雑司が谷散人の街道遊歩 0699
美濃路 1日目-11 2019.3.3
美濃路旧道右手に松原神社。
橋詰神社、六軒神社とともに、この地区の3つの天王社のひとつ。
寛文8年の創建。
名鉄二ツ杁駅の南側を西へ進む美濃路旧道。
「杁」の字は尾張で生まれた「国字」で、他の地方では使われることがない字。
「杁」は農業用水の取水口の技術に因むようで、名古屋でこの字を使う「杁中」「杁ヶ池」などの場所には必ず川や池などがあり、杁の技術が使われた地という。
二ツ杁付近では、古民家を再生したカフェもいくつか。
古民家再生の「一休庵」には、屋根神様が祀られる。
西枇杷島地区の屋根神様は、秋葉神社、津島神社、熱田神宮の三社を祀っているという。
美濃路旧道は新川橋東商店街へ。
このアーチの少し先にある文造寺交差点からは、馬嶋明眼院への馬嶋道が左へ分かれる。