マリーンズ公式戦TV観戦記 6/21-30 VSホークス戦、イーグルス戦、バファローズ戦

みなさまこんにちは、ZKです。今回はちょっと変則です。
交流戦明けのホークス戦と、イーグルス戦、バファローズ戦の3カード、
計9試合を振り返ります。9試合ですから、長くなります。ご容赦のほど。

現在首位ホークスとマリーンズとのゲーム差は9。ここで踏ん張らないと
オールスター前マジック点灯が現実味を帯びてきます。続く対戦相手は
イーグルス。交流戦前借金が8ありましたが、交流戦絶好調。
球団創設20年の節目の年に交流戦初優勝を果たし、借金完済。
Aクラス争いに殴り込みをかけてきました。バファローズも交流戦を
勝ち越して、まだまだ上位進出を諦めていない様子。
まったくもって気が抜けません。
まずは首位ホークスとの3連戦、初戦の先発はマリーンズ小島投手、
ホークスはスチュアート投手です。この試合は、北九州市民球場での
開催です。みずほpaypayドーム(最近名前変わったのね)と較べると
狭い球場ですから、一発に注意です。
試合は序盤から荒れ模様です。1回裏、先頭周東選手が安打で出塁。
今宮選手の打席で佐藤選手が盗塁を刺し一死としますが、
今宮選手がレフトスタンドへの一発。ホークスに1点が入ります。
さらに栗原選手安打、山川選手は中飛に抑えますが、近藤選手、正木選手、
甲斐選手に連打を浴びます。1イニングヒット6本でいきなり4失点の
ビハインド。小島投手は交流戦から調子が芳しくありません。
一度抹消するのか?開幕投手のプライドにかけるのか?去年の
傾向からすると吉井監督は、『この人!』と見込んだ選手は悪くても
1軍で使い、復調するのを待つことが多いので、おそらくローテーションで
なえていくと思いますが、早く復調してもらわないと、ホークス追撃も
ままなりません。
マリーンズ打線は2回にすぐさま反撃。二死満塁から岡選手が走者一掃の
レフトへタイムリー二塁打を放ち3-4。まだまだ試合はわかりません。
岡選手は最近絶好調。今日も4本のヒットを固め打ちし、打率が.277まで
上がってきました。プロ11年目にしてキャリアハイになるかもしれません。
追加点はホークスに入ります。4回裏先頭の廣瀬選手がライトへの本塁打。
また一発です。佐藤選手、周東選手連打の後、栗原選手の内野ゴロの
フィルダースチョイスと山川選手の適時打で3失点。3-7と点差が
広がりました。8回にも2点を追加したホークスが4-9で圧勝。

続く2戦目の先発はマリーンズが種市投手、ホークスは大津投手です。
先制はマリーンズ1回表佐藤選手の適時打で1-0とします。
マリーンズ先発種市投手は6回まで75球三塁を踏ませぬ好投でしたが、
7回につかまります。一死から山川選手が11球粘って死球で出塁。
続く近藤選手が10球目をレフトへツーベース。2人で21球投げさせる粘り。強いチームの中軸打者感が半端ないです。続く柳町選手は2球で
追い込まれるも、粘って7球目をレフトへ運び1-1の同点となります。
この回だけで30球以上を要しました。強いわけです。
8回も続投となった種市投手は簡単に二死を取るも、周東選手に
ライトスタンドへ本塁打を打たれ、とうとう勝ち越されます。
今宮選手、栗原選手にも連打を浴び1-3となったところで種市投手は降板。
8回途中3失点ですから、責められません。ナイスピッチングです。
1点に抑えられた打線が奮起しなければ。

