『ポイントカードありますか?』は感覚過敏の温床
このnoteでは時々私の感覚過敏の話でも書いておきたい。
買い物に行くと会計の際、
『ポイントカードありますか?』
と言われるのが普通になっているが、私はこの一言で精神的に不安定になりやすい。仮にそれがその店の接客の基本であるとしても息苦しくなる。完全に感覚過敏の温床でもある。最近、近所のディスカウント店(大手系・情○○格の店)の食料品売り場がこの押し付けがひどく、何か『お得』を押し付けられるような不快さを感じ、その売り場にはいかないようになっていた。
それでなくても持病に非定型精神病があるため、伴う感覚過敏も多々あるというのに…
以前言われて出そうとしたところすごい時間がかかり、レジで待つ人に迷惑かけた経験があるため、『言われないように心がける』やり方として、次のようなことを心掛けている。
買い物で概算所要額を計算する電卓のケースにポイントカードを入れておく。
レジに並ぶ直前にポイントカードを財布から出したら並ぶ。
それでなくても銀行のATMに並ぶ際みたいにスーパーのレジでも後ろに並ぶ人には迷惑をかけたくないと考えるほうなので、支払いも紙幣だけ出せばいいように努めている。そして、チャージ機能がある場合は前もって専用のマシンで済ませるようにしている。そして、買い物そのものもチャージ後の残額の範囲で済ませてしまうよう努めている。
あと、ポイントカードをめぐるのは『お得』の押し付け。私メンタルの現状ならレジに並んで『ポイント増えてお得ですけど』と言われると確実にキレかねない。下手すれば混雑のレジで口論なんてことにもなりかねないのでその店にはいかない。あと特定の日にチャージしたカードで5%割引になる店舗の場合、セミセルフレジの精算画面に『○○カードでの支払いだと???円』と表示されることがあったのでさすがに頭がおかしくなりそうになった。そのスーパーのチェーンはチャージマシーンで予算額を入金し、通常の有人レジに並んで『○○カードの残金で落としてください。』と申告するようにしている。『残金で落とす』という言い方は、企業などでの『経費で落とす』という言い方からきている。
とにもかくにも、ポイントカードのなかった昭和の時代の買い物のほうが私の性に合っていると思う。そのほうが人情にかなうお金のやり取りができたし、昨今の情報社会でもあるためキャッシュレス決済まではまだ百歩譲るとして、スーパー界隈のポイントカードにかこつけた『お得』の押し付けは何とかならないのか今でも吐き気がする。それで感覚過敏になるなら買い物には来るなとスーパー側から圧でもかけられているようにも思う…
むしろ、全国のポイントカード機能を有するスーパーがすべて、
といった共通ポイントの中から選んでためて使えることができるように統一されるほうが簡便化の近道だと思うのだが。導入経費なんて全国チェーンストア協会が100%支援する感じにして協会が統一規格を定めればばいいんだし。