牛達の爪切り
牛達も爪を定期的に切ります。
これを削蹄と言いまして、削蹄師というプロの方にお願いして切ってもらいます。
牛達の健康維持
削蹄は油圧式の枠場に入れて行います。
牛の蹄はとても硬いので、今ではグラインダーで蹄を削るのが主流になってきています。
写真のような感じです。昔は牛の脚を持ち上げて、鎌で切っていたのでとんでもない進化です。
この削蹄ですが、なぜ必要かというと、蹄が伸び過ぎてしまうと蹄の病気になったりするので削蹄が必要になります。
脚が悪くなると途端に体調を崩します。餌を食べるためにも歩いて移動、水を飲むにも歩いて移動なので、脚が痛いと行動が億劫になります。
行動が減って、餌を食べる量が減ってしまと牛達の健康に影響がでてしまうわけです。
削蹄は牛達の健康を維持するために大切なことです。
なんですが、この削蹄とにかく大変です。
この削蹄する枠場に牛達は入りたがりません。もの珍しいものには警戒してしまうので、中々すんなりとはいかないのです。
牛達のためなのですが、牛達はいうことを聞いてくれないというジレンマです。
ちなみに僕の牧場では約100頭削蹄しますが、1日で終わらせます。
てきぱきこなすのは、さすがプロです。
人も大変ですが、牛達も大変な1日でした。
お疲れ様です。