このまま3タテを食らうとゲーム差が12となってしまう3戦目は
マリーンズメルセデス投手、ホークスモイネロ投手の両助っ人左腕の先発。
ここまでモイネロ投手がパ・リーグ1位の防御率、メルセデス投手が2位
ですから、両チームともそんなに点は取れないと思っていたのですが・・
1回表二死から荻野選手、ソト選手、佐藤選手の3連打で1点を先制。
しかし首位ホークスはすごく強い。1回裏周東選手、今宮選手の連続
2塁打で1-1となります。さらに4回裏近藤選手の2ラン本塁打で1-3と
勝ち越しに成功します。敗色濃厚と思いきや、打線が奮起します。
6回表佐藤選手、髙部選手のヒットで一死一二塁から中村選手の当たりは
ショートへのゴロ。今宮選手が二塁送球も、一塁走者髙部選手の脚が勝り
セカンドセーフ。さらに廣瀬選手の送球が一塁ファールゾーンへ。
ボールデッドでテイクワンベースと思いきや、佐藤選手、髙部選手が生還。

このプレー、プロ野球ニュースで野球規則を元にした解説がされました・・
送球が次のようになったとき
1)ベンチやスタンドなど、ボールデッドとなる個所に入った場合
2)フェンスの隙間や金網などに挟まって取れなくなった場合
ボールデッドになります。 フムフム
打球処理直後の最初のプレイのときは、走者は投球当時の占有塁を基準に
2つ進む。
それ以外のときは、走者は送球が野手の手を離れたときを基準に2つ進む

ボールデッドアルアルは、打球を処理した最初の野手が暴投するパターン。この場合は、『投球当時の占有塁基準に2つ』なので、バッターランナーは
2塁へ到達します。よくある(?)光景です。
今回、ボールデッドの送球は、セカンドの廣瀬選手。今宮選手からの送球を
受けた、『処理直後の最初のプレイ』ではありませんから、
『送球が野手の手を離れたときを基準に2つ進む。』の対象プレイ。

髙部選手はセカンドに滑り込んでセーフのジャッジを受けていますから、
2つ塁を与えられ、ホームインとなったわけですね。1つ知識を得ました。と言うことで、ランナー2人のホームインが認められ、3-3の同点です。
これだけ頑張って、苦労して同点に追いついたのに、
7回裏ホークスがすぐさま反撃します。今シーズン育成契約から柳田選手の
故障離脱もあり再度支配下登録を勝ち取った佐藤選手のタイムリー
ツーベースでホークスが2点追加。3-5と敗色濃厚です。
しかし今日のマリーンズ打線には5月下旬の粘りがありました。
9回表はホークスの守護神オスナ投手がマウンドへ。
一死から岡選手がヒットで出塁、藤岡選手が四球を選び一二塁。
代打ポランコ選手が左飛に倒れ、絶体絶命の場面で打席にはソト選手。
2球目のストレートを打ち上げます。ライトフライで試合終了と思いきや、
ライン際の打球が落ちてきません。まだ伸びますそしてそして、なんと
スタンドイン!!起死回生ソト選手の3ラン本塁打でマリーンズが6-5と逆転
レフトスタンドの一角、黒の軍団が大盛り上がり。それ以外、球場全体は
どよめきました。まさかあれが入るとは。ソト選手の逆方向の打球は
伸びると知っていましたが、規格外でした。
歓喜の三塁側ベンチからこちらも守護神益田投手がマウンドへ。
今日は取ったらすぐに取り返される試合。一筋縄ではいきませんでした。
先頭の近藤選手がレフトへの2塁打。犠打で三塁に進み、甲斐選手の代打に中村選手がコールされ、球場が盛り上がります。中村選手の当たりは
強い一ゴロ。ホームアウト!思いきや、代走川村選手のスライディングで
捕手佐藤選手のミットからボールがこぼれ、ホームはセーフ。
後から見ると、佐藤選手がキッチリと捕球できていなかったようです。
後一歩で勝利がすり抜けました。結局このまま延長12回引き分けです。
勝てなかったと言うべきか負けなかったと言うべきか・・
残念ではありますが、最悪の3タテは阻止しました。しかしホークスとの
ゲーム差が11ゲームに広がりました。済んだことは仕方ありません。
切り替えていくしかありません。岡選手、佐藤選手が好調で、髙部選手も
3割キープ。徐々に得点が取れるようになってきていますから、
ここが踏ん張りどころです

