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ケニア 約150万年前、異なる種の人類が隣り合わせで暮らしていたようです

アメリカAP通信
ケニアの湖畔に残された泥だらけの足跡は、約150万年前に私たちの初期の人類の祖先2人が近隣に住んでいたことを示しています


科学者たちは発掘された化石から、ホモ・エレクトスとパラントロプス・ボイセイと呼ばれる人類進化過程で絶滅した2つの系統が、トゥルカナ盆地でほぼ同時期に生息していたことを知っています。
足跡の化石には「実際の瞬間が保存されているのです」「驚くべき発見です」「彼らはおそらくお互いに会っただろうし、お互いがそこにいることを知っていただろうし、何らかの形で影響を与え合っただろう」と専門家は言います


ホモ・エレクトスは、現代人の歩き方と似た歩き方をしていたようだ。まずかかとで地面を蹴り、次に足の指の付け根とつま先で体重を転がして、再び地面を蹴り出すのだそうです
同じく直立歩行していたもう一方の種パラントロプス・ボイセイは、「これまで、どこでも見られたどんな動物とも違う動き方をしていた」ホモ・エレクトスや現代人に比べて親指の可動性が高かったそうです
我々の共通の霊長類の祖先は枝を掴むのに適した手足を持っていたと思われるが、時が経つにつれて人類の祖先の足は直立歩行を可能にするように進化したそうです。


異なる種の足跡の化石から、我々の共通の霊長類の祖先は枝を掴むのに適した手足を持っていたと思われるが、時が経つにつれて人類の祖先の足は直立歩行を可能にするように進化したといことがわかりました。
初期の人類は先史時代の泥だらけの斜面で歩くこと、走ること、つまずくこと、滑ることなどをさまざまな方法で学んだのかもしれません


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