座右の銘も家訓も無い

会社で座右の銘は？と聞かれた。
上手く答えられなかった。

普通に生きてて座右の銘ってあるか？
日経に出てくる会社経営者じゃないんだし。

というか、いち雑魚社員に座右の銘があって欲しくない。
せめて課長くらいからでしょう、
そういうのを語っていいのは。

新入社員に
「座右の銘は[塞翁が馬]です！」
とか言われたら説教してしまうだろう。

要するに、座右の銘は目標じゃなくて
その人の生き様であって欲しい。
そして日経新聞のあの履歴書のコラムで
「この経歴があってこの座右の銘！」
と思わせて欲しい。

そういう意味では俺の座右の銘は
「広く浅く」だろう。
なんと弱々しい一言なのか。でも事実だ。
各方面で75点をとり続けてきた人生。
100点はとったことはないが、
50点を下回ることもない。
なかなか真似出来ることではないと思う。
 

そういえば家訓もなかった。

ただ、変わった親だったので昔から
「瞬時に嘘と分かる、人を和ませる嘘をつけ」
と言われて育った。
要するにユーモアを持てということだろう。
これは結構人生の役にたっている。

もう一つ。
「宝くじと麻雀以外の賭け事はするな」
と言われてきた。
流石に最近は麻雀では賭けませんが。
だから株もFXもやらないだろう。