探し物が用が済んだ後に出てきて思うこと
何度も繰り返す作業についての気付き
年に一回しかやらないことは、忘れてることが多い。
確定申告やってて、年々前のことを忘れていく割合が多くなってる気がする。一時期は、それを防ぐためにせっせとメモをこしらえていたが、最近はそれすら面倒くさく感じるようになってきた。
仕事で、前に手間取って方法を探し、なんとか終えられた作業があった。次回生かせるようにとメモをとって、途中までまとめたはずなのに、同じような内容が巡ってきたときに、残したはずのメモが見つからない。
思い出そうにも、メモ残したよな。って記憶はあるのに、肝心の内容ははっきり覚えていない。肝心な内容が曖昧で、試しに曖昧な言葉で検索掛けてみても、見当違いな物ばかり。
まとめたメモは極力一ヶ所にまとめるようにしていて、ノートよりはパソコンメイン。でも、キーボード越しに入力するよりは、手を使って脳に信号を送った方が、記憶が深くなるだろうって思うことは、紙にも書いて、メモしておいて、後でまとめようとして、どっかへやってしまう。
手書きの方がまとめやすいことも多いので、ノートにも書いてパソコンにも書いてをやろうとすると、その手書きのメモをどうやってパソコンで表現する?、方法は?っていう新たな探し物が発生して煩雑になり、うやむやになって、まとめたかまとめてないかわからないまま放置される。ってパターン。
そういう記憶が曖昧になって、残したはずだけど、あれはどこ!?になる。
そして、そういうのは欲しいときには出てこないからあきらめるのも、最近は早くなった。
◇
先日、家で無くした、捨てたと思っていた物が出てくることが続いてる。
物をしまう、片付けるという行為は、毎日のように繰り返し、生まれてから今まで、この先も永遠に繰り返す動作のうちの一つだろう。
だけど、しまわれる物にとっては一回きりのことで、お皿とかハサミとか、頻繁に出したりしまったりする物は大体場所が決まっていて、そこにしまう。たまにしか使わない分度器とか、グローランプの予備だとか、はどこへしまったか忘れる。置き場が決まってない物とか分類しにくいものとか。
買ったばかりの圧力鍋に付いていたはずの、保証書をどっかに置いたまま、梱包とか不要な備品を全部捨てた。数日たって取説が見たくなったとき、保証書と一緒に置いたはずなのに、どこだっけ?って状態になってる。
心当たりを散々探したのに、どこにもなくて途方にくれ、取説は今ならネットにアップされてることが多いからと検索するがどうも見つけられない。
気持ちが腐っていってむしゃくしゃしてくる。どうやら保証書だけの販売もしてる情報を見つける。買っちゃおうか。でも出てきたら無駄だし。と思いつつも、心当たりを何度も何度も、日をおいて再度さがしても無いのだから、もう無理!って思ってしぶしぶ買い直した。
今度は無くさないように定位置をすぐに決め、そこにしまう。
◇
それから暫くたったある日、別の探しものをしていると、圧力鍋の取説が見つかった。あった場所は、まるで関連性のない場所で、隙間があった場所に適当につっこんだ的なしまわれ方だった。
玄関の靴箱の空いてる棚に置いていた。そりゃー見つからないよ!!
心当たりじゃ無い場所は探さないから、見つかりにくい。そもそも最初にそこに置いてしまったのが大間違い!。
◇
気付いたのは、その時はすぐに使わないものでも、いつか使うときのために、しまうときはしっかり整理してしまわないといけないということ。関連付けした場所に置くこと。定位置であること。間に合わせで置かないこと。
何かに困って探してるときは、なんでちゃんと整理しておかなかったのだろうと後悔と懺悔の気持ちでいっぱいになるのに、何度も同じ事を繰り返してる気がする。
なんで悪い間違いは、何度も繰り返すのに、良いことは続けるのが難しいのだろう。
もう何十回、何百回もこれまでの人生で繰り返してるよ!。
あと、記憶は当てにならない。仕事のメモでも探し物でも、「だろう」だと100%ではない。ちょっとでも探し出せる確率をあげるためにやっとけることって、あればいいな。
キーワード検索的に調べようとすると、該当したキーワードにかすってても、一字一句あってないと拾えない。パソコンはそこが不便。
言葉よりは画像付きとかの情報を載せておくと、画像の内容を読み解けば、そこから関連した情報を探しやすくなる。画像にもメモを添えておくと記憶を引き出すてがかりになる。
やる作業そのものに、一緒に貼り付けておけるならそうしたい。近くに置いておいても気付かないことはよくある。
たまにしか発生しな作業とか、定位置が定まらない突発的にやってくる品物とか、物理的に無理なことも多いけど、気持ちとしてはモノとメモは、手定位置にセットにしておきたい。
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