前ばかり見ることに疲れたら
最近突然仕事が激減しました。個人事業主として働いている自分にとって死活問題です。
そしたら当然のように
「仕事が減ったから新規開拓しないと」「新しい仕事を探さないと」
こんな感じでものすごく焦りました。
正直まだ焦りは無くなったわけではありませんが、
後ろを見る。
これに気付いたら仕事が少しずつ増えてきました。
「クヨクヨしてないで前を見よう。」
「辛いことがあっても振り返らない。」
励ましてくれる周りの人たちはこうやって言います。
良かれと思って言ってるんだろうし、言われた時は元気になるんだけれど。
後からまたクヨクヨ悩んでしまったり。
だけどもこんな時に後ろを振り返ると
忘れてきていた掘り出し物があることも。
日常生活でもこんなことないですか?
大掃除とかの時に昔のものを整理していたら、
「そういえばこんなところにこんなものあったっけ。」
とか
昔着ていた服が出てきて、
「こんないい服持ってたの忘れてた!また着よう♪」
とか。
案外お宝とか掘り出し物って自分が通り過ぎってた場所にあったりします。
今回仕事を増やせたのは
何年か前に仕事には至らなかったけど少しなら可能性もあるかなー
というところにアプローチをかけてみたことが1つです。
新規開拓にしか目が行っていなかったので、気付いた時には逆に新鮮に感じました。
前向きなのって良いんですが、今回気づけたきっかけは、落ち込んだ時に
「あの時こうしとけばよかったな」
の後悔から過去を振り返っていたことからでした。
それと後ろを見てよかったことがもう一つ。
ずーっと昔に振り返るんですが
ちっさい時に自分が好きだったこととか興味があったことを思い出すきっかけになったことです。
例えば機械だったりスポーツだったり。
好きだけど苦手意識があって敬遠したり縁がなかなか巡って来なかったり。
ここに目を向けたら、今から勉強すればいつか仕事になるかもしれないじゃん。という気持ちになれました。
後ろを見たら、ずーっと遠くの前を見れるようになりました。
しかもワクワクも連れてきてくれました。
後ろを見て心に余裕ができたら左右も見れると良いです。
もっともっと余裕ができたら上下も見れると良いですね。
行き詰まっている時って視野が狭くなっているんで、そうしていくことで発見できることが増えてきます。
無理矢理前を見るよりも時には後ろを見るとときめきが落ちてるかもしれませんね。