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奄美ホノホシ海岸はパワースポット

なんだか胡散臭いタイトルですね。ホノホシ海岸については最近、綾瀬はるかさんと高橋一生さんが出ているドラマの舞台となっていて賑わいをみせつつある場所であるんですが、国立公園の中にあって、そこにあるものは守っていこうとされている場所として大事にされている所なんです。まずはちまたでいわれている?パワースポット的なことについて触れていこうと思います。

ホノホシ海岸がパワースポットとされる所以

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詳しくは知らないです。(え)これでもホノホシ海岸のある集落に住んで5年たってるんですが、あまり信心深くないというのもあるせいなのか、自分ではパワースポットというのを感じないのです。それでも、感じるのは基本荒波のスポットなので自然の力強いエネルギーみたいなものを否が応でも感じる場所です。崖っぷちのざっぱーーんとなる波しぶきとか、滝のしぶきを浴びたりした時に近いかもしれません。

これから書くのはこれまで見聞きしたことです。それでホノホシ海岸がパワースポットかどうかはみなさんが判断してみてくださいね。

【楽器を奏でたくなるらしい場所?】

朝日を1年中拝めるので(奄美大島は島だからどっからでも朝日見られるだろうと思うべからず…奄美はほぼ山、ほぼ入り江に集落なので朝日は人里離れた所でみるべし)朝日をみに行ったときのことです。修行僧みたいな恰好した人がどこの国のかは分からない縦笛吹いてました。なんだったんでしょうね。あれは。声をかける勇気がなかったのでもし次みることあったら聞いてみます。遠巻きに。

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【怖い場所?】

ホノホシ海岸の大きな特徴に玉石の海岸だということがあります。玉石ってなんだか集めたくなりませんか。隣の家の敷石が玉石だったのでそれがきれいで欲しいなといくつか拝借した子ども時代が懐かしいです。ホノホシ海岸の玉石は持って帰ると不幸になる。こんな言い伝えがあるのはあまりに有名かもしれません。ちょっと検索すれば出てきます。石が夜な夜な動くとか。そんなのが。ドラマの中でも不幸になると触れて高橋一生さんが手に持った玉石を落とすというシーンがありました。後ほど詳しく触れますが呪い的なものは置いておいても、ホノホシ海岸のものは全て持ち帰り厳禁ですので持ち帰らず写真だけ撮ってくださいね。

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【落ち着く場所?】

この玉石がガラコロと音を立てて波が寄せては引いてを繰り返す様が落ち着くのか、子どもが泣き止み大人しくなったり、勝手に想像するに都会で疲れたOL?さんが一人ぼーーーっと海をみつめること小1時間というのがありました。このOL?さんは30分程前に来ていた知人がいうには「もう30分も一人ああして(体育座りしてぼーー)海見てるのよ、もう心配で帰れないから代わって」といって自殺するんじゃないか?という心配をもたれていた方でして、うちも気にかけながら彼女が見える範囲を遠巻きにウロウロしたことがあります。結局15分ほどしたら立ち去っていかれましたが、あまり楽しそうでない疲れた表情の一人旅の方を見かけると心配になるというのは気持ちわかるので、嫌な15分でした。といってもただ癒されにきている可能性のほうが大きいんでしょうけどね…。

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どうでしょうか?パワースポットでしょうか?行ってみてどんな感じか肌で感じてみてください。(感染対策は絶対に行ってくださいね)

国立公園内のホノホシ海岸

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先に触れたホノホシ海岸のものは全て持ち帰り厳禁のお話についてもう少し触れたいと思います。

平成29年3月7日に奄美群島国立公園ができました。個人的には日にちが自分の誕生日と一緒ということでよく覚えている日であったりしますが、それはさておき…

国立公園とはなに?ということについてですが、環境省のHPみてもらったほうが早いので簡単に抜粋します。

国立公園は、次の世代も、私たちと同じ感動を味わい楽しむことができるように、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくところです。
そのために、国が指定し、保護し、管理する、役割を担っています。

ここで特に注目してほしいのは保護し、管理するというところです。国立公園に指定されている場所のものを持ち帰り厳禁としているのはここなのです。現地に行けば記念に、いっぱいあるから一つくらい、なんて心が芽生えがちですが、それをされてしまうと、ながーーーーい時間をかけてつくりあげた自然があっという間になくなってしまったり、変化したりしてしまう原因となるのです。それをさせないための保護、管理です。

ホノホシ海岸がある奄美群島国立公園は

生命にぎわう亜熱帯のシマー森と海と島人のくらしー

…をテーマとして奄美群島の島々(喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島)を指定しています。

http://www.env.go.jp/park/amami/000_A0_85000%20.pdf

物凄い広範囲なのに一つのジャンル?でくくっているのもちょっと不思議な感じもしますがざっくりと南の島々の自然というくくりでみると、しっくりきませんか?ちょっと強引ですかね…

そしてホノホシ海岸の玉石も自然、そこに生えているなんだかちっさい草からきれいな花、野生動物、何もかも保護の対象です。イソノギクの群生地ですが、そのイソノギクも絶滅危惧種指定されています。ということは遊歩道以外の所を歩かないようにするのが賢明です。花の季節ならわかりやすいですがそうじゃない時は区別つかない人も多いでしょう。かといって他の植物ならふんでいいのかといったら、芝生ではないので違いますよね。

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カラコロガラゴロと音が聴きたい

ホノホシといえば玉石が音を立てて波打つ様が特徴的です。だいたいいついっても聞こえるのですが、潮の満ち引きで、干潮時(一番低い時)は聞こえなかったりあまり大きな音は鳴っていなかったりするので注意が必要です。といっても引いたら引いたで洞窟に入ったり大きな岩場にいったりと探検できる楽しみもあるのでガッカリされませんように。

ホノホシ海岸イメージイラスト

ホノホシ海岸カラー

ホノホシ海岸モノクロ

さて、話はかわって、ホノホシ海岸をイメージして描いたイラストを紹介します。奄美蘇刈ホノホシとありますが、ホノホシ海岸がある集落名が蘇刈(そかる)なので。

ポイントは荒波と玉石の海岸としぶきによる虹とイソノギクと野生ヤギです。集落の人は昔はホノホシ海岸でヤギをとっていたくらい、よく出ていたんですが、今はたまに見かけるくらいになりました。でも野生動物を見かけると嬉しいですよね。かわいいし。あ。もちろん、ハブもいますから茂みにはご注意を。イノシシも出ますのでご注意を。

このイラストは前に古仁屋市街地をモチーフに描いたイラストと同シリーズのように作っているのですが、缶バッジ化はまだ様子見です。他集落ができてきたら作ろうかなといった心づもりでいてます。


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