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日本最大の書店は何処?2022年版

コロナ禍のせいで行けていませんが、今年こそは行けることを願って日本の最大の書店をアップデート。
大型書店について、東京・大阪・名古屋の三大都市圏の最大規模の書店とそれに加えて、特定都区市内の札幌、仙台、横浜、京都、神戸、広島、福岡、北九州を比べます。

まずは東西、東京と大阪の最大規模の書店を抜粋すると

ジュンク堂書店 池袋本店(2000坪、約150万冊)が関東ナンバー1

丸善・ジュンク堂書店 梅田店 (2060坪、約200万冊)が関西ナンバー1

です。日本一の大きさは持ってまわって最後に発表します。

なお2022年の総冊数は公称表記の本数より少ないと思います。書店レイアウトがコロナ禍で滞在時間が減るなか平積みから帯紙やカバーが見えるよう本棚に並べてゆっくりしていますから当然です。1番見易い上から2段目、今まで5冊並べられたスペースに表紙カバー1冊ですから、これまでの公称から大幅削減していそうです。またカレンダー、筆記用具など文具の併設型もあり本数だけだと更に少ないかもしれません。
アマゾン不況で平積みしても返品するからなのか、そもそも新書、書き下ろしが減ったのかもしれませんが。

気を取り直しでランキングに戻ります。

東京:

地域というよりは徒歩圏内に複数あるとハシゴして両方見比べできるので、坪数や冊数を合算し駅ごとで考える読書中毒です。

池袋駅:ジュンク堂書店 池袋本店(2000坪、約150万冊)&三省堂書店  池袋本店(1000坪、約80万冊)のセットで伺う事が多いです。西武百貨店隣の三省堂書店は元々あったリブロという書店からの置き換わりです。

東京駅:八重洲ブックセンター:(1800坪、約150万冊)は、普段はエスカレーターなのですが、途中から階段しか無いため時間があるときはエレベーターで最上階まで上がって降りて来ます。JRを横切ってオアゾの丸善丸の内本店:(1750坪、約120万冊)とセットで伺う事が多いです。以前書いたように徒歩圏内だと金融関係の専門店や丸善日本橋店などまだまだ有りますが流石に時間との兼ね合いもあってマニアックすぎるので割愛します。

次点の新宿は高島屋の上の本屋さんだった紀伊國屋書店が潰れたので足が遠退いています。未だに外国の本は高階層に残っているらしいです。
あと、西新宿にあるブックファースト新宿店(1000坪、約90万冊)とアルタ側の紀伊國屋書店 新宿本店は有りますね。一階が工事中でレイアウトが変更されていましたので坪と本数は不明。これ徒歩圏内だと言いずらいけど年末に行きました。

大阪:

大阪駅:丸善・ジュンク堂書店 梅田店(2060坪、約200万冊)&大阪駅の紀伊国屋書店(900坪、約100万冊)のセットで伺う事が多いです。

丸善・ジュンク堂書店 梅田店 (2060坪 約200万冊)が冊数では最も大きな書店だと言えます。この徒歩圏内には甲乙つけがたい大型書店は数多くあるんですが、大阪だと一緒に行けるのは下記です。

阪急大阪駅1Fの紀伊国屋書店 平場 (900坪 約100万冊)や

紀伊国屋グランフロント店(1060坪 80万冊)、

西梅田駅まで歩くのが少し遠いですがジュンク堂書店 大阪本店(1200坪 80万冊)を周ります。

梅田蔦屋書店 ルクア イーレ9F 1,000坪、約20万冊。台湾の誠品書店をお手本にしたような円形の配置でした。キッチン用品を料理本の近くに置くなど、ライトなお客様を取り込もうとしています。

一駅の徒歩圏内を比較のためにまずはベンチマークとしておきます。

東京と大阪の大型書店をハシゴしたら、次は

名古屋の大型書店

名古屋も一時期住んでいたので準ホームタウンだったんですが最近行けてなくて今回調べた大型書店も全て行けていません。(勿論移動前や統合前、代替わり前には行っているんですがリニューアルオープン後が行けていないので楽しみが増えました。)何か出張を付けて行かねば!

