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里山の雑木の下草に! 宿根草のイングリッシュガーデン
日本の里山の木とイングリッシュな草花でナチュラル感溢れる庭
雑木の庭で手軽に下草を楽しみます。
アオダモの株元に、こぼれ種でいつの間にか増える多年草でラクラク味付け!
ホスタで大葉と草丈のあるリナリアで立体感と足元で変化を付けます。ホスタは白い斑入りの種を選択。ホスタの開花時も同系の薄いバイオレット色で、リナリアの薄紫色の小花やアオダモの自然な灰色の幹と相まって、明るい株元になります。
ベージュ系の砂岩を碁盤の目状に敷き詰めて、コッツウォルズ風にイングリッシュ感がでます!石を置いて並べるだけなので、DIYで毎年いろいろ変えられます。
斑入りガクアジサイの株元にリナリア・パープレアを添えています!
斑入りのアジサイの葉とマッチしてこちらも明るい庭になりました!ちょうど紫陽花が咲く前の5月のひとコマです。背丈も同じくらいで、こちらも淡い紫系の色彩のコラボで、穂状の小花と横に広がるガクアジサイのガクと調和してとても美しく写真映えします!
少し午後になった場面です。足元には黄緑色の大葉のホスタフランシス・フレグランスです。ホスタの葉脈の部分が窪んで綺麗な葉型になっています。
リナリアは5月でまだ今年初めての開花なので茎は枝分かれせずに一本です。大株から10本以上の茎が出て来ていて紫色の穂の花が生き生きと彩っています。
最初とはまた別のアオダモの株元のリナリアです。約120センチメートルくらいあります。庭にカーブのある小道風にし、曲線添いのリナリアなどを配すると、背景との遠近感で庭が広く見えますね。
アオダモの幹の曲がり具合や色味の風合い、緑色の葉っぱと相まって絶妙なバランスです。ナチュラル感がとても出ています。
小花をアップで見てみました。穂の下の方から順番で咲いていきます。
葉は少し銀葉っぽく細い葉なので背景が見通せ、圧迫感がありません。爽やかな庭になります。
基本は手前が草丈の低い植物、後ろに高い植物にすると前からよく見え3種類くらいの植物を前から順にだんだんと高さのある植物を植え付けるとボーダーガーデンになります。後ろの植物が前の草花の背景となってキレイに際立ててくれます。
リナリア・パープレアは直立していますが、アオダモの幹が少し自然な曲がりでいい雰囲気を出しています。
足元には濃い目の紫の宿根草が満開です。
別の角度から見てみました。花壇っぽくしない感じで増えていくと自然な庭になります。
下草が自然に増えると自然に忠実な庭作りで知られるイングリッシュガーデン感がでたりとお好みや毎年配置や植物の種類を変えてみるのもいいですね。色々な楽しみ方がアイデアとして浮かびます!
アオダモの下草の位置でのリナリア・パープレア。
自然な雰囲気で、リラックスさせるようなアロマの香りも彷彿とさせる癒しの空間になりました。
斑入り額紫陽花の斑入りの白色とのコンビネーションもいいですね。
イングリッシュガーデンの背景としても宿根草として利用されるリナリアの色んな利用法でした。
みなさまも使い方のイメージの参考になれば、うれしく思います!