UXエンジニアがいても良いよね?という質問に対して「ちょっと違う」と感じること
たまたま読んだ、みーたさんの「UI/UXデザイナーがいるんだったらUXエンジニアがいても良いよね?」という記事を読みました。
みーたさんが「UXエンジニア」と名乗っていたので、私も「UXディレクター」と名乗っているので勝手にシンパシーを感じちゃったので、アンサー記事を書くことにします!
UXは「ユーザーの体験」
うん、そう。知ってる。
って人もたくさんいると思いますがUXとは、ユーザーの体験です。
UIデザインと混合して話す人が多いので、もう一度言います。
「UX」は "体験" なのです。
「UXデザイナー」って何だろう?
UXデザイナーを、Webデザイナーさんがやっているような見た目を作る仕事だと思っている方は多いと思います。
そもそも日本国内では「デザイン」と言えば「見た目を作る人」という認識になっているからです。
Designとは
下図を作る、デザインする、設計する、(…を)計画する、立案する、企てる、つもりである、(…を)予定する
※ Weblio参照
お気づきでしょうか。
日本語で「ユーザーの体験を設計する人」「ユーザーの体験を計画する人」って日本語で書くと、Web業界でいうと企画よりのディレクターの仕事なんですよ。
私はUI/UXデザイナーです。
インターフェースは考えますが、それ以上は考えられません。
とか言っちゃうと矛盾しちゃうんですよね。
そういう場合は「UIデザイナーです」と言うべきだと考えています。
私が「UXディレクター」と名乗る理由
上で述べた通り「UXデザイナー」が企画屋なら「UXディレクター」って何なのさ!
と、思った方もいるでしょう。
私が「UXディレクター」と名乗るのは理由は2つあります。
・前述した通り、日本では「デザイナー」と言うと見た目を作る人だと思われてしまう
・もともと私がWebデザイナー出身なので「所謂デザイナーさん」という印象を持たれたままのことが多い
「UXデザイナー」と名乗っても全然間違いではないのですが、勘違いされちゃうからディレクターと名乗っているだけなのです。
結局「UXエンジニア」が居ても良いと思う?
記事タイトルにも書いた通り筆者の意見を読んで「ちょっと違う」と感じることがありました。
・筆者の書いているアクセシビリティとかももちろんですが、iPhoneでいう「ぬるぬる感」みたいな、動きの部分もエンジニアだからこその提案がたくさんできると思う
・そもそもユーザーの行動体験を考えずにシステム組んでほしくないので、エンジニアの基本スキルになってほしい
というわけで、UXエンジニア大歓迎!
ぜひとも、そんな方と仕事をしたいです。
まとめ
・UXはユーザーの体験を意味している
・ユーザーの体験をデザインする、というのはディレクターの仕事
・ユーザーの体験を考えた上で、システムの設計・提案をするとUXが格段に良くなるはず
・UXはエンジニアの基本スキルになってほしい
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