雑司が谷散人の街道遊歩 0819
中山道 7日目-05 2019.6.11
原市の杉並木は、昭和8年に国指定天然記念物となったが、枯死による消滅で、安中寄りは指定解除となる。
原市地区を進む中山道旧道。
古くは原市村。
原っぱに市が立った場所なのだろう。
中山道旧道右手の大きな旧家の門構えに、原市村戸長役場跡の案内板が掛かる。
明治初期の頃に、戸長が戸籍事務を行った役所の跡地。
中山道旧道左手に、明治天皇原市御小休所跡。
かつては茶屋本陣があり、高札場もあったという。
中山道旧道右手に見える鐘楼は、真光寺の鐘。
安中藩の時の鐘だったもので、天保3年の火災で寺は焼失するも、鐘はその後も時の鐘として使われ、その由緒から戦時供出も免れたという。
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