東京の大型書店巡り
2022年10月の平日、東京駅に行きましたが、八重洲ブックセンターは閉店前から残念です。
あのメインの一階にマンガを陳列してる。
何を提供したいのかポリシーも分からない配置。
少し前の配置転換からビジネス系の二階がガラチェンして違和感だらけで廻りづらい。閉店するならそのままで良かったのにね!
冊数を減らすために必要だったのかねぇ。
何より悲しかったのが理系の専門書コーナー
何も言わずこの空きスペースをみてください。
まあ、私の専門だけかもと裏に回り別の理系の棚をみると
最近よくある本の表紙並べでせめて基本書で埋めれば良いのに。
地下は百均だし、なんだか貧しくなったと実感します。
ここで買う気も失せたので駅の反対側にある
丸善オアゾへ、御口ならぬ本見直しです。
一階は日本全体では新刊が減ったかもしれませんが、
しっかり良書や基本書が並ぶ、
間違いがおきないセレクトは渋いです。
最新刊に並んで少し昔の2019年発刊もついで買いを狙ってか?ベストセラーの後継でのキャチャーなのか、最近よく見かけます。
コメント貰って新刊が減ったかもというか、棚を見ても余り驚きが無くて、オッサンになったからかと反省しています。
他の東京の大型書店
10月中旬ごろ土曜日大型書店巡り2弾として新宿改装中の紀伊國屋書店へ、変わらぬ日常、
めぼしい成果もなく足を棒にして帰宅。
それに対し10月初の土曜日大型書籍巡りは対照的でした。
池袋駅のジュンク堂書店池袋本店と三省堂書店いずれも読書の秋で大混雑、
レジ前には長蛇の列でした。
コロナ禍が過ぎてきた兆しです。
大型書店のここ数年の変化は、 新しく刊行される本自体、新書が減ったのか、平積みではなく、書棚へ表紙顔出し、いわゆる面陳列が増えたこと。
棚差しで背表紙魅せで七、八冊置けるところを一冊のみ
それも花形の2列潰して、推しを展示しています。
これ、私が日本人の平均年齢という被験者なので、これからもっと増えそうです。
余り視力に余裕ないので背表紙だけをシッカリ読むのは興味のある分野や、喰い付いたトピックのみ
それ以外は表紙を眺めながら気になると立ち止まる蛇行を繰り返すノミになりました。
そうなるとインパクト勝負、そりゃ表紙の下に推薦の顔写真が欲しいですよね。
自分の推しが推してるなら手にとってみようと思いますから。
また、初心者向けの古典的な本を平積みしたりメインに見ることが増えました。複数箇所陳列と呼ばれる1つの本をさまざまなコーナーで陳列する手法です。
読書たる絶対数が減る中、アマゾンなどインターネットで人気書は予約され販売初日に届くとなると、ドル箱は存在せず。
地道に分野への取っ掛かりを提案するようです。
ジュンク堂書店池袋本店の新しい取り組みは壁に写真を貼って
通路にその関連3冊程度を提案する。
タテゥー、入れ墨のインパクトからつい手に取りました。
下に書いた冊数は大幅に割引いて下さい。
棚差し換算かつ、手帳や文具など本以外の場所が増えました。
また併設施設のカフェも敷地内なので、参考値なのかも疑問ですよね。
また何度も聞いてますがアマゾンの倉庫にある本の在庫数は教えて貰えないので比較できません。
また、電子書籍、マンガは紙を超えたと聞きました。
ポチッとできますから、暇潰しに最適なんですよね
まとめ
本屋の閉店ラッシュも一段落していましたが、コロナ禍が終わり、何故か増えそうです。
八重洲ブックセンターが八重洲の再開発地区のために3月で閉店。先のリニューアルオープンでは店子になるため坪数激減のランク外へ。
素人目にもモチベーションが下がったのが分かったのが残念です。
三省堂書店 神保町本店」が建物をリニューアルするため、一時閉店してます。
閉店情報をあさると、
札幌弘栄堂書店パセオ西店
所在地:北海道札幌市北区北六条西4丁目3-1 JR札幌駅パセオ1F
2022年9月ごろ閉店。
紀伊国屋書店オーロラタウン店
所在地:北海道札幌市中央区大通西1-14-2
2022年8月ごろ閉店
ジュンク堂書店 京都店も2月末で閉店
ジュンク堂書店福岡店が今月、旧店舗から約500メートル離れた天神西通りの商業ビル内に開業した。旧店舗は約140万冊と九州では圧倒的な品ぞろえを誇ったが、新店舗は6割減の約55万冊に縮小。インターネット通販の台頭や若者の活字離れなど書店への逆風が続く中、どう顧客の支持を保つのか。大型書店の生き残り策を探った。
デパートの上の方に書店を置いてオヤジを確保し、奥様はゆっくり買い物という昭和平成の話は今は昔です。
活字中毒だったのに今ではスマホが手放せなくなり、大型本屋に行ってもハレの気分ではなく、ケの気分。昔から日本では非日常と日常をこう分けるそうです。
オッサンになると興味が薄れるというのは本当かも知れませんが、抗いたいですね!