雑司が谷散人の街道遊歩 0546
下田街道 1日目-07 2018.11.3
下田街道旧道は守木地区で伊豆箱根鉄道を踏切で渡ると、国道136号の西側に向かい、六角堂跡の十字路を左に折れる。
この付近にあった久昌寺境内に建てられた堂の跡地。
下田街道旧道は田京郵便局前へ。
田京付近を改めて地図で見ると、御門などの地名の他、葛城山、広瀬神社など、奈良飛鳥あたりとの共通点が浮かび上がる。
伊豆国の国府が田京とする説も。
田京駅北側の踏切で伊豆箱根鉄道を渡ると、下田街道旧道は田京駅前から南へ向かう。
左手に田中村洪水殉難者供養塔。
大正9年の深沢川洪水の記憶を伝える。
下田街道旧道は広瀬神社へ。
天平年間の創建という古社。
隆盛を極めたという境内は秀吉による小田原攻めの兵火で焼失。
今の社殿は慶長元年再建のもの。
広瀬神社を過ぎると、深沢川を渡る下田街道旧道。
城山が間近に見える。