ゲームは次世代メディアとなり、世界の問題を解決する
ゲームがコミュニケーション手段を変え、ひいては世界の問題を解決するという話。
ゲームの教育的効果について英語でDiscussionするときに参考にした資料。
英語難易度:中級
内容は面白いので興味があれば、英語でトライしてみてください。
実際に、オンライン英会話でこれを使用した方法を以下の記事で記載していますので、英語学習に興味がある方はチェックしてください。
サマリー
世界のゲーマーは平均的に14年以上のゲーム経験値があり、もはや生活の一部と言って良い。
性別とか、政党とか、国籍とか関係ない。お互いをわかり会える可能性があるんだ。
2008年の報告だと、ゲームプレーヤーの1/4は身体的に何らかの制限がある。そういった方のために、2018年にMicrosoftがXbox Adaptive Controller、2015年にソニーも対応したものをだした。
社会的な問題に対応するゲームが増えている。難民体験のゲームもでている。ゲームで使ったお金が難民対策に寄付される仕組みになっている。
Games for Change は実際に社会を変えるためにゲームをメディアのように使ったものだ。社会問題を学び、解決手段を持ち寄る。
Student Challenge はゲームづくりを学生に教える試みだ。ゲームの内容は社会的な問題に関わるもの。これを通して、学生は様々なことをまなび、最終的には広い視野をもった人間となり、多様性を学ぶことになる。ゲームは今後の自己表現のためのメディアとなっている。
ゲームの体験は、様々な違いを超えることができるものである。年々広がる、世界の細かい断絶感に対して、ゲームは一体感を構築するための重要な手段になる。
小学生の子をもつ親としての感想
非常に面白い記事でした。
ゲームのコミュニケーション可能性について、オンライン英語クラスで発言しようと思ったから選んだだけだったんですが、内容の深さに驚きました。
最も注目すべき点はゲームは次世代メディアとしての位置を確立するというポイントです。ゲームは楽しむものから自己表現の場に変わっているという主張です。
たしかに、楽しいものを作り出すという過程であれば、多少の困難、言葉が通じない、文化が合わないなども乗り越えられる可能性あるというのは実感できます。
また、ゲームで世の中を良くするというアプローチが流行っているということも注目ポイントです。私の専門にしている、医療においても、この流れは顕著でです。ポケモンGOも大きく見ればこのくくりに入ります。なにか健康問題があったときに、日常生活を楽しんでいたら改善していたという形になると素晴らしいです。実際、中国ではそういう論文も結構でてきています。
プログラミングは今後の必須スキルと言わざるをえません。この流れに乗るためには必須だからです。少なくとも、簡単な仕組みは理解しておく必要があるだろう。
今現在、子供とScratchでゲームづくりをしている。こういう基礎部分はサクッと終わらせて、世界で繋がれるように今から準備しておこう。
子供がいなかったら、こんな潮流知ることなかったのです。子供に感謝。