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この仕事向いていない・・とモヤモヤ悩んだら、「言語化」して「即行動」
「会社に入ったけど思ったのと違った」
「自分はXXがやりたいと思っていたが、実際はXXがやりたいのだと思う」
「今の仕事は自分の性格や強み的に向いていない」
そんなふうに、自分が今の環境にフィットしていない、この仕事に向いていないと思いつつ、目の前の仕事をやらないといけない・・組織に求められることを果たさないといけない・・と思う人は多いと思います。
そんなときに、自分のモヤモヤを解消し、一歩進んでいくためにはどうすれば良いのでしょうか。
多くの人は、このような場合
1.転職
2.上司を変える
3.アサインメントを変える(案件や部門など)
などを考えようとします。
基本的な原則は、まず「社内でできることを探してみる(2,3)」の後に、「転職を考える(3)」だと思いますが・・
その前に・・「自分でできることをやってみる」が大前提だと思います。
例えば、新卒で営業に配属され、辛いことが多く、自分が営業に向いていないのではないか・・お客さんに臨機応変に対応しなければならない営業職よりも、安定的に業務推進ができる、エンジニアやコーポレート系の業務のほうが向いているのではないか・・と思ったとします。
多くの人は、その場合、転職を考えながらも、決め手がないので、「モヤモヤ」した状態のまま、数ヶ月〜半年、人によっては数年間働き続けるのだと思います。
ただ、そのモヤモヤした悩みがあるまま仕事に向かっても成果が出ないので、仕事も楽しくならず余計にモヤモヤが残り続けてしまいます。
この記事では、そうした「モヤモヤ状態」をクリアに解消し、根本解決する方法についてお話しします。
私は、以下の3つのステップで、モヤモヤを解消できると考えています。
<今の仕事に向いていない・・とモヤモヤしている場合の解消ステップ>
①自分が今の仕事に具体的に何に不満があるのか言語化
②不満を解消できるような方法をリストアップ(思いつきでOK)
③リストアップしたものをとにかく端からやってみる
④実際にすぐに行動できたものをやり続ける
例えば、
新卒で人に魅力を感じてIT系のコンサルティングファームに入社をしたものの、コンサルタントとしてお客さんと接することにはあまり向いておらず、エンジニアのような形でより専門性を持ってプロダクトを開発したい
というAさんがいたとします。
Aさんの例を参考にしながら、4ステップについて少し詳しくお話しします。
①自分が今の仕事に具体的に何に不満があるのか言語化
まず言語化しましょう。これだけで案外自分が悩んでいることは大したことがなかったことに気づく場合もあります。
Aさんの場合は、まずは、「コンサルタント」という職業に漠然と不満を抱えているということがわかります。コンサルティングの、何が不満があるのか、言語化してみると、案外「上司がいやだ」「お客さんの要望がコロコロ変わる中で要望に答えないといけないのがいやだ」など、職種以外の要素が不満として挙がってくることも多いのではないでしょうか・
「上司が嫌だ」としたら、さらに「上司の何が嫌なのか」「どんな上司ならいいのか」と言語化してみます。
②不満を解消できるような方法をリストアップ(思いつきでOK)
次に不満を解消できる方法をリストアップします。ポイントは「自分ができること」にフォーカスすることです。
Aさんの場合は、「上司を変える」「エンジニアリング部門に異動する」などではなく、以下のように自分のできることに書き換えます。
「上司を変える」→「上司に自分の不満を伝える」「上司の上司に相談する」など
「エンジニアリング部門に異動する」→「エンジニアとして必要なスキルを調べる」「UdemyでPython講座を受講する」「異動願を出す」など
③リストアップしたものをとにかく端からやってみる
リストアップができたら、端からどんどんやってみます。
そうすると「行動に移しやすいもの」「行動に移しづらいもの」が出てきます。主に心理的なハードルが原因です。
行動に移したものの中でも、「続けられるもの」「続けられないもの」が出てきます。
例えば、「エンジニアリング部門に異動したい」と思ったとして、まずはスキルを身につけようと思い、土日にUdemyの講座を受講したとします。最初は頑張っても、1ヶ月もすればやめてしまうこともあります。
このくらいの気概であれば、挑戦しない方がいいでしょう。本当に今の仕事よりもエンジニアになりたいのであれば、必ずエンジニアになるまで努力し続けられるはずです。
また、「上司が嫌だ」と思った人でも、上司の上司に相談してみよう!と思って相談内容をまとめているうちに、案外自分に責任があるのではないか、と思い始める、なんてこともあります。
とにかくポイントは、「躊躇なく行動する(しようとする)」ことです。
そうすることで、モヤモヤ悩んでいることが、具体的な「行動リスト」に変わり、その中で本当に悩んでいること、解決したいことだけが「行動」に移ります。
漏斗のように、「行動」によって、本当に悩んでいることが絞り込まれていきます。
イメージ:大して悩んでいないことは行動につながらず、本当に悩んでいることだけが行動につながっていく
④実際にすぐに行動できたものをやり続ける
③で行動できたものはできるだけ続けましょう。例えば、本当にエンジニアになりたいと思ったら、休日や仕事終わりの時間を割いてでも続けましょう。そうして半年や1年でも続けていると、エンジニアリングの副業などにつながるかもしれません。
上司が嫌だと思い、何度か他の人に相談していれば、「具体的にどんな人と一緒に働きたいか」が明確になってきて、理想とする社内の人に「一緒に働きたいです」と交渉しに行けるようになるかもしれません。
以上、今の仕事に向いていない・・とモヤモヤしている場合の解消ステップでした。
ポイントとしては、以下のようなものです。
・不満なポイントを具体的に言語化
・不満を解消するために躊躇なく行動する
・行動できたものはできるだけ継続する
私は、基本的に
人の言っていることは信じられない。人の行動のみ信じられる
と思っており、これは自分自身を客観的に見つめるにも使えます。
例えば、「(サービス開発系の)エンジニア」が向いているのではないかと思った時に、すぐにプロダクト開発をできないのであれば、(少なくとも今は)エンジニアにならないほうがいい
といったように、自分の行動を客観的に分析することで、自分の思いの強さを測るのです。
ソフトバンク会長の孫さんも以下のようなことを言っています。
「気付いているのに、なぜ1日でも早くやらないのか。すぐやらないなら、まだ本気ではないということなのです。」
(正確には、AI時代が到来する未来が見えているのになぜ1日でも早くAIに取りかからないのか、という趣旨での発言ですが)
ぜひ、上記のようなことを意識して自分のモヤモヤした感情を解消し、集中して目の前の仕事に取り組んでいただければと思います。