沖縄基地問題…『独立』のウルトラC
米軍の普天間飛行場の辺野古移転をめぐって、国はいよいよあらゆる法的手段を使って兵糧攻めを始めてきた。沖縄県側も決死の抵抗を見せているが、オール沖縄を主体とする反対派が究極のウルトラCを打ち出すのではないかと私は思っている。
それは…過去度々起こされていた、
『琉球独立運動の再燃』
というウルトラCである。
これに関し、9月29日になるが、八重山日報がYahoo!ニュースにこんな感じの記事を提供していたのでリンクを貼る。
基地問題でこじれるのは確実でありいよいよ中国の庇護を口実に『基地問題逃れ』の最終手段として『沖縄独立』の機運醸成に動く可能性があるとみる。直近である社会学者が独自に世論調査をした中では5%未満ながら独立支持がいたらしいが、いよいよこれが多勢に無勢と言わんばかりに燃え盛るようなことでもあれば、いよいよ移転断念に迫られるか、『日米安保の完全破棄』を理由に和解に転じる可能性もあり、安全保障の根幹が揺らぐ事態である。
しかし、今県政(玉城知事)の最大支持勢力である『オール沖縄』にとっては『敵は日本政府であり米国でもある』と思っているが思想の筋のように感じ、『日米安保なんて崩壊すべき。別にいざとなったら中国の庇護でも構わん』的なノリなのではないかと思う。こじれにこじれて『沖縄独立』の最終カードが切られたその時、
『琉球王国以来の独立を達成し基地も米軍もない本当の沖縄の戦後が終わる』
のか、
『中国共産党の圧政に巻かれ県民生活の衰退を招く』
のどちらに転ぶかでサイが投げられ、辺野古移転拒否のしっぺ返しになるか逆に琉球が日本本土を食うのか究極の事態が予想されそう…
いずれにせよ、沖縄は試されている。