが長く続いたアフガンから敗戦撤退するということは
歴史的な大事件です。

すなわち、中国政府は、アフガニスタン人を救いながら
アフガンの地下資源採掘権を入手して
資源確保も完備した。になります。winwin関係。



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