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中学生 海外留学への道その1 英語力ほぼゼロから現地の学校へ 

これは、記録として、また今後誰かの役に立つかもしれない気持ちで書き起こしました(学校や地域によって情報が若干違う箇所もあるかもですが、あくまでの我が家の経験話です)

不登校からはじまった

我が家の中3長男君、部活を引退後、以前から学校が面白くない、と言ってはいたが、さらに不登校が加速。私もその頃は基本ずっと家にいたので、悶々とした日々を過ごす。夏前くらいから、家にずっといるならいっそのこと留学でも行けばいいのに、との私の言葉に「英語は話せたらいいな」とちらっと反応はしていた。(ちなみに英語力は、会話力はほぼゼロ、The典型的な日本の中学英語のみです)

その後、家にずっと一緒にいるのも苦痛になった私がパート仕事に出ることになり多忙に。もう忘れたかな?と思った10月初め頃に、「俺、やっぱり留学行けない?」と言い始めて、あぁやっぱり興味はあるんだ、と。

よっしゃ、鉄は熱いうちに打て。
一番の問題はそうです、留学費用です(スモールスモール自由業の我が家の場合すごく・・)。
私の時代と違って、円安に海外の物価高、日本は若者が海外に行けない貧しい国に、、が、同時に留学経験者の私は、語学は若ければ若いほど早いのを痛いほど知っている、そして長男の場合は行きたい気持ちのあるときに動かないと、
で、とりあえず費用工面は後で考えるとして💧ここから、私の怒涛のスーパパワー炸裂の2か月が始まりました….

ひとまず情報収集。英語力ゼロ、海外経験はほぼ無しの中学生。

一応、私は、遥か遥か遠いその昔、大学2年でアメリカに2か月の短期留学→翌年、日本の大学を休学し、フィラデルフィアの大学に1年間の交換留学生として行った経験が。そしてその後 社会人6年目、会社から1年間ハワイでマーケティングの勉強を。(Hawaiianの家族との友情はその時から)
だから一応 留学経験者。

だけど、そもそも 中高生ってどうやって留学するの ???
当時私は大学生だったので、大学の情報センターや自分で調べた留学エージェントを使ったりしたけれど(その頃は郵送したり(笑)、あやしいおばさまお局的留学エージェントを頼ったりしながら、週2英会話教室に通って、TOEFLも何度も受けて英語力アップしてアメリカの大学に入った、だったけど、中高生については全く知らない。そもそも中学生って単独渡航できるの??っちんぷんかんぷん??・・だ。

とりあえず「中学生 留学 英語力無し」で検索 

すると、たくさんの留学エージェントのパッケージが、これでもかというくらい、いろいろヒットする。が、大体は春休み、夏休みなどの学校が長期休みのときの10日~2週間などが主流。(そりゃそうだ)
そのあと、念のため長期留学のページも見てみると、この時点(10月)では、翌年の9月入学~などの案内。
そうだった、そうだった、1年留学なら1年前、1か月留学なら半年前くらいな準備期間の感覚。 私もそれは、ん十年前とはいえ、自分で全部やったので、知っている。

ただ、長男君の場合、バイトも何もできずに、ただ家にいるこの中学までの間に行きたい(お互いに)ので、今からでも行けるところはないか必死に探す。

留学期間は?

彼の場合、希望は1年とかではなく、長くても2~3か月が限度らしい。
私も経験者なので、2週間じゃぁ全くただの体験だけで無意味、せめてスラスラ会話できるまでの英語力アップを考えると、本当は最低でも1年必要。(費用はさておき)

しかし、いや最初からそんな長期は無理、とのことw 中学生だもんね。完全な英語力アップというよりは、とりあえず少し体験してみたい、という気持ちが大きいらしい。 実は4月からは通信制高校に行くことも決まっているので、では2~3か月ということで、早く行ければ12月出発とかがあるといいね、と最初は。 しかし、一般中高生には季節外れ?過ぎて、全くいい留学プログラムは出てこない。

次に「不登校 中学生 15歳 留学」で searchしてみる。

すると、驚くことに 「不登校 専門留学エージェント」なるものが存在している! ニーズがあるんだろう、でも、とってもあやしいなー、と思いながらいろいろ調べてみると、確かにいい事ばかりが書いてあるものが多い中、とても真摯なエージェントを発見。

メリットにプラスして、”部屋から出てこない子には向きません”、”本人の意思では無く親が無理やり行かせてしまい、うまくいかずにすぐに帰国した子の例”、などというデメリットもきちんと書いてある。
そして日本の受け身教育に対する疑問、海外へのチャレンジの意味など、YouTubeやPPTのスライドできちんと公開している ↓

海外教育研究所(と言う名の民間エージェント)不登校からの留学

ただ、次に書く その2で述べますが、今回は結局は、エージェントを通さず、私が自分で全部手続きをやったので、ご縁は無かったのですが、もし小・中学生で考えている人がいれば、おすすめエージェントです。

渡航先選び・国えらび

15歳という年齢が微妙。単独渡航を希望

今回 調べていくうちにわかってきたのが、単独渡航が認められている年齢が国によって大きく違うこと。詳しくは割愛しますが、アメリカの語学学校などは16歳や18歳からが多く、15歳だと無くはないが数が少なく限られていました。
我が家は、親子留学や親が外国に住んで~はもちろんできないので、単独渡航が希望。
アメリカの場合、ローカル(現地)スクールは期間や英語力、費用の面でも難しく。
ただ、6歳の時に台湾に行った以来、海外どころか飛行機も乗ってない、パスポートも期限切れ(笑)、ひとりで大丈夫なのか??
「それは大丈夫」と親の心配をよそに、かなり肝が据わっている我が息子。

親しい友人のいるハワイは?セブ留学は?単独渡航は?

いろいろ検索しながら、同時に、私の第二の家族的なハワイアンの友人のいるハワイ(オアフ)もいいかも?と。連絡してみると、いつ来ても、長く滞在してもいいよと言ってくれた。そもそも大きなネックの留学費用の、ホームステイ代が少し助かるし、何よりまだ中学生。知り合いの家は大きな安心感がある。そうだね、ハワイにしようか!と。
But..いろいろ調べていくうちに・・壁にぶつかる。

ハワイ(アメリカ)の場合:

ハワイだと中高生の短期留学は、基本 語学学校の短期プログラムのみになる。現地の学校や教会のサマースクール(2週間など)的なものはあるが、ネイティブと一緒で英語力がそれなりにいる感じ。何よりSummerではなく、今行きたい。
また、ハワイ(アメリカ)の語学学校の単独は16歳や18歳以上がほとんどで、15歳で行けるところは1校のみ。しかしほぼ社会人向けで日本人率が高い。
・私が良いと思っている現地(ローカル)スクール(中高校)への留学は、基本数か月の1タームなどの短期受け入れはほぼ無く、短くても1年から(私が調べた範囲のみの情報ですが)。そして、もちろん円安も物価高もあり、費用がとんでも無く高い。そもそもInternational Student受け入れとしては私立の学校が多く(アメリカは18歳までは無料も多いかな?)、留学生の学費はそもそも1年で0が7つくらいな学校(円)がざら(きゃー)。

親がビザで滞在していれば、とかグリーンカードがあれば、とかいろいろあるだろうけど、とにかくうちには無理。

・そもそも、ローカルスクールは英語力の試験があり、ネイティブまでとは言えなくても、英語のテストをパスしないと入れない。(長男君はThe日本の中学英語だけ)

直接の学校のページも散々調べた結果、、うーん。私も勝手知ったるハワイ+現地に親戚のような友人家族がいるのはとても魅力的だが、ホノルルに学校は集中しているので、知り合いのHawaii Kaiからもバスで1時間近くかかるし、うちの子に合ういい学校が無い。で残念ながら今回はハワイは見送り

セブ島留学の場合 

円安で以前より高くなっているとはいえ、なんといっても、費用の面では魅力的。そして、中高生向けのいわゆる短期集中のボーディングスクール的な学校は何校もあり、寮も設備もプログラムも中高生向けに充実している。しかも1週間単位でいつでも入学できて滞在日数も選べる学校も多く、ちょうどいい。親としては、良い面も多く、こちらもいろいろ調べた。

ただ、結果としては:長男君には向かない。本人が却下(笑) 本人曰く;

・現地の人や文化と触れ合いたいのに、フィリピンだと治安が悪く、外出制限がある&現地の中学生とは全く触れ合いはない。
・スパルタ式とかセミスパルタ式とか軍隊みたいで厳しそう(スパルタというのはこれはそういう意味ではないが)
・英語力をひたすらあげるための1日5~6時間の勉強が耐えられそうにない。僕が行きたいのは、そういうのじゃない。だそうで(笑)

と、いろいろ調べた結果たどりついたのが・・・その2へ続く ↓↓








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