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見切られる野菜は格好の味噌汁の材料
スーパーでの食品の値引き発売について、昔は安さ目当てで買っていたが、これが食品担当者が売り切る最終手段だというのに気づいたのは父が介護を受けるようになって自分で料理を作るようになってから。今ではこれをうまく利用して、野菜を標的にあることに活用している。
それは…『見切られる野菜は味噌汁にしてしまえ!』という行動。
ある日の我が家の味噌汁の具材に選ばれたのは『冬瓜の切れ端』と『ご近所さんの白茄子』
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冬瓜は予熱で火の通りがいい塩梅になるようにした
基本的に食べやすい大きさを心掛けているが、この日の作り方はこんな感じ。
冬瓜にはついた種綿を落としいちょう切りの半分の大きさに。
白茄子はヘタを落としいちょう切りに。
なるとを輪切りに。
あらかじめとっておいた昆布だしでなるとをゆで、火が通ったら冬瓜と白茄子を加える。
白茄子に火が通ったところで味噌を投入。
冬瓜が鍋の余熱でいい塩梅になりそうなところで一煮立ちさせ火を止める
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『さめても美味しく』が我が家のキホン
基本的に我が家の味噌汁の場合『さめてもおいしい』を基本にしているため、硬めの野菜の場合にはこのルールが使えて便利である。今回であれば別に野菜がみんなしんなりしたら火を止めてもいいのだが、ガス代の節約も考え『余熱で一息』というのもミソ(ツボって言い方が正確か)にしている。
昨今の食材ロス対策を考えるうえで、我ながら成長できたとは思うが、これでも未熟な方。ジャズでいう即興のように、臨機応変なアレンジを利かせるとまたレパートリーも増えてくると思うが…
これに取り組む前にも『見切り品』『おつとめ品』になった野菜を味噌汁にするのはやっていたが大抵は葉物が多く、今回のような『身物』での経験でまた一つ視野が開けてきた気がする。あとは『根菜』をクリアすればいいだけかな〜