Fラン大学生の就職活動を振り返るの巻
どうも皆様ゾロです。
今回はワイの就活についてつらつらと書いていきたいなと思います。
今回は、TOEICnoteと違って無料なので皆様ゆっくり見ていってください。
なお、この話はフィクションの可能性があるのでご了承ください。
ではいきましょう。
・ワイが就活をしようと思ったきっかけ
留学していた時に、とある日本を代表する企業の駐在員と出会った。
かっこよすぎた。
話す事、振る舞い、乗っている車、全てが輝いていた。
最後、帰国間際にその方にかけてもらった言葉は
「一緒にビジネスしようよ」
やるしかねえ!!
こうしてワイはスポーツ一途の道から、民間就職を決めた。
・PCに向かう日々
ひたすらwebテを解く日々。
バイト柄、他人や大人と話すことは全く怖くなかった。
「面接に行きさえすれば通る!」
この一心でテストを解きまくった。
・我が就職活動、本格的なスタート
パソコンや本に向かう日々に嫌気がさした。
ぼちぼち、本領を発揮したい。
そう思った矢先にどんどんサマーインターンの開催の知らせがくる。
待ってましたと言わんばかりに、どんどん出していく。
結果…
サマーインターンほぼ全落ち
それも殆ど「面接」で。
中にはテストが出来たのに落とされた企業もあった。
これはもう完全に学歴だ。
テストは学部2年の頃から、ずっと自分で勉強していた。
TOEICのスコアも上げた。
しかし、面接でダメ。
ワイのやってきた事や人格全てを否定された気がした。
しかしワイは諦めなかった。
「ワイを落とすなんてこいつら見る目ねえな、本選考で見返してビンタしてやる」と決意!
今思えば、ガクチカの完成度や志望動機が酷かったが、この傲慢さに助けられ、今のワイがあると思う。
・自己分析期
ここでワイは面接で落ちまくった為、面接で何をどう話すか、一度自己分析期というものを設けた。
しかし、通常の自己分析とは異なる。
それは、面接でいかに短く、端的で、自分を伝えられる言葉やフレーズを磨く、ただこれだけだった。
しかし、これにルーズリーフ200枚以上割いてしまったワイは本末転倒である。
また、某総合商社の自分史を書き、そこに書いた行動様式や価値観の変化を面接で話せるようにした。
個人的にこっちはかなりコスパがいいと思う。
今後、就活をする人がいたら是非ともやってほしい。
ちなみに、ワイが本格的な自己分析をしなかった理由は、「30分から1時間足らずの面接で自分の全てを知ってもらえる程、ワイの人間性に一貫性がない為」である。
もし、見抜ける奴がいたらそいつは宇宙人か何かだろう。
そもそも、少ない面接時間で限られたエピソードしか話さないのに、全ての人間性を理解できる方がおかしいな話だ。
話を戻そう。
その代わり、面接で聞かれるであろう原体験系やパーソナリティに関しては一定の理解を得る為に過去の事象はある程度洗い出した。
もしかしたら、これこそ自己分析かもしれないが。
あとは「抽象的な言葉の定義づけ」
よく皆GDでやるやつだ。
ワイは人とかぶるのが嫌だったから常に自分の言葉で地に足ついた表現ができるように「自分の言葉で定義づけ」を行っていた。
基本これらをやっていれば、自己分析はOKだろう。
・年末にかけて
ここまでワイはよく一人で突っ走って来たと思う。
しかし、ワイの大学レベルでは、そもそも、周りに就活をしている奴もいない。
ゼミの教授にインターンがあるから講義を休むと言っても「まだはやない?job huntingは4回生からだよね」と言われる。
まあざっくり、こんな感じだった。
とどのつまり、孤独だったという事だ。
誰に就活の話をしても通じない。周りにこの話をしても通じない。そんな日々ばかりだった。
キャリアセンターも利用してみたが、ありきたりの面接しかしてくれないし、基本定にベタ褒め。
そもそも、「サマーでESやテスト通っている時点で優秀ですよ」と褒めちぎられる。
更に二言目には、「ゾロさんが目指している企業は過去にウチから出ていませんしね〜」
しか言われない。
自分たちに対する保険だろうか。
とにかく、何が何だかわからなかったが、キャリアセンターは使い物にならなかった。
じゃあ、せめてOB訪問の斡旋くらいしてくれと思い、OB訪問の斡旋をお願いした。
すると、
「弊学では、OB訪問は最終面接段階、あるいは内定者のみの対応となっていますは???
環境のせいにはしたくないが、Fラン大がこれだったら、就職実績も改善しないだろうと。
(大学はあくまでも研究機関なので、学生の就職など関係ないかもしれないが)
しかし、これは大学によりけりだ。
特に、早慶では手厚いサポートを受けられると聞くし、OB訪問の斡旋もしてくれると聞く。
話を戻そう。
ここで諦めないのがワイのいいところ。
Matcherで、志望業界の人等ほぼ全てに申請を送る。
通過率は1割にも満たなかった。
それでも、自分の目指す業界の社会人と話す機会が得られるのは光栄だった。
しかし、ここでもやっぱり学歴フィルターは存在した。
そもそも、申請しても通らない。
ここでのワイのメンタリティは「そんな奴が働いている会社はワイから願い下げ!」
一方その頃、Twitterの本垢に就活系のツイートがまわってくるようになった。
その為、就活垢を作った。
けど、即座に仲間ができる訳でもない。
ここでワイは思った。
「ああ、もっとレベルの高い大学に行っていれば、就活もこんなに孤独じゃなかったろうにな。」
ここにきて、3年前の大学受験時の自身の決断に腹を立てた。
ちなみに、夏インターンで知り合った奴らは学歴😘だったので、ワイとは模擬面などしてくれなかった。
そんな中で、藁にもすがる思いで就活コミュニティに入る。
そこでワイは、今後就活を進める上で、手本となるような仲間に出会う。
まさにワイが心の底から求めていたものだ。
話す度に何もかもが刺激的だった。
自分の大学に志望動機やガクチカ、就活、キャリアに関して考えている人はいなかった。
この出会いがなければ、ワイは今の内定先に内定していないだろう。
23卒以降に伝えたいのは、
「うわべや関係性だけの仲間でなく、本気で高めあえる仲間」を見つけろという事だ。
ワイは就活コミュニティという形だが、それを見つける事ができた。
ここで刺激を受け、モチベーションを取り戻したワイは、どんどん選考を受けていく。
ちなみに、模擬面接もそれなりにこなしていった。
あとはケース面接・フェルミ推定対策は怠らなかった。
これはまじでやっとくべき。
物事の考え方の基礎にもなるし、社会人になった時の数字の見方等にも使えるので本当におすすめ。
コンサルでも、それ以外の業界でも基本的に、フェルミとケースやっとけばGDは無双できる。
ちな、ワイはフェルミとケースのおかげでGD1回も落ちたことない。
(GDはインターン含め、10回以上受けた。)
・年始から3月
結論から言おう。このタイミングで初めて3社から内定をもらえる。
中には、めっちゃ優良企業もあり、一方いじられるくらいおもろい内定先もある。
余談だが、一つだけ癪に触った事がある。
それは、弊学の就活をしていない奴や、内定を持っていない奴がワイの内定先を馬鹿にしてきた事だ。
百歩譲って、現状レベルを高いところから内定をもらっていたり、もしくはワイの内定先に余裕で内定しているのであればわかる。
しかし、就活をした事もない奴や受けてすらいない奴が人の内定先をいじれるのか?
弊学のような、Fランにはプライドだけ高くて実力のないかつ自分の実績は棚に上げてくる人間がたまにいる為、注意していただきたい。
話を戻そう。
ここで内定を取れたのはかなり大きかった。
就活の仲間がいなくとも、腐らずに努力した結果だと思う。
そして、この頃から、Twitterでも徐々に繋がりが増え始める。
NNTか内定をもっているかはあまり関係ないが、要は人にgiveできるものや人を引き寄せるものがあれば自然と人と繋がれるのであろう。
この時期やっていたことはひたすら面接受けて、修正の繰り返しだと思う。
あとは、3月以降の本選考のES等の準備をしていた。
更に、コミュニティで仲良くなった人とESやガクチカの添削会を定期的(やばいときは2,3日に1回はやっていたwww)に行っていた。
だいたい、夜の20時頃から始めたのに、夜中の3時から4時になる事もざらだったwww
この頃のワイらは気が狂ったように、就活に没頭していた。
後述するが、ここで忖度なしに何でも言い合える存在がでかかった。
ワイらのモットーは
「忖度して、変に遠慮した言葉をかけて落ちるより、嫌われてでもその後内定が取れるように」というものだった。
このモットーの下、思った事は何でも言い合った。
今後就活をする者はこのような信頼できる仲間をいち早く見つけよう。
ワイは手遅れにならず済んだ。
あと、OB訪問。
ワイのOB訪問は評価を狙いにいくものでなく、その人がワイの持ってきた仮説に対してどのような考えをするか、純粋に働いていて感じる事、世間話等をしていた。
その中で、面接に使えそうな話をピックしていた。
また、純粋に人として尊敬できるか・魅力的かどうか、先輩として一緒に働きたいか等の雰囲気も訪問の中で見ていた。
やっていることがまるで人事担当者みたいだ。
時には、なぜか恋愛話とか婚活で盛り上がる人もいた。
20代の若造に大人の事情を話してくれた方々には感謝しかない。
こうなれば、基本的にはこっちのもんだ。
仕事の事も割とNGなしで話してくれるし、ぶっちゃけトークも聞ける。
あとだいたい、盛り上がった時には、
「ゾロくんならいけるよ!就活終わったら連絡して来て!飲み連れていくよ!」と言ってもらえる。
これを言われた時はかなり嬉しい気持ちになってしまうし、基本的に御社しか見えなくなる。
また、そのような方々は絶対に次の方を繋げてくれる。
ワイは割と人当たりの良さで圧勝したと思っている。
これはバイト柄だったり、留学先での希少経験等もかなり大きいが、一番は「純粋に人の話に興味を持てるか」だと思う。
ワイは行きたいと思った会社のOB訪問で、しょうもないと思った話はない。
ここで余談だが、某デベロッパーのインターンの面接に参加したときのことだ。
G面接で学生:面接官=4:1だった。
ワイはFラン、他3名は旧帝院生だった。
ここで面白いことが。
なんとワイ以外はかなり深掘りされているのに、ワイには一切深掘りはが来ない。
面接でこんな学歴差別するなら呼ぶなよ、としか思えなかった。
しかし、こんなしょうもない差別でワイが撃沈するはずない。
失うものは何もないので、しっかりと爪痕を残しに行く。
何分か経つと、質問が挙手制になった。そこでは常に1番に回答。
更に、ウケを狙いにいった。
以下面接官とワイのやりとり
面接官「ウチに入ったら何やりたい?」
ワイ「〇〇です。理由は〜。OB訪問でA事業部のBさんが、いいかゾロ、〇〇とはな、〜〜という事なんや。これがおもろいんや。15年以上この分野で働いてきた俺が言うから間違いないと言われ、御社の”人の熱さ”と”〇〇(事業)の面白さ”に惹かれました。」
面接官「ふ〜ん。なんか誰にでも言えそうで、おもしろみがないなあ。」
ワイ「一方、〇〇の今後の方向性として私はコロナ禍や少子化から〜〜のような需要が考えられ、△△のような事業展開をしていけば、収益性・顧客評価共におもしろくなるのでは、と考えています。実際に私の親戚や周りで働く社会人20〜60代20名に無作為に調査してきたらn%のn人が私の仮説に対して、賛同していました。」
面接官「100人以上面接してきたけど、そんな観点から話す子は初めてだなあ。
そういう視点ってどこから身についたの??」
ここでワイは「来た!!笑い取れる瞬間」と思った。
ワイ「少し先程の話(TOEICの点数の話をした)と被るのですが、僕って関西人なんですよ。笑いをとる為に、人の真似してるようじゃダメだと思ってて。なので、常に人と違う事とか違う視点から人を笑かす事ばかり考えてたら、いつの間にか、スポーツ・勉強、そして今もこのような考えする捻くれ者になりました!(笑)」
来たこれ!
あれ…????
面接官「…はい。 次〇〇さん、うち入ったら…」
ワイ「(ファッ?!)」
面接官・他の学生共に一切の笑いなし。
ま??
穴があったら入りたいとはまさにこれか。
某ベンチャーではくそウケたのだが。。。。
しかし、ワイはこれに懲りず、面接官の笑いを取りに行く。
ちな、この企業の面接はしっかりと落ちた。
本選考で見返したがな!!!!!(ここ重要)
・解禁日以降
とりあえず、ESラッシュ。
割と量が多かったが、そもそも書く内容が割と決まっていたので、苦しくなかった。
書いて結果を待って、後は面接対策しかしていなかった。
面接対策も模擬面と面接官の心に刺さる(脳裏に残る)言葉選びしかしていなかった。
模擬面は大体1日5回をノルマとしていた。
面接官に刺さる言葉を考えたはいいが、これを詰まって話しているようでは意味がない。その為、なるべく自然体かつ相手に伝わるか、この2つを意識していた。
また、相手側が面接するときは、giveできるように敢えて圧迫面接者を演じていた。
ワイとの模擬面でボコボコにされて、本番あれ?楽勝じゃね?ゾロみたいな質問来んやん!とメンタル的に楽になって欲しかったり、多角的な深掘りを経験する事で、面接で伝えたいことの本質を理解して欲しかった為である。
圧迫に付き合ってくださった皆さんは懐が広すぎて感謝だ。
・ガクチカにおける精神的な成長
少し真面目な話をしよう。
ワイが数多くの面接の中で気づいたのは「ガクチカにおける精神的な成長」である。
よくあるガクチカは、「私は〇〇をしました。」「私は強みとしてこんな〇〇持っています。」等、全て主語が"I"なのだ。
これに対して、就活仲間と何百回と模擬面接をしてきた身としてワイはある疑問を感じた。
こんな自己中な奴が、志望動機で「他者に〇〇したい。〇〇な世界にしたい」言ってもそりゃ嘘に聞こえるわなと。
要は、嘘ならいらないが、ガクチカに精神的成長があればワイはかなり強いガクチカになるのではないかと仮説を立てた。
実際に面接ではやってきた事だけでなくて、ワイの人としての価値観の変化や成長を伝えた事で、物事に対してかなり深くまで考えていると評価いただけた事もあった。
・6月解禁日まで
結論、ワイにしては上出来。
ワイの大学からすれば快挙というレベルの企業から内定を掻っ攫う。
ちなみに、ここで夏インターン落とされまくった企業達にリベンジを果たした。
とある企業の最終面接では、志望動機の一部として、「インターンに落ちた私でもチャンスを与えてくれる、過去弊学から採用がない中でもこのようにお時間を割いてくれる企業や人の良さ」と言ったら、面接官の方がワイの履歴書をばーーーーーーーーっと見返したのが印象に残っている。
その企業は学歴でなく"人”を見ているのだなと実感できた瞬間であった。
そんな会社は大好きだ。
しかし、ワイの夢は御社では叶わない。
ワイは総合商社へ行く。
ちなみに、当然成功ばかりではなく落とされたところもある。
そいつらは6月以降の本選考で納得内定で見返す。
もうそれしかなかった。
ちなみに、この頃は狂ったように模擬面接をしていた。
特にワイは根っからのアホだったので、面接官の気持ちを味わってみたいと1日11人と模擬面をした事がある。
気づいたのは、皆んな志望動機が殆ど同じと言う事だ。
こうなれば、スペック勝負になるのは目に見えている。ここで初めて、就活って個性出さなきゃ意味ねえなと気づく。
6月に近づいていく中で、社会人・優秀な学生含め、模擬面をしていただいた方には「ゾロくんなら学歴問わず、優秀だから内定取れるよ」と言ってもらえるレベルに成長。
おそらく、9割くらいはお世辞だろうが、単純なワイ嬉しくて舞い上がっていたし、自信にもなっていた。
ワイと模擬面してくれた学生達は正直なところ、学歴・内定先・ガクチカ・志望動機等全てにおいて強強だった。
そんな方々から刺激を受け、いいFBをもらっていたからこそ、今のワイがある。
君たちと出会えて本当に感謝しかない。
ワイが少しでもgiveできていたのであれば嬉しい限りだ。
ここでまた余談だ。
某、○天の集団面接。
面接官:学生=1:2だった。
もう一人の学生と気まずい雰囲気の中待機していると、くっそ美人なバリキャリウーマンが入ってきた。
まじでお世辞なしで女優石原さとみ激似だった。
『リッチマン、プアウーマン』に出演している石原さとみが終始脳裏によぎる程だった。
面接官(石原さとみ激似)
「では、〇〇さんから自己PR兼ねて、自己紹介お願い致します。」
学生A「〇〇大学A学部〜〜〜〜。私の強みは〜〜〜。」
面接官(石原さとみ激似)
「では、ゾロさん自己紹介お願い致します。」
ワイ「Fラン大学〇〇学部より参りました、ゾロと申します。
私は学生時代n 点の事に注力してまいりました。1点目〜〜〜〜。
これらの活動から【〇〇】を培ってまいりました。
(ここで今まで、くっそ真顔でキリッとしていた石原さとみ激似面接官が声を出して大爆笑、あまりに爆笑しすぎて、ミュートにする)」
面接官(石原さとみ激似)
「すみません。あまりにもおもしろくてwwww 続きお願いしますw」
ワイ「申し訳ございません。こんなにウケると思いませんでした。本日は私の
【〇〇】をお見せしたい所存です。宜しくお願い致します。」
面接官(石原さとみ激似)
「ちなみに、このフレーズはご自身で考えたのですか?www」
ワイ「はい!僕関西人なので、蓄積されたユーモアの数は半端ないですよ!!」
面接官(石原さとみ激似)
「wwwwwwwwww」
これはあくまでも一例だが、こんな感じで笑いが取れた面接は大抵どころかほぼ100%通っている。
基本勝ったなと思った面接はこんな感じで笑いが絶対といっていいくらいある。
こんなしょうもない事にツボってくれた、石原さとみ激似の面接官には感謝しかない。
ちな、面接を受けたその日中にしっかり通過連絡をもらった。
また、これは再現性があり、6月以降に受けた某デベロッパーでも同じような事が起きた。
ちなみに、その時の面接官は元AKBの板野友美にそっくりだった。
ワイは、芸能人そっくりの面接官に出会う運を持ち合わせているのかもしれない。
(その瞬間御社の志望動機が、その人に変わるとかいうオチはありませんwwww)
その時は選考20分後には電話で通過連絡が来た。
これらからわかった事は、面接官が芸能人に激似の時、ワイの面接通過率は限りなく100%に近づくらしい。
もう一つ少し余談をしておこう。
ワイが合計9社から内定をもらった際、面接時に(特に、志望度を示す必要のある最終面接)面接官や人事をニヤニヤさせていた必殺技だ。
特に、就活の軸を業界によって変えている人には必見だ。
では本題へ。
面接官から、ぶっちゃけうちの志望度は???
これに対する答えだ。
当然、これは「第一志望です!」と迷いなく答えよう。
しかし、これだけでは甘い。
「就職活動(インターンや説明会)を通じて、〇〇など様々な業界を見てきたのですが、私のない遂げたいことは御社でしか出来ないと考え、この場にいます。もし、志望度が低かったら、今この場にはおらず、辞退しています。だからこそ御社への想いは本物です。なので、御社への志望度に関しては、私が今この場にいる事を評価していただけますと幸いです。」
とまあ、だいたいこんな事を言っていた。
これを聞いた人事や面接官はだいたいニヤニヤしている。
たまに、他社状況は隠すべきだ論が出ているが、ワイは一切隠さず、このように正直に言っていた。
その方が、なぜ他社じゃだめなのかもついでに一緒に説明できるからだ。
「〇〇も△△も〜〜も見て、実際に選考を受けてきたのですが、その中で、社員さんと話す中で、私の目指す方向やイメージと異なる」
と言う事を面接で示すようにしていた。
もし深掘られても、答えられるように、ロジックを通すかつ企業分析を最低限していたのでここも問題なかった。
これもあくまでも手段の1つなので、合うなと思った人は参考にしてくれ。
・6月解禁日以降
結論から言おう。
志望していた企業の殆どの最終面接を受けた。
学歴がない中、これは本当に快挙だと思う。
最終面接まで最速ルートで行った企業ばかりだった。
夏・冬と散々落とされまくったが、ここに来てやっと報われた気がした。
これぞ主人公だ。
1日に同企業で2回面接を行う事もザラだった。
これはいける!!と思った。
最終面接。
緊張はしなかった。
等身大の自分でありのままの自分を出した。
適度に面接官との笑いもあった。
特に、某総合商社では、
「君って話がおもしろいね。ちょっと変な質問だけど、何か他にもおもろい話ある?」
のような事を聞かれたので、
「御社のOB訪問で〇〇さんから婚活相談を受けました!」と言ったら面接官は大爆笑。
それに至った経緯を話すと
「ゾロ君の人望あってこそ、弊社の〇〇もそのような話したんだと思うな。ぜひそれを弊社でも活かして欲しいな」
と言われる。
こんなの勝確やと思ってしまったワイ。
「ちなみに、アルバイトの営業時に、ほろ酔いを水で割ったやつで酔った話も聞きたいな。」
等、本当に面接なのかと疑うくらいフランクな面接だった。当然志望動機等も聞かれたが、本当に居酒屋で社会人と雑談している気分だった。
こんな感じで数社の最終面接をこなしたワイ。
もう、御社に入ってとか言われたし、絶対勝ってるやろ、電話早くならんかなと音量を最大にするワイ。
そしたら数時間後に電話が鳴る。あのiPhoneの着信音だ。
きた!!!と思って「はい!!!!!!!!!!」
と元気よく出るワイ。
相手はまさかの、数ある内定先の一つ。
「ゾロさん。お世話になっております。〇〇(企業名)の△△です。
他社さんは辞退してくれた??ウチ来てくれるよね??」
テンションだだ下がりだ。
例えるならば、好きなあの子と思って出た電話が親だった時くらいだ。
その後の企業さんとの電話の内容は上の空だった。
ちなみに、このやりとりが何度も何日も続く。
内定の電話と思い、ウキウキで出た内定先。
ワイと一緒にいた界隈の皆んなはよくご存知だろう。
特によく飯に行ったカエサルはまたかという顔をしていた。
カエサルよ、期待させてすまん。。
ちなみに、後日気持ちよく寝ている中、3日連続くらいで、朝9時に内定先がモーニングコールをしてくれてきた時期もあった。
よっぽどワイのことが好きなのだろうと勝手に思っていた。
(ちなみに、用件はコロナかかってない??大丈夫??元気??という内容の電話www)
この後、何日待っても電話はかかってこない。
サイレントだ。
3月以降割と順調にサクサク内定を獲得し、就活を楽しみつつあったワイが一気に崩れ落ちた。
そう、ワイは6月以降全敗したのだ。
正直、何回面接の録音を聞き返しても敗因が見つからない。
自分の事なので、少し色眼鏡がかかって見えているのかもしれないが、逆に何度も聞き返しても、粗が見つからないくらい最高の面接だった。
ここでワイは「努力しても越えれない壁」=「学歴フィルター」だと悟った。
でないと、説明がつかない。
もし、ほろ酔いや婚活の話等で落ちたとすれば、それは面接官のユーモアのなさだ。
なぜならワイは、他商社の役員面接でこれらの話をして通ったのだから。
それからは、何事も楽しめない怠惰を極める日々が続いた。
まさに完全燃焼だ。
今まで、アルバイトも辞め、就活に全力を注いできたが、自分が頑張って来た1年以上は何の為だったのだろうか、そう考える日々が続いた。
・学歴フィルターについて
何度かTwitterで投稿したが、ワイは学歴フィルターとは最終面接であるものだと考えている。
では、書類・テスト時に落とされている人は?
「テストの出来の悪さ」
これに尽きる。
基本的に、ES時に学歴フィルターを設けている企業は少ない。
(とある通信会社や○松、○ビームは知らん。ワイは落とされた。)
その為、ワイはテストで落ちたところは数えるほどしかない。
では、学歴フィルターはいつかかるのか。
基本的に最終面接だ。
それまでに落ちる奴はすまないが知らん。
圧倒的準備不足、もしくは本当に適性がないと判断されたかだ。
なぜなら、Fランのワイが総合商社や外コンの最終まで行けているのだから、準備不足の可能性が高いのではないだろうか。
話を戻そう。
最終面接における学歴フィルターとは、そいつが会社にもたらす利益の大きさだと思う。
つまり、高校までに皆に与えられる平等な課題である、勉強すらも頑張れなかった奴が、いくら大学で頑張ったところで、根本的に頑張る事ができるのか?
そのような篩にかけられていると思う。
そんな勉強すら頑張ってこなかったやつに生涯を通じて5〜6億もの資金を投資するは難しいと判断されたのだろう。
・22卒としての就活を終えたワイ
怠惰を極めまくっていたワイ。
少しでも気を紛らわそうと思い、東京に行きエンカしまくって、皆に慰めてもらうワイ。
なんか、これでいいのかと思い始めた。
エンカであった22卒の中には、まだ就活をがんばっている奴、内定者としてスキルアップをする奴らがいた。
そんな中で、ワイは何をしているのか。
そんな頑張っている、目標に突き進んでいる仲間を見てワイも動く事を決意。
ワイには残されている道があった。
なぜか5月に23卒のインターンに多数応募していた。
この面接を取る。
この思いの下、ワイはもう一度動き出す。
外銀、戦コン、マーケ等に23卒としてESを出し、テストを受け、面接を受けた。中にはジョブに参加した企業もある。
しかし、前にように熱や気持ちが入らない。
なぜか。
これは自分のやりたい事が決まっており、それが総合商社でしか達成されないからだ。
つまり、ワイのモチベーションは夢や目標に向かって突き進む事で湧いてくるのだからこそ、目標へ繋がらない就職活動には気持ちが入らなかった。
現状ワイには3つの選択肢がある。
①妥協して現在の内定先に行き転職
②院に進学し、もう一度就活
③就職留年
この3択だ。
まず①に関して、転職は就職活動以上に、学歴の代わりに、新卒の会社で何をしてきたかを見られる。
一方ワイの内定先からは過去に商社に転職した人はいない。
就活時代に、大学史上初の総合商社に内定できなかったワイが、転職時に初商社を出すことは不可能に近いと考えた。
次に③に関して。
ワイは22卒として、就活を早期からはじめ、できる限りのことはやった。
志望度の高い企業のOB訪問は20人以上。
内定先としては、殆どが弊学初内定、特に弊学初の外コン、また弊学からは毎年1名いるかいないかのメガバンクも取った。
しかし、それより上のトップオブトップには内定できなかった。
正直これは、努力でなんとかなる範囲ではない問題だろう。
よって、例え23卒として就留しても、ワイは内定できる確率は圧倒的に0に近い。
最後に②に関して。
ワイは学部としては国際系の学部だが、独学でずっと経済学と経営学を勉強していた。
その中で、経営・経済〇〇の分野に関する研究おもろそうだなとイメージをしていた。
その為、就活に失敗したら院進して研究したいなとぼんやり考えていた。
その時はまさか本当に失敗するとは思っていなかったが。。。
さらに学歴・実力をつけた上でもう一度就活できると思うと悪くない。
このような考えからワイは選択肢として院への進学を決意した。
この考えに至ったのも、就活界隈の皆んなと出会ってがんばっている姿を見てきたからこそだと思う。
やはり持つべきものは夢に向かってがんばる仲間の存在だと気付かされた。
恥ずかしくて直接は言えないが、改めて皆んなありがとう。
もし、23卒や24卒(ワイも24卒に該当するが。)、それ以降の学生の方が見ているのであれば、是非とも遠慮せずになんでも言い合える仲間を就職活動を通じて見つけて欲しい。
ワイはその仲間に支えられてここまで来れた。
就活は自分でキャリアを探し、掴むだけでなく、本当に多様な出会い、きっかけ、出来事があるので是非ともそれを大切にして欲しい。
それが今後、あなたの宝や物事の原点となるかもしれない。
本当に就活をして良かった。この一言に尽きる。
今回もまたワイの座右の銘を載せて終わろうと思う。
この座右の銘を胸に、今後も目標に向かい突き進んでいく。
"Study is one but not the only component of your life, but if you cannot even overcome this single component, what can you overcome?"
「勉強はあなたの人生のほんの一要素でしかない。しかしその一要素を乗り越えられないのなら、一体何が乗り越えられるのか?」
End.
P.S.
最後の最後にいいねだけください。
皆様のいいねがワイの生きがいです。