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7月〜9月上旬で見た作品の感想(2021)洋画系統編
前回の映画やドラマ感想記事
最近見た作品の感想(2021)その5 タイムトラベルや異世界系編
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今後、韓流編もまた記事にします。
※★星は最高が5です。
・ストーリー・オブ・マイライフ
★★★⭐︎3.5
すごく現代的な若草物語。私の好きな俳優しか出てない。←ここ重要
エマ・ワトソン、ティモシー・シャラメ、フローレンス・ピューこの3人は私がトップレベルに好きな俳優で特にフローレンス・ピューが良い、演技派の女優さんだと思うんだけど顔も可愛いし今後大女優になるか期待大。
話の内容はこの時代に女の幸せは結婚だけじゃな!!みたいな内容で仕事と恋愛に迷ってる20代後半の女性には響くと思う。今の時代を生きる30代の女性的な感想としてはエマ・ワトソンが完全にキャストの選択ミス感があるかなと、この人こそ自立したフェミニストバリバリのイメージがついてるのに、好きな人と結婚することが幸せの思考の役が合ってないし、童顔で長女のイメージがない。この役最初はエマ・ストーンだったのは納得かもしれない、でもエマ・ストーンも強い自立女性のイメージ強いけど…
でも、ラストの終わり方が個人的には好き。賛否ありそうだけどこのラストにするといろんな女性の選択肢が肯定されると思う。これネタバレになってたらすいません。
・ミッドサマー
★★★★⭐︎4.5
フローレンス・ピュー繋がりでミッドサマーを、こちらは私はとても大好きだけど見る人を選ぶかもしれない、グロいのが無理な人はオススメしない。
この映画の良さを感じるには、人生経験と年齢または環境、興味などのバランスが必要なんだと思う。比較的、幸せ、平凡な人生を歩んでいたり、年齢が若過ぎたりするとただの、ホラーでグロいよくわからない作品にしか見えないと思う。
これを良作と思うかは自分のこれまでの人生が測れる映画だと思う。
私はテレビ東京の『ハイパー ハードボイルド グルメリポート』のシベリアのカルト教団の回がめちゃくちゃ好きで、その情報を前持って入れているのもあって、この映画の世界観はうまく表現されてると感心した、多分監督はその村を視察してるのでは、というくらい美しさが似ていた、食事が美味しそうに見えるとか。
主人公が、カルトにハマる体質であるかは、冒頭で理解できる。ここで理解出来ると主人公に共感しかない。ラスト終わり方も、私も主人公と同じ選択をすると納得してしまった。
私は、5年前に失恋したことがあるのだが、その頃の恋愛の結末はこのようにしたかったと思えた、ここでも人生経験が大きいのだけど、どんな恋愛をしていたかにもこの作品を良作かどうか測れるものさしかもしれない。
・シンデレラ
★★★⭐︎3.5
アマプラで配信されてる映画。現代版シンデレラ。
まず、曲が最高すぎる。30代、40代はかり刺さると思う。アナ雪のイディナ・メンゼルが歌うマテリアルガールとか最高か‼︎
それと、ビリー・ポーターも最高、いつも授賞式の雰囲気そのままで登場という感じ、それと現代的過ぎてディズニーのシンデレラ物語のアンチテーゼみたいなお話。
私はシンデレラ症候群について昔勉強したことがあって、自分が抱く違和感を肯定してくれるような映画だった。これを子供の時に見たら悩まずに生きられたかも。
しかし、難点あり主役のカミラ・カベロが個人的に可愛いと思えない。歌が上手い、人種性を理由に選ばれたのかもしれないが、フィフス・ハーモニー泥沼脱退からあんまり良いイメージかないので、主役を違う人にしてほしかったのが正直感想。シンデレラのイメージには合わない。でも歌声、音楽本当に良いのでオススメです。
・ヒーズ・オール・ザット
★★2
Netflixで配信してる。
これ実は20年前の流行った映画『シーズ・オール・ザット』のリメイクで、私はDVD買って50回以上は見てる大好きな映画なんだけど、やっぱりオリジナル版には勝てないよね。構成もお金のかけ方全然違うし、音楽もやっぱりオリジナル版は最高やし、ここまで違うかと…
オリジナルが良すぎるのよね、この作品はオリジナルを誇張しすぎもあるし、男女逆転バージョンだけど、リメイク版の主役の女の子が相手役の男の子よりゴツいのが気になる。オリジナルは小さくて華奢なのよ。
学校で冴えない男の子をプロムキングにするお話やけど、最初からよくいる普通の男の子だし、オリジナル版はオタクで不気味で歩き方も変でその子をプロムクイーンにするお話。
リメイク版の主役は水着とかでアプローチしてるから秒で良い関係になるし、これ男女逆転はやっぱり生物学的にはこの映画は成立しないな。
前回の映画ファンの人にはガッカリ映画だと思った。前回の映画信者は見ない方がいい。初見の人にもそんなにオススメしないけど。
・EMMA
★★★3
アニャ、旬の女優でもあるけどきっとみんな好きでしょ。
EMMAはプライドと偏見+ソフィアコッポラのマリー・アントワネットって感じで、総じてアニャいてのこその映画って感じ。
今の時代的にはモチーフの物語は古さを感じるけど、映画衣装は最高にかわいい。
私の人生映画でもランクインするソフィアコッポラのマリー・アントワネットの世界観がトップクリエイティブだとしたら、この作品は装飾は中途半端でシンプルめ。
個人的な感想としては、女優がせっかくアニャなんだから物語を少し現代的にアレンジしても良いと思う、内容の感覚が20年〜15年前の作品のままだなと思った。なんか惜しい。
・マザー!
★★2
理解しにくいし、全く共感もできないんだけど、アート性が強い。キリスト教に詳しい人は理解できるらしいけど、私は仏教やしなと…
ジェニファー・ローレンスの『パッセンジャー』が好みの物語で好きなんだけど、このマザーはなかなか難しい映画。ジェニファー・ローレンスの魅力のみで終始押し切ってるわけわからん映画。家に客が色々尋ねてくるんだけど自分なら追い出すわって、基本的に共感できない内容と終始なっている。観た時間返せっとまでは思わないけど見てもポカン状態は必須だと思う。
・魔女がいっぱい
★★⭐︎2.5
いや、これこそアン・ハサウェイありきな映画、とりあえずそこそこ30代のトップ女優使えばいいのか?内容がな…
あまり話題にならなかった理由が見てなんとなくわかった。
内容は子供映画のようなそうじゃないような大人映画。ラストを変えてほしい。あれは、ハッピーエンドじゃない。悲しいのよ後味悪め。
でも、アン・ハサウェイが最高であることは変わりない、魅力全開で見せてくれたのはは素晴らしい。サクッと観れるような映画に見えて、実はそうでもなかったかも。
そんな感じで、また次回へ続く。