牛達との距離感
こんにちは。酪農コンシェルジュの西園です!
牧場では牧草の収穫が忙しい、いわゆる農繁期です。
忙しいですが、牛達の餌のために頑張ります。
近すぎず遠すぎず
牛達との距離感は管理する上で非常に大切です。
人間に怯えて牛達がビクビクしているようではもちろんダメですが、あまり馴れ馴れしいのも考え物です。
牛達はおとなしいとはいえ、大型動物です。体重は800kg近いです。
人間なんてその気になれば、けちょんけちょんです。
人に慣れている牛は「痒い所を掻いて~」とどついてくることがあります。
牛はそんなつもりがなくても、痛いです。
故意に人間を攻撃してくる牛もいたりします。
僕の牧場にも1頭問題児がいます。
ケガこそしなかったのですが、妻や酪農ヘルパーさんが頭でどつかれました。
牛達は人間を識別しているみたいで、女性に対して攻撃することが多いです。
そういった牛は稀ですが、やはり序列みたいなものは、はっきりさせておくべきです。
僕は他人以上友達未満くらいで考えています。(笑)
近すぎず遠すぎずです。
ちなみに牛達自身も群れで行動するので、序列がはっきりしています。
強い牛は弱い牛をこれでもかというほどいじめます。
怖いくらいです。
なめられないように。けれども大切に。
牛との距離感を大事にしていきたいです。