続く6/25-26はホームZOZOマリンスタジアムでのイーグルス戦です。
先発はマリーンズが西野投手、イーグルスが内投手です。今日は打線が
絶好調でした。1回裏髙部選手ツーベス、2番起用の角中選手の当たりは
セカンドへ。一塁アウトの判定でしたが、リクエストで判定覆り
無死一三塁。髙部選手凡退もソト選手が先制適時打を放ち、2-0。
3回裏には角中選手の2ラン本塁打、中村選手の1000安打目となる
タイムリーツーベースで点差を広げます。ここ最近は不調でスタメンを
外れることも多い中村選手ですが、6月は好調。これを今後もずーっと 
ずーっと続けてほしいですね。マリーンズファンの切なる願いです。
イーグルスは4回表、友杉選手のエラーから二死三塁とし、鈴木選手が
サードへの内野安打で1点を返します。バットを粉砕したのですが、
マリーンズにとってはアンラッキーでした。6回表にも鈴木選手は適時打。交流戦では4番も任されていたベテラン鈴木選手。マリーンズでも
活躍していたので、応援したい気持ちはヤマヤマなのですが、できれば、
マリーンズ戦以外で頑張ってというのが、ファンの偽らざる想いかも。
3点差とされたマリーンズ打線は7回に爆発します。イーグルスは
この回から左腕弓削投手が登板。簡単に二死を取りますが、岡選手が
スリーベースで出塁今日3本目。6月中盤から1番に起用され
猛打爆発です。途中出場の荻野選手の適時打で6点目。
髙部選手のツーベースで加点。ソト選手四球の後、佐藤選手、中村選手に
連続適時打が出てこの回5点追加
西野投手の後を、横山投手、坂本投手、国吉投手、廣畑投手と無失点で
繋ぎ、10-2の快勝で交流戦後初勝利です。佐藤選手は今日4安打で
打率が.301となりました。打てる捕手いよいよ実力発揮です。

水曜日は、マリーンズは中森投手、イーグルスはベテラン岸投手が先発。
両投手とも走者がいないときは、ゆったりとしたワインドアップで投じる
本格派対決。ZKはワインドアップ好物です。最近減りましたね。
1回裏、ツーベースで出塁した岡選手を置いて、ポランコ選手がライト
スタンドへの2ラン本塁打。2点先制です。さらに3回にもヒットで出た
角中選手を置いてポランコ選手が今度は左中間スタンドへの一発。
2打席連続2ラン本塁打で難敵岸投手から4点を奪います。
ポランコ選手は昨シーズンも岸投手から良く打っていましたが、今年も
相性の良さは健在のようです。通算の対戦成績は20打数10安打本塁打5 。
打率.500、本塁打率.250は驚異の数字です。
先発中森投手は5回に小郷選手に犠飛を打たれ1点を返されますが、
6回途中までこの1点に抑えて、今シーズン初勝利です。
そしてこの試合のトピックは、益田投手です。長年マリーンズの中継ぎ、
抑えとして、ここまで700試合以上に登板。今日のセーブで
通算セーブ数が228となりました。幕張の防波堤として大活躍した、
ロッテOB小林雅英投手のセーブ数を上回り、球団記録更新です。
ロッテ一筋13年目のベテランが歴史に名を刻みました。
特筆すべきは、中継ぎ、抑えとして13年間、ほぼケガなく
投げ続けていること。毎年コンスタントに活躍し、年間最少登板数は
38です。ホールド数も170。このままだと、前人未到の200ホールド、
200セーブなんてことも・・・名球会も見えてきた鉄腕です。
益田投手が現役で活躍している間に、角中選手、荻野選手がいる間に、
リーグ優勝をしてほしいという願いを新たにした日でした。

1日休んで金曜日からははバファローズ戦です。
この3連戦はAll for CHIBA FES。金曜日はこの時期毎年恒例となりつつある
習志野高校吹奏楽部来場のイベント日。今年も美爆音がZOZOマリンに
鳴り響きました。近年、高校の吹奏楽部が応援するイベントは各地で
多く見られますね。バファローズでは大阪桐蔭高校が
ライオンズでは花咲徳栄高校が行っているようです。
前回のホークス戦でも似たようなイベントをしていました。
ひいき目かもしれませんが、習志野高校が一番素晴らしいと思っています。甲子園での習志野高校の応援は見たことがあるのですが、マリーンズを
応援する習志野高校の演奏を一度は生で観戦したいな。
金曜日は天候がよろしくなく、神宮球場は雨で中止。千葉も中止の
可能性が高かったのですが、マリンで演奏したいの思いが通じたのか、
試合開始を41分遅らせて雨中のプレイボールとなりました。
バファローズは大阪からの移動ゲーム。移動の新幹線が途中で止まり、
通常より球場入りが遅れたそうです。大変です。
先発はマリーンズ小島投手、バファローズがエスピノーザ投手です。
先制はバファローズ。先頭福田選手ヒット、西野選手犠打、太田選手四球で一死一二塁から4番森選手の当たりはレフトライン際への適時打。
あっという間にバファローズが1点を先制。雨天試合の鉄則、
『先制点を取って試合進行を急ぐ』をバファローズに実践されました。
今週もまだ小島投手の調子が上がらないのかな?と不安になりましたが、
その後紅林選手、セデーニョ選手を連続三振に打ち取ったので、
大丈夫なようです。
習志野高校の大応援に後押しされるマリーンズですが、
実は過去このイベント日、1度も勝ったことがありません。
今年も劣勢かなと思っていましたが、例年とは違いました。
2回裏、ソト選手佐藤選手の連打で無死一二塁から、上田選手のライトへの
ツーベースで1-1に追いつきます。さらに髙部選手もライトライン際へ
ツーベースヒット。連続2塁打で3-1と逆転に成功しました。
髙部選手、見事なバッティングでした。2年前からさらに進化して1軍に
戻ってきてくれました。今やなくてはならない選手です。
吉井監督はいろいろな打順で髙部選手を使っていますが、ZKとしては
1番か3番、上位打線において欲しい選手です。この後小川選手の犠飛で
さらに1点追加。マリーンズが4-1とリードします。逆転してもらった
小島投手、2回は三者連続三振で立ち直りかけていましたが3回に
森選手に今日2本目のタイムリーを浴び4-2。さらに二死から紅林選手の
放った内野フライを友杉選手が落球。4-3の1点差となります。
友杉選手は、軽快に横っ飛びで好捕するかと思いきや、送球ミスや
捕球ミスもチョイチョイあって、失策数がパで一番。伸びしろがあると
思うことにします。
同点のピンチでしたが、小島投手は動揺することなくセデーニョ選手を
打ち取りました。このあと小島投手は1人の走者も許さぬ投球。
しり上がりに調子を上げてくれました。
7回裏一死から髙部選手が内野安打と盗塁で二塁へ進みます。友杉選手の
当たりはレフト左へのライナー。杉本選手がダイビングキャッチの
好プレー。追加点なりません。このあと小川選手が四球を選び、
バファローズベンチからコーチが出ようとしたところで球審の津川さんが
ストップをかけます。どうした?と思ったら、選手全員ベンチへ
引き上げてきます。徐々に雨脚がつよくなり、さすがに続行は無理と
判断したようで試合は一時中断となります。
昔の球場で雨で一時中断となれば、ジーっと待つしかありませんでしたが、
今日は、スタジアムDJが習志野高校吹奏楽部が応援で使用するJ-POPを
中心に盛り上がる曲を次々に掛けて、場をつないでくれました。
往年のスタジアムの雰囲気が好きなオールドファンのZKですが、
今日ばかりはスタジアムDJも悪くないと思い直しました。
約30分が経過したところで、天候の回復が見込めない、続行しようにも、
グラウンドのあちこちで水が溜まっていて、グランド整備が難しいと
判断したようで、7回二死マリーンズ攻撃中、コールドゲームが
宣告されました。バファローズにしてみれば、新幹線が遅れ、
試合開始が遅れ、試合は途中で終了。なんとも大変な一日でした。
2018年から始まった習志野高校吹奏楽部によるマリーンズの応援。
コロナ禍で中止となった年もありましたが、今年ようやく勝利を
届けることができました。ずぶぬれになりながら、最後に
『歓喜のテーマ』を演奏してくれました。苦節6年初めて披露されました。
来年は9回まで試合をして、その上で『歓喜のテーマ』が流れるといいな。

土曜日は雨も上がったZOZOマリンスタジアム。
先発はマリーンズが種市投手、バファローズは田嶋投手です。
先制はマリーンズ。初回、ツーベースで出塁した岡選手を置いて藤岡選手が
ライトスタンドへ2ラン本塁打を放ち2-0とします。ケガがちな
藤岡選手ですが、昨年よりも打撃は向上しています。
ちなみに岡選手は今日の2塁打で7試合連続二塁打の日本記録タイです。
好調が止まりません。
先発種市投手は4回までバファローズ打線をノーヒットに抑えて
いましたが、6回につかまります。先頭福田選手が死球で出塁し、
森選手の当たりは二ゴロ。ゲッツーを焦ったのか藤岡選手が打球を弾き、
オールセーフ。西川選手、紅林選手に連続適時打がでて同点。
さらに頓宮選手にも適時打を浴び、2-3と一気に逆転されてしまいます。
試合はこのまま進み8回裏、マウンドには昨年までマリーンズに
在籍していたペルドモ投手が上がります。カスティーヨ投手、
ペルドモ投手どちらもバファローズに在籍しています。
両投手と再契約してほしかったです。そしたらもう少しゴニョゴニョ。
この回先頭のソト選手がライトスタンドへ同点本塁打を放ち、
マリーンズに流れを呼び込みます。続く佐藤選手にはストライクが
全く入らず四球出塁。押せ押せです。しかし、中村選手が初球を
送りバント失敗併殺打。これが痛かった。
試合は延長戦にもつれ込みます。10回表、今シーズン未だ
防御率0.00の鈴木投手がマウンドへ。森選手安打、太田選手犠打で
一死二塁となり、打席には小田選手の代打ラオウこと杉本選手。
2球目の変化球を泳ぎながらも振りぬくと打球は伸びてレフトスタンドに
着弾。2点本塁打でバファローズが3-5と勝ち越します。10回裏は
マチャド投手が抑えて試合終了。惜しい試合を落としました。
鈴木投手こんな日もあります。次回からまた抑えればいいのだ。

日曜日の先発はマリーンズ石川投手、バファローズ山下投手です。
石川投手、お帰りなさい。2023年シーズンの開幕投手に指名された直後に
右肩のケガで戦線離脱、手術を受けて2024年開幕は育成契約。
先週支配下登録となり、背番号12が帰ってきました。
今日は初登板と言うことで5回75球。球速は往年の数字ほどではなく、
毎回走者を背負いますが、そこは経験値のある石川投手。要所を締め
無失点でブルペン陣にバトンを渡してくれました。
一方打線は、初回から山下投手に襲い掛かります。
ヒット、四球、死球で二死満塁としてドラフト1位ルーキー上田選手が
ライトへの2点タイムリー。3回には石川投手とバッテリーを組む田村選手が
ライトへ犠牲フライを放ち、3-0とします。バファローズ先発山下投手は、
昨シーズン先発で大活躍し、新人王を獲得した好投手ですが、意外にも
今シーズンは未だ白星なしです。
6回には藤原選手がレフトへタイムリーヒット。そして7回は一死一三塁で
今日まだ未二塁打の岡選手に打席が回ります。そしてついにこの打席で
レフト線を破るツーベースヒットが生まれます。日本プロ野球記録の8試合連続二塁打の偉業達成です。6月の打率.361です。月間MVP確定と
思ったのですが、ホークスの近藤選手が月間打率.413、7本塁打で受賞。
これには勝てません。
試合は7-0でマリーンズが完勝。石川選手に2年ぶりの勝ちがつき、
お立ち台ではいつもの『絶景でぇ~す』が聞かれました。
これから暑くなる季節、ペナントレースの日程もタイトになって
きますから、石川選手の復活は非常に嬉しいです。
今日の試合で6月が終了しました。4試合連続延長戦から始まり、
9者連続ヒットと打たれに打たれ、ノーヒットノーランを食らいと
なんとも厳しい交流戦もありましたが、最後勝てて良しとしましょう。
来月からはもっと勝ち試合を振り返れるよう、選手のみなさん
頑張ってください。

今回はこの辺りで。最後までご覧いただきありがとうございました。

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