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運命変革の法「波動を変える姿勢の作り方」図解入り・象気功

気功的に言えば「氣が出る姿勢」と「氣が出ない姿勢」がある。

つまり、氣の循環が良い姿勢と悪い姿勢があるということである。

姿勢が正しくないと、氣道あるいは経絡が狭窄したり閉塞したりして、氣が滞るのである。

氣が滞れば、それに連動した毛細血管が十分に開かず、細胞は酸素不足、栄養不足に陥り、体調も気力も不十分になるのである。

だいたいが、元気のないものは前かがみで猫背で顔を伏せて、呼吸が浅いのである。

逆に、元気なものは胸を張り、顔を上げ、堂々として、呼吸が大きく深いのである。

呼吸が浅くなれば氣が云々以前に、酸素は不足し、ミトコンドリアはエネルギーを十分に作れなくなるので、当然生命力は衰えるのである。

姿勢が良く、呼吸が大きく深くなれば、酸素が十分に細胞に供給され、ミトコンドリアも大満足で、エネルギーに溢れた人生を送れるわけである。

人間は幼児期は誰でも胸を張り大きく呼吸をしているが、加齢とともに呼吸が浅くなり、猫背になり、胸が潰れるわけである。

つまり、姿勢が前かがみになり胸部と腹部の氣道が徐々に狭窄することが老化ということである。

姿勢が前かがみになり猫背になるのは自然の摂理ということである。

誰でも加齢とともに前かがみになり、猫背になり、腰が曲がり、膝が曲がり、老人特有の姿勢になり、それが極まると寿命が終わるのである。

その老化を止めるひとつの方法が姿勢の制御である。

姿勢の制御により、氣道のバランスが変わり、細胞の活性度が変わり、エネルギー量が変わり、必然的に運気が変わり、人生が変わり、運命が変わるわけである。

例えば就職等の面接に限っても、猫背で前かがみでしょぼくれた姿勢であると、あまりいい評価は受けないのである。

しょぼくれて陰鬱な者を好き好んで社員として採用する企業は稀である。

姿勢により第一印象がまるで違ってくるのである。

自分の人生があまり芳しくないと感じる人は、自分の姿勢を客観的に捉える必要がある。

もう、そこで人生が変わり、運命が変わるのである。

しかし、しょぼくれた猫背はよろしくないが、そうかといってふんぞり返った姿勢も印象がよろしくないし、腰や背骨に問題が出るのは言うまでもないことである。

より良い人生を送るには、正中線の整った正しい姿勢が必要である。

姿勢により、呼吸力、体力、持久力、精神力が変わり、加えて発する氣・波動の量が変わってくるのである。

姿勢により見た目が変わり、波動の量が変わり、印象が変わるわけである。

印象が変われば、人間関係が変わり、社会生活が変わり、人生が変わるのである。

さらに、氣・波動の量により運気が変わるのである。

特に重要なのは胸部と腹部の氣道を開くということである。

前かがみになって胸部の氣道が閉じると、必然的に腹部も圧迫されて氣道が閉じるのである。

常時その姿勢を続けると、毛細氣道は消滅して、毛細血管も消滅するのである。

人間は氣と血液で生命活動を行うわけであるので、氣道と毛細血管を滞りなく開くことは非常に重要なことである。

とくに対人関係においては、発する氣の量が印象に決定的な影響を与えるのである。

また、運気つまり運の良し悪しは氣の量による押し合いへし合いで成り立っているのである。

発する氣の量が運気を決め、人生を決め、運命を決める大きな要因である。

さて、運命を左右する正しい姿勢を作る方法を、姿勢気功の第一人者を自負する不肖象師匠がこれでもかと姿勢を正して解説するのである。


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