衝撃のアナウンサーの『初鳴き』
ほとんどのテレビやラジオ局の場合、新卒新人アナウンサーの『初鳴き』は終わっている…と思う。これが移籍による中途採用とかになると変わるのは当たり前だが…
実は、2022年1月、ラジオNIKKEIの『日経電子版NEWS』で、衝撃の初鳴きを耳にすることになる。NHKから移籍した三浦拓実アナがによる夕方のニュースでの初鳴き。聴いて一番の感想が…
『えーーーっ!』
というもの。
「ついこの間までNHKでスポーツ実況を中心に活躍していたあのアナウンサーがなんで競馬実況を中心にした局に…」
しかも、ニュースの読み口(語り口といった方が正確か)がNHK時代と大差がなく、それだけでも衝撃そのもの…
その日の夜の『競馬が好きだ!』でタネ明かしとなり、この日進行を務めた小塚歩アナから入社したことが紹介され、三浦アナも、
「アナウンサーとしての残りの人生をやりたかった競馬実況に捧げたい。」
と所信を述べたところで、納得がいった。
ちなみに、その日のネット上も衝撃だったようで、ニュースの時間にざわついたかと思えば『競馬が好きだ!』の時間では『ようこそ!』というお祝いめいたツイートも多かった。
移籍してきたアナウンサーの初鳴きで、あの時ほど衝撃的なものはなかった。この先あの手の衝撃の初鳴きが出るかは…予見できない。
※ちなみに、三浦アナは入社の年の6月に関西支社に異動し、今年になって高松宮記念で移籍後初のGⅠレースでの実況を務めた。