丸善名古屋本店(1,474坪、約120万冊)

丸善名古屋栄店から移動して2015年にオープンしたんですね。ここが一番大きそうです。

三省堂書店名古屋本店(1,000坪、約80万冊)

2019年6月に、旧名古屋本店と髙島屋店が統合する形で誕生したそうです。

三省堂書店名古屋髙島屋店はよく行ってましたがタカシマヤ ゲートタワーモール8Fに移ったんですね。

ロフト名古屋店(名古屋市)は2020年2 月末で閉店しました。



特定都区市内の大型書店

旅行で行ったとき、奥様にぶつくさ言われながら行くのがその地域で一番?大きな書店です。大型書店巡りに行くのが、私の趣味です。地域色はその地域の現地本が多いぐらいで、それほど変わりは無いのですが、何故か足が向かいます。

ただし、大型書店の定義が坪面積なのか、蔵書数なのか、雰囲気のような主観的なものなのか色々秤がありますが、今回は私の主観で、実際に行った事がある大型書店で行かせて頂きます。

なお、もっと大きい大型書店があるよという話が有れば教えてください。いつか、なんとか伺います。それでは北から順に

札幌:

紀伊国屋書店札幌本店(1,300坪、約100万冊)

MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店(1,800坪、?)

仙台:

丸善 仙台アエル店(?、約50万冊)

喜久屋書店 仙台店(?、?)少なくとも東京大阪の大型店よりは小さいです。

惜しまれながらジュンク堂書店仙台TR店が7月18日に閉店してしまいました。2011年7月にオープンなのでホントに十年ですね。

ヤマダ電機LABI仙台の地下1階にある店舗は、売り場面積約1800平方メートル、取扱書籍数は約25万冊だったそうです。

行けていないので参考までにですが、広さ日本一はここか?というのが載っていました。

蔦屋書店仙台泉店(3,000坪、80万冊)

東北や関東は他にも色々行ったんですが、HPに坪や蔵書数が載っていなかったりしたので列記のみ。後日分かれば更新予定です。

横浜:ブックファースト横浜西口店(600坪、約40万冊)

ダイエー横浜西口店5階・6階にあります。

もともと「あおい書店」だったときに行った記憶があります。同等レベルの大型書店は各地に散らばっていますが、横浜で飛び抜けて大きな大型書店は無かったんですよね。

同じ神奈川県だと川崎駅のラゾーナ川崎プラザ1階にある丸善のラゾーナ川崎店や、朝早くに空いてて嬉しかった有隣堂 アトレ川崎店などもあります。駅直結のアトレ川崎4Fにあります。

京都:

丸善 京都本店(1,000坪、約100万冊)

京都市下京区のジュンク堂書店京都店(450坪、?)は2020年2月末で閉店し上記に統合?

大垣書店 イオンモールKYOTO店(1,000坪、約70万冊)

神戸:

ジュンク堂書店三宮店(1,500坪、約60万冊)

ジュンク堂書店 神戸さんちか店は2022年1月31日(月)をもって閉店し、ジュンク堂書店 三宮店・ジュンク堂書店 三宮駅前に統合するようです。

広島:

MARUZEN&ジュンク堂書店広島店(1,200坪、約120万冊)

天満屋広島八丁堀店にあるそうですが、昔の丸善 広島店(?、 約120万冊)へ学生時代に行った記憶がありました。いつの時代じゃ。。。

ジュンク堂書店 広島駅前店(?、約80万冊)広島駅前の福屋の10F

福岡:

ジュンク堂書店 福岡店(2,060坪B1〜4F、約140万冊 )天神駅徒歩2分

紀伊國屋書店 福岡本店(1,000坪 、約80万冊 )バスセンタービルの6F

いずれも数年前の旅行で行きました。キャナルシティ博多のMUJIの本屋もおしゃれでしたが最大規模の大型書店ではないですね。

北九州:はるか以前に行ったのですが記憶がありませんので、所在地のみ

喜久屋書店小倉店

福岡県北九州市小倉北区京町3-1-1 COLET/I

クエスト小倉本店

福岡県北九州市小倉北区馬借1-4-7

なお参考にさせて頂いたのは

大型書店の参考HP:

名古屋についてまとめられています

https://shokonoaruie.com/nagoya-megabookstore/

本のコラムで色々な土地の大型書店が載っています。

https://biz-book.me/column_detail.php?blog_id=54

北九州の情報が載っています。

https://book.geomedian.com/kitakyushu/service-bigbookshop/



<考察>

集めた中での最大の書店は、

面積だと宮城県仙台の

蔦屋書店仙台泉店(3,000坪、80万冊)

書籍数だと大阪

丸善・ジュンク堂書店 梅田店 (2060坪、約200万冊)

になります。

独自色を出している書店もあるので一概にここがベストと言うのは言えないのですが、

個人的な好みでは

ジュンク堂書店 池袋本店(2000坪、約150万冊)

のビジネス書の棚が好きです。新しい新刊から、定番、マイナーな本と

色々並んでいて、ウインドウショッピングのはずがいつも何か購入してしまいます。

昔の雑誌も購入できるので見ていると時系列データなのも魅力です。

ちなみに世界最大は、ここでも中国

深セン書城中心城(1万2705坪)だそうです。

以上


以下はいちユーザーの感想なのでまあこんなんもいるんだ程度で。

郊外に住んでいるので、こういうところに行くと「ハレ」の日でどうしてもウキウキしてしまいます。

ジュンク堂書店 池袋本店は講演会を行っているときの社会学の棚は少し騒がしいので、逆にそれぐらいが玉に瑕の良い書店だと思います。是非今後とも続けてください。2022年に行ったらコーヒーショップになったのか消えてました。

というのも、家の近くの書店も淘汰の波に勝てず、文房具を増やす縮小だけでなく、別の書店名に代替わり、あげくは撤退となっています。

通販は楽ですが、やはり中身を見て買いたいですし、

そもそも全く興味が無かった分野に合えるのは書店ならではです。

図書館で借りるのも、活字中毒なのでやってはいますが、メモを書いたり汚す作業は頭に残るので、是非勉強したい本は購入しています。そもそも専門書は置いてないことも多く高額なので並べて見てから買いたい貧乏性です。

最近は余りに本の場所が増えすぎて本棚が一杯になり面白かった所だけ切り貼りしてスクラップブックに置いたりしています。


大型書店の生き残る道と言うか、存在意義は、高額商品のお試し読み。

作家さんが来られるのでサイン本、

専門書の比べ読みと、その後の購入ぐらいしか思い浮かびませんが

大きな敷地を利用して、蔦屋書店も参考にしているという大分前に行った台湾の「誠品生活」のようなディスプレイ方法もひとつの方向でしょうか?日本にも出店しましたね。

今どきというか2021年らしいのは、八重洲ブックセンターにあった作家さんのインタビューや講演を録音してその限定サイトを封入特典としていたことです。

ちなみに凝った小型店にも良いところがあるんです。

「本に店員さんが線を引いたり、タブを付けたりして購入意欲をそそったり」

「セレクションした本のポップとかのコメントは読んでみようと思います」

と自分の好みに合ったポップを見つけたので、その方のおススメを時々買って読んでます。

また県庁所在地以外の郊外にもこれまでにあげた大きさにはおよばない中型書店の新店舗がところどころで進出して来ているのも嬉しいです。
ブックオフのようなリサイクルと併設型も見かけました。


本屋マップは他に、都内の書店面積が書かれた

というサイトもあります。
前回も書いた都内の本屋をまとめた本もありましたね。今回の記事タイトル画面の本です。

その中にも書かれている

三省堂書店 神保町本店や

MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店(1100坪)

とか、大きいのにしばらく行っていないと思ってよく考えたら何でだと思ったら、

書店2か所を廻って、結局Uターンして1件目で本を買うことを思い出し、

本好きな私は梯子したいんですね。書籍レイアウトの違いから流行り廃りや推しの存在を知ったり、定番ネタの存在や見逃しを防ぐ。

大型書店2件回って最適な本を探したという自己満足が欲しいのだと理解出来ました。

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