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成し遂げる力

こんにちは、酪農コンシェルジュの西園です。

今回は、最近読んだ本の感想を書いてみたいと思います。

それではいってみましょう!

成し遂げる力 著者永守重信

永守重信さんは一代で、日本電産という巨大組織を築いたとんでもない人物です。

この本は永守さんが務めた、日本電産の最高責任者を退任したときに書かれた本です。

読んでみた率直な感想は、とにかく熱い。読んでいるだけでも、その熱量が伝わってきます。

永守さんは70歳を過ぎていますが、今でも次代を担う若人を育てるために学校教育に携わっているそうです。すごすぎます。

そして、この本は、読み終わると「よし!僕も頑張っていこう」と元気がでる本だと思います。

この本では「千」という数字が度々でてきます。

作中でも深遠な意味があると著者自身語られています。

「千回言行」を実施せよ

物事を動かすには、他人の力が必要不可欠です。

そこで大切なのが「訴える力」だそうです。

ひとの心をつかみ、動かすには熱意と意義を何度でも訴える必要があるといいます。そうしてひとの心は動く。

「百回では足りない、わかってもらえるまで千回言い続けるのだ」

こころ揺さぶられますね。

千の種をまいて三つの花が咲けばよい

失敗をするのは当たり前。何度でも挑戦しよう。

言うは易しですね。とても難しいことだと思います。

人は失敗を恐れるものですので、チャレンジすることにためらいがあるものです。

成功までの道は失敗を繰り返した先にある。失敗への道と成功への道で分岐しているわけではないです。

思い切って考えを変え、失敗するものだと思ってチャレンジすれば、少しは心が軽くなるかもしれません。

永守さんほどの方でも千回やって三回しかうまくいかないのですから、チャレンジあるのみです。

大きな課題も「千切り」にすれば必ずできる

大きな課題でも、千に切り刻むように小さく課題を分割すれば解決できない課題はない。

困難は分割せよ!ですね。

抽象的な目標はいくら掲げたところで達成できない。

目標までの具体的なアクションを決め、一つ一つ確実に成し遂げていくことが重要です。

これは、目標の設定を間違うとあらぬ方向に行ってしまうので、目標設定自体も重要かなと思いました。

まとめ

他にも創業からの困難の数々をどうやって乗り越えてきたか。

永守さんが考える人を育てる時の考え方。そして、人という資産重要性を語られています。

最初にも書きましたが、とにかく熱い!

モチベーションが上がるのでぜひ読んでみてください。


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