息子の初恋
私の息子は現在2歳10ヶ月。
まだ明瞭に喋ることが出来ない。
そんな息子がはっきり喋れる言葉の一つに「K先生好きー!!」が、ある。
息子の初恋は、多分K先生だろう。
人間に対して明確に好き!という感情を表したのは、K先生が初めてだった。
K先生は去年の4月から保育園に来た先生だ。
声が大きくて、明るくて、よく笑う先生だな〜というのが第一印象。
コロナの影響もあって、マスクで顔もよくわからずろくな挨拶もしないまま、なんとなーく担任と保護者という関係が始まった。
実際、K先生は第一印象の通りめちゃくちゃ明るい先生だった。
朝7時半から「おっはようございまぁーーーす!!」とテンション高めに迎え入れてくれるし、何か子どもたちが面白いことをしたりすると、何それ面白いねぇ〜!!先生そういうの大好きだよーアッハッハッハ〜〜〜〜↑↑↑↑と爆笑している。
とにかくハイテンションで、朝弱い私は若干そのパワーに置いていかれることも度々あった。
塩対応のときもあってごめんなさい、K先生。
でも、その明るさに何度助けられたことか。
緊急事態宣言が出ても仕事があった私。一番労って心配してくれたのは、保育園の先生方だったかもしれない。
K先生はとにかくあったかい。
子どもだけじゃなくて、保護者もよく見ている。
最近お疲れ様気味ですか〜?とか、もしかして朝からカミナリ落とされました??とか。
命中率がすごい。
なんでわかるの。笑
連絡帳のコメント欄も事細かに書いてくれるタイプなので、息子の園での様子がよくわかって楽しかった。
前年度は保護者会もお遊戯会も運動会も、全て中止or保護者ナシで行ったので、園で息子がどんな風に遊び、取り組み、成長していったかがわかるのは本当にありがたかった。
くたくたになって帰ってきた時も「おかえりなさぁ〜い!お仕事お疲れ様です!」なんて自分も疲れているだろうに、ニコニコしながら迎えてくれた。
先生もお疲れ様です、ありがとうございます!!
そりゃ息子もベタ惚れするよ、K先生。
私も大好きだもん、K先生。
今年度、K先生は0歳児クラスになり、息子のいる2歳児クラスとは少し離れてしまった。
昨日は「K先生いなかった…」と、テンション低く帰ってきた息子。
今朝も「今日はさ、K先生いるかなぁ?」と私に聞いてきた息子。
K先生、うちの息子はご飯食べてる途中やオムツを替えている最中、歯磨きの直前にも唐突に「K先生好き〜」と言い出します。
貴女のような先生に一年間受け持ってもらって、息子は本当に幸せだなぁと思います。
願わくば、息子が卒園するまでこの保育園にK先生がずっといてくれたらなぁと思う。
きっとどの保育園にもK先生みたいな先生がいて、園児と保護者のハートを鷲掴みにしているのではないか。
そういう素敵な先生たちがいてくれるからこそ、我々は何の心配もせずに仕事に行ける。
ありがとう保育士さん。
ありがとう保育園。
ありがとうK先生。
こんなご時世ですが、どうかお体ご自愛下さい。そしてこれからも子どもたちをどうぞよろしくお願いします。
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