雑司が谷散人の街道遊歩 0729
暗越奈良街道 2日目-01 2019.4.17
暗越奈良街道の旅、2日目は枚岡の国道308号から。
とても国道には見えない路地のような道。
暗峠への道は東豊浦町の住宅街をぐんぐん上がっていく。
暗峠への道はこう見えても国道308号。
車は下り方向への一方通行で、道幅も狭い。
暗峠への道はやがて住宅街を抜け、胸を突くような急勾配に。
もちろんこの先も、国道308号。
峠道の右手に、松尾芭蕉句碑。
刻まれる句は「菊の香に くらがり登る 節句かな」。
没年となる元禄7年9月に、奈良から暗峠を越えて大坂へ向かった芭蕉。
その際に詠まれたのがこの句で、芭蕉は翌10月に大坂で没した。
峠道の右手に豊浦川を渡る豊浦橋。
橋の向こうは枚岡山で、その奥に神津嶽。
枚岡神社の創祀の地。