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苦しい後、2~3年後に成長する

あけましておめでとうございます。
今年もいろいろ考えたことをアウトプットをしていきたいと思っております。

noteは無理やり書くものではないですが、目安として1年間で50本ほど(1週間に1本程度のペース)をアップできればと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

※参考:昨年2021年は10本ほどでした。


本日のテーマは、「苦しい経験をした2~3年後に成長する」ということです。


実家に帰省して、いろいろ内省したり中学生のころなどに感銘を受けた本などを読み漁っておりました。
その中の一つに、「今やっていることが2~3年後の形作る」と書いてありました。

この言葉を見てはっとしたのですが、私の人生においても、確かに思い当たる節があります。

私は中学生のころ、勉強に苦労はしなかったのですが、部活で様々苦労しました。バスケ部に当時所属しており、高い目標を掲げているチームでした。練習も厳しくお盆休みや年末年始以外はすべて練習をしておりました。
練習メニューも厳しく土日は毎日5~6時間ほどの練習でした。

結果としてはすべての大会で市大会は優勝できたのですが、自分は身体的に恵まれている方でもなく、けがも多かったため、一度つかんだスターターの座を途中で外れてしまい最後まで6thメン(ベンチからの出場)となりました。自分のせいで負ける試合などもあり、非常に苦しい期間だったと思いますが、引退前の3年生の夏頃にはいろいろ吹っ切れて全力で集中してバスケに取り組めていたと感じています。

そのあと高校に進学した際に、これは部活ではなく勉学の方で活きました。

中学校の頃に厳しい練習で培った「努力が当たり前」といった価値観を持っていたところに、尊敬する友人の影響で勉強に対して大きなモチベーションを感じ始め、行きたい大学もなかったところから、東京大学への進学を目標にしつつ、取り組み始めました。

学校の定期テスト・学校で受験する模擬試験・塾内模試いずれも大きく成績が上がりました。
成績が上がった理由は、明確で「定期テストに対して全力で取り組んだこと」です。具体的には、「圧倒的物量をこなす=定期テストの範囲になっている問題集についてとにかく何度も何度も取り組む」ということです。
何度も取り組むことで、頭に叩き込まれるので、定期試験でもかなりのスピードで回答をすることができましたし、数か月後に模擬試験で問題が出たとしても他の人が忘れている中で、自分はしっかりと問題パターンが叩き込まれていたため、忘れることなく取り組むことができました。

とにかく定期テストの演習に取り組む量は人より多かったと自負しており、毎回の定期テストの演習だけで各科目ごとに1冊ノートを使い切るほどでした。

これは、まさに中学校の部活で練習にまじめに取り組んだ経験から培った価値観が大きく活きたと思います。バスケ部の練習では「フットワーク」と呼ばれる基本的な足腰を鍛える練習が最もつらいのですが、自分が所属する部活ではこれがかなり大きなウェイトを占めておりましたが、私はそれに誰よりもまじめに取り組んでいたと自負しています。何度も何度も体幹トレーニングや、体育館のコートの端から端までを往復するメニューを続けるのです。

これが高校の時に何度も何度も問題集を解くことが大事、という価値観に繋がり、大きな成績アップに寄与したのです。

そのころは暗中模索で、けがもするし、スタメンは外れるし、活躍できない期間も多かったのですが、この経験が人生の中で大きな教訓となっています。
(ちなみに現在、私は趣味としてトライアスロンに取り組んでいますが、これは中学校のバスケ部の時に走りこんだことで足腰が強くなったことが基礎となっています)

このように苦しい中でも全力で取り組むことは、もしかすると今取り組んでいることで明確に結果に繋がらないかもしれませんが、2~3年後には必ず何かしらの成長や成果につながるはずだと思います。

もっというと、本当に自分の弱い部分に向き合った経験や苦しい経験、さらに壁を乗り越えた経験というのは、2~3年後だけではなく、人生の様々なフェーズにおいて大きな支えとなると思います。

私の場合は、上記の経験は、本当に様々な場面で活きています。

大学時代に理系の科目で苦労した際にも演習量を稼ぐことで克服しましたし、現在の趣味であるトライアスロンでも活きています。現在はトライアスロンに取り組むことで仕事のストレス解消にもなっていますし、様々な内省を得る機会に繋がっています。


私の仕事を振り返ってみると、直接的に将来の自分のビジョンに繋がっているかはわかりませんが、一方で明確にやりたいことが他にあるわけでもなく悶々とする場面というのはあります。
しかし、過去の経験や人生の先輩方が語ることを鑑みると、上記のように「苦しい経験をした2~3年後に大きく成長する」ということはほとんど自明であるように感じます。今自分が、「苦しむほど努力をしているか?全力で取り組めているか?」というとそうでもないような気もしています。


今年2022年は、目の前の目標に向かって、苦しみながらも全力で取り組んでいきつつ、2~3年後の布石にしていきたいと思います。

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