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自分のビジネスを持ちたい30女の話。

大学1年生の時。
思ったより大学はつまらないなと思った。

やりたいことはこれだったのか。
心の底から楽しめていない。
そんなことを思いながら、所属サークルの飲み会に行き続けた。
好きな洋服を買って好きな友達と遊んだ。

行動力はある方で
行きたいと思った海外には行き続け
就職前に回った国は30か国近くにのぼる。

はと、気づいた。
海外に回り続けても私の望んだものは手に入らない。
そもそも、自分が何を望んでいるのかもわからない。

就職して身を粉にして働き続けた。
良い評価、昇進の話をもらったけど、素直に喜べなかった。
私が魂を傾けたいのはここじゃない。
自分は何を望んでいるんだろう。

この答えは挑戦し続けないと見つからないものだった。
私の持ちうる経験の中には魂を傾けたいことは転がっていない。

新しいことを始めたくて、SNS発信を始めて気づいた。
自分の紡ぐ言葉や世界観を通して、人の役に立ちたい。
そして、それで経済を回したい。

つまり、自分のビジネスを持ちたい願望に気づいた。
仕事の話をワクワクしながら話すことが好きだ。
仕事は社会との関わりを保ち、自分の存在価値を認めてくれる。
お金という証明を持って。
そんなものにずっと携わりたかった。

けど、敷かれたレールを出る勇気を持てなかった。
優等生でいることが好きだった。

いや、今も好きだ。
かわったのは私の中の優等生の定義で、
自分の好きなことをしてお金を稼ぎ、
経済的に自由になり、
人的資本は好きな仕事に傾けて、
社会資本は好きな人と、厳しい意見も受け入れながら。
そして、家族に還元する。友達と温かい時間を過ごす。

これが私の中の優等生となった。
そして目指す。
経済的にも時間的にも仕事的にも自由になる。
自分の魂が燃え尽きるまで。

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