「ボッチャ」
ニューフェイス 第9回
今回は、運動機能に障がいのあるアスリートのスポーツ「ボッチャ」(Boccia)です。
2024パリ・パラリンピックの正式種目で、障がいの種類や程度で4クラスにわかれ、個人戦(1対1)、ペア戦(2対2)チーム戦(3対3)で順位を競います。
屋内コートのサイズは12.5m x 6m。車いすに乗った選手は、先攻(赤球)と後攻(青玉)にわかれ、ジャックボール(白球)に近い位置をねらって、交互に6球ずつ投げて戦います。
投げ方は自由で、転がしたり、足でけったり、障がいの重い選手はランプ(勾配具)を使って転がします。
ルールは単純にみえますが、頭脳プレーや戦略的なチームプレーが求められ、逆転に次ぐ逆転で最後の1球まで勝敗はわかりません。
パリ2024パラリンピック競技大会は、8月28日から9月8日まで開催。ボッチャ日本代表選手の活躍が期待されます。
ちなみに競技名は、イタリア語でボールを意味する「ボッチャ」に由来しています。 かいのどうぶつえん 園長
貝は「割らない」「塗らない」「削らない」
第9回 「ボッチャ」 使用した貝
★選手:アマオブネガイ/スズメガイ/スガイ/ジュドウマクラ/
キリガイダマシ/タモトガイ他
★車いす:サザエ/タコノマクラ/ヤカドツノガイ/キヌタアゲマキ/
フトコロガイ/アサリ他
★ ボール:ヒメカノコ/レモンカノコ/クサイロカノコ ★コート:ホタテガイ