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『トポロメモリー』公式大会用、真剣勝負ルール
トポロメモリーの公式大会を開催しました。
1月に東中野のボードゲームカフェのディアシュピールさんで参加者5人の総当たり戦で行い、勝率と獲得枚数で優勝者を決めました。
優勝した薩摩和菓子さんは、なんとご自宅で一人の練習を重ねたとのこと。作者(僕)でも考えたことがなかったので、その気合には敬服するしかありません。
大会では通常のルールではなく、1対1で競う真剣勝負ルールを用いて勝負してもらいました。トポロメモリーは老若男女国籍問わず、誰もが楽しく遊べるシンプルなゲームですが、競技性の高いエクストリームな遊び方も可能なのです。
本noteではそんな真剣勝負ルールを公開します。『トポロメモリー』をお持ちの方は、ぜひ遊んでみてください。友達同士で大会をするのもいいと思います。
※通常のルールに加える形で運用するルールです。通常のルールはこのnoteの最後にリンクを貼っておきます。
- 真剣勝負ルール -
準備
・プレイヤー2名に加え、めくり役1名を用意します。
・プレイヤー2名は、テーブルを挟んで向かい合うように着席します。めくり役は2名からの距離が均等になるよう、テーブルの残りの辺の近くに立ちます。
・トポロメモリー1セットを裏向きでよく切り、1枚を裏のまま取り除きます。そうしてつくった山札を、めくり役が持ちます。
・プレイヤーは全ての指がテーブルのフチにつくように両手を置きます。これをホームポジションとします。
プレイの流れ
・めくり役はカードを1枚ずつ場に表にして置いていきます。
※このとき片方のプレイヤーだけにカードの図形が先に見えることのないように注意します。
※カードを出すのは、両方のプレイヤーの手がホームポジションにあることを確認してからです。
・プレイヤーは場にトポロジー的に同じ図形が描かれたカードのペアを見つけたら、いち早く取ります。
・めくり役は、カードの配置が片方のプレイヤーに近くなるようになってしまっていたら、可能な限りフェアになるように場の配置を変えます。
ゲームの決着
めくり役のもつ山札が尽き、場にペアがなくなったらゲーム終了です。
その時点で多くのカードをもつプレイヤーの勝利です。大会形式など、複数回の勝負を行って結果を競う場合は両者の獲得枚数を記録します。
以上です。
これを採用しますと、トポロメモリーがヒリヒリとした緊張感と格別の勝利の喜びをもたらす競技へと変貌します。一方、副作用として通常ルールなら歓声があがるシーンで、プレイヤーがうめき声をあげるようになります。
いずれにせよ大いに盛り上がります。ぜひ、挑戦してみてください。
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