【ZASO:199】長野県 #地獄谷野猿公苑
気づけばこのNOET毎週更新を続けて180週ちょい、そして今回199回という事でここ5回ストック出しが続いていたので、さすがにこんな記念回は気合の入った記事を書きたいなーと思い、せっかく2か月間の土日学校通いも終わり、新しいカメラも購入したのでレッツ地獄谷野猿公苑してきました!
上野駅から新幹線で7500円かけて長野駅へ・・・。
長野駅到着後、歩道の上でバスの切符が売っているテーブルがあるので、そこで片道1800円の切符を買って、時間つぶしにそばを食べてから乗車。
今回の撮影には雪が欲しかったので、天気予報が雪予報になっていた当日は予定としては最高だったのですが、長野駅自体は今年全然雪が降っておらず大丈夫か・・・?と思ってはいたのですが現地についたら一面雪景色でした。
【訪問日】2024/02/23
【マイナー度】☆☆☆☆
さてこの地獄谷野猿公苑、日本ではそんなに有名なスポットではなく色んな場所にちょいちょいある、野生の猿に餌付けして定住するようになった野生の猿を見れる施設です。
このNOTEでも紹介したところだと波勝崎モンキーベイが近いですかね?定住して檻に入った施設だと高尾山の猿園や、日光の鬼怒川温泉ロープウェイおさるの山や千葉県の高宕山自然動物園等々ありますね。
この地獄谷野猿公苑、いつものテンションではそんなに有名ではないという言い方になるのですがここは違います。
何が違うってここは世界的に有名な日本の観光地紹介サイトで「1度は行ってみたい日本の旅行先」として第2位に選ばれた(※出典不明)りするほど外人さんからの超人気を誇ります。(1位は奈良の鹿公園だとか)
バス停を降り、この地獄谷野猿公苑の入り口から歩くこと30分。
(※25分と書いてありますが、雪でグチャグチャ&凍ってつるつるの道で時間かかりました)
【個人的満足度】☆☆☆
せっかくなので30分歩いている途中の写真も少し・・・
感覚値的には日本人1:外人さん9の割合でとにかく外人さんだらけの雪道の登山道を歩き(この道中も写真はいっぱい撮ったので「デートおすすめ度」の項目に出しておきます)、開けた川の上流へ到着をすると漸く建物が見えてきます。
↑この猿だるまも凄い可愛いですね。
↑このような建物群が見えてきており、よーく見ると色々なところに猿がいます。
↓のように黒いパイプに温泉が通っており暖かいのでそのパイプの上でくつろいでいる事が多いようです。
そして更に川の上流を目指していくと「お、温泉だ」と思って見ていたら外人さんが露天風呂に入っていました。
女性はタオルと水着着用可能なようです。男性は縁に座ったら普通にお尻の割れ目が見えていたので全裸のようでした。
↑の間欠泉(噴泉?)の横を普通に猿が歩いていて人間にも全然ビビっていません。
そうここの噴泉はまだ中間地点でこの階段を上ったところが地獄谷野猿公苑なのでここからもう少しです。
800円を支払い中に入るとさらに開けた場所に出てこの中に目的のものがあります。
さてその目的の物とは・・・、そしてこの施設が異常に海外から支持されているその理由とは・・・!
見えてきましたね、すごい人だかりです。
外人さん、外人さん、外人さん、見渡す限り外人さんの山です。
日本人の人かな?と思って話をしているのを聞いたら中国人やタイ人の方等で日本人はカップルが1組と家族が1組、あとは1人で撮影に来ているカメラマンが5人程度しか認識が出来ませんでした。
この施設が何故こんなに人気なのか?それはもう見えていますね、そう猿がゆっくり温泉に入っている風景+雪景色の写真が撮れるからです。
看板にも今まで「Snow Monkey Park」と書いてあったように雪+猿が外人さんにもすごい有名なようです。
ちなみに、先程の人間が入っていた温泉にもともと餌付けの時にリンゴだかを間違って投げ入れたら子ザルが飛び込んで入り、その後親ザルも入るようになって、人間とサルが一緒の温泉に入るのは公衆衛生的に良くないという事で約70年程前に猿専用の温泉が作られたのが経緯のようです。
↑の写真もよく見るとウンチがいくつか転がってますね。
それにしてもこの猿が温泉に入っているという1コンテンツだけでこんなに人が入ってくるなんて超すごいですね。
普段自分もニホンザルコーナーなんて動物園にあっても、子ザルいるかなー?って足止めても長くて5分程度なのに、ここの1コーナーだけでも普通に1時間くらいいました。
絵力が超強いですね。
ちなみに、向かいの崖の上にもたくさん猿がいます。
温泉の温度は42℃と人間でもちょうど露天風呂等でも暖かく感じる温度になっており、猿には汗腺が少なく、毛質的にも外毛の硬い毛と短くて柔らかい毛の2層になっており風呂上りに水をはじけば水気が飛び湯冷めしないという事です。発情期でもないのに顔が真っ赤になっているほど長く温泉に入っている子のようです。
ちなみに↑の2枚は新型カメラの倍率がどんなものかというテストをしていた写真です。ちょっと物足りないですね。
【動物園マニア満足度】☆☆☆
普段このNOTEではニホンザルしかいないようなところでは、動物園マニアへのおススメ度は低い傾向にありますが、ここは(基本的には)ニホンザルしかおらず、野生のカモシカとかも見れるかもねという程度ですが、それでもこの雪の中温泉に入る猿のコンテンツ力は果てしない可愛さがあります。
人生で一度は訪れてみてほしいと動物園マニアにも個人的にはおススメしたい場所です。
なんなら毎年行きたい。
今回は家に重体のペットがおり普段は6時間起きに給餌しており、長くても12時間程で戻らなければいけなかったので温泉にも入らず戻ってきたのですが、猿達の温泉を見た後近くの日帰り温泉でゆっくりして帰るの本当に最高だと思います。
↑この2枚も倍率テストで使ったやつですね。
【一般満足度】☆☆☆☆☆
家族でここ来るのめっちゃ楽しいと思います。
問題点は目的地に着くまでと、その帰りの30分ずつの徒歩での山道を歩くことを耐えられるかどうかで、サルさえ見れればその疲れ吹っ飛ぶと思うのでそのマネジメントさえできれば楽しめると思います。
あとはバスが1~2時間に1本ずつ程度なので自家用車でこない場合はある程度のスケジューリングが求められます。
自分ならバス停から現地まで片道45分×2、現地1時間、休憩30分で現地の滞在時間3時間程度、余裕をもって3時間半程度見るかなという感じです。
ここも足元から噴泉が少し出ておりこの岩も岩盤浴のように温かくなっているようでした。
そういえば先ほど、基本的にはニホンザルしかいないと言いましたが、何故かアズマヒキガエルも展示していました。
【デートおすすめ度】☆☆☆☆☆
めっちゃおススメです。
関東で野生でこんなの見れるところ他にないと思うので、この最強の1コンテンツを見に来るのは非常に楽しいと思います。
雪の長野旅行のメイン目的地に設定してもハズレになる事はないと思います。
先ほどから話をしている30分の道も山道には違いないのですが、意外と登り下りが殆どなく、山道を歩いているというよりは遊歩道を歩いているという感覚なので、妊娠8か月くらいまでで安定している妊婦さんでもこれるレベルだと思います。
雪景色がいちいち美しいのですが、ここじゃなくても見れる風景なのでスキー場とかでもいい気はしますが、ついでに見れると思うとこれも十分なコンテンツな感じがします。
【メジャーな動物】
・ニホンザル
【珍しい生物】-
【オススメの生物】ニホンザル
【その他見どころ】-
【オススメ周辺施設】-
【園の清潔度】☆☆☆☆
基本的結構綺麗です。
足元が土なのでびしゃびしゃになるのは致し方なし。
【飲食店満足度】☆☆
施設内にはありませんが、1.6㎞の道のりを歩きだす前に焼きいも屋さんとアップルパイ屋さんとレストランがあります。
【お土産充実度】☆☆
園内にもお土産がありますし、1.6㎞手前の入り口にもちょっとおしゃれなショップがあります。
【行きやすさ】☆☆☆
【料金】800円
【費用対満足感】☆☆☆☆☆
【想定滞在時間】1時間
【実滞在時間】1時間
【Twitter】https://twitter.com/jigokudani_saru?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
https://twitter.com/jigokudani_saru?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
【インスタグラム】https://www.instagram.com/jigokudaniyaenkoen/
【公式HP】https://jigokudani-yaenkoen.co.jp/
【動物園水族館協会加入】否
普段このNOTE2700文字程度を基準に書いているのですがうっかり3700文字程度になってしまていますね。
という訳で次回は200回を迎えるので個人的に思い入れのある、大き目の施設を紹介したいと思います。
ではまた